ホーム新潟戦レビュー&アウェー富山戦プレビュー
先週末は彦根での年一回のゲーム、新潟アルビレックスBBを相手に、今季初のインターカンファレンス(交流戦)は一勝一敗でした。彦根開催としては過去最多の来場者数を記録し、熱い二日間となりました。
――沢山の大きなご声援を頂き、両日エキサイティングなゲームをすることができました。
前節の連敗やデイビッドの出場停止、また、前節日曜日にジュリアンが負傷し、チーム練習に5割程度の力で合流できたのがゲーム前日の金曜日からという、チーム状態が心身共に決して健康とは言えない状況の中、彦根の大きなホームアドバンテージの力をもらい、チームはとてもよく頑張ってくれました。
この彦根開催までのプロセスには、ジュリアンが練習に参加できない状況で、田中が本来プレーするSFポジションとは違うジュリアンのPFポジションで約1週間練習をしてチームを助けてくれたり、トレーナーの三木と伊藤は土曜日にジュリアンを出場させなければならないプレッシャーと戦いながらミッションを遂行し、チームに支えられたジュリアンはデイビッドが出場できない土曜日に41得点の大活躍をし、チームは困難な状況に立ち向かってくれた1週間でもありました。
また、その中にはチームは改めて準備することの重要性を学べた出来事もあった1週間でした。

初戦はウィーバーを出場停止で欠く中、新潟のチャップマン選手を7点に抑えるなど、ゾーンやダブルチームなどを駆使したチームディフェンスで、互角に渡り合いました。追いつく場面もありましたが、リードを奪えなかったのが響きました。
――初戦はチャンスがあっただけに我々自身は「勝てた」とか「勝ちゲームだった」と考えるべきですが、デイビッド不在の中、屈強な外国籍選手を揃える新潟に1点差のゲームをした選手達はよく頑張りましたし、彼らは讃えられるべきゲームだったと思っています。
1Qこそディフェンスの実行力に欠けるシーンがいくつかあり、ハイスコアを許し後手に回るゲーム展開になりましたが、田中の負傷退場やシーズン序盤のレイクスであれば崩れてしまいそうな状況でも耐え抜くことができ、最後まで集中して1点差でラストポゼッションを獲得できたことは大きな成長だと思います。
その為、翌日に向けプランの変更は無く、ゾーンのポジショニングやダブルチームのタイミングの確認、新潟のディフェンスによって我々にどのようなオープンができるかなど、いくつかの確認と修正で翌日を迎えることができました。
二戦目は1Qで33点と先行したのが奏功しました。3P3本を決めた長谷川もさることながら、4アシストの小林を筆頭に1Qだけでアシスト9本と、ボールがよく動いたオフェンスでしたね。サンバとウィーバーがファールトラブルで、後半はしのぐ展開でしたが、樋口のハッスルをはじめ、一丸で最後までリードを守りきりました。
――2戦目の前半は素晴らしいボールムーブメントができたと思います。
全員がコンセプトに沿ってプレーし、賢くアドバンテージも活用し、美しいオープンをいくつも見ることができました。
小林は1Q残り53秒で長谷川が3Pを決めたのを見ると、その次のポゼッション残り27秒でも、小林は長谷川が3Pを打つオフェンスのコールをし、小林はPGとして長谷川の良さを引き出し、長谷川はそれに応えた素晴らしいプレーでした。
長谷川自身も1Q3:50から3ポゼッション連続でオフェンスを牽引し、2:00にはハッスルプレーで相手からボールを奪い、小林との連携の前から我々に大きくモメンタムを引き寄せてくれていました。
また、ファールトラブルで苦しんだ中、ボールムーブメントで言えば、2Q6:00の横江から樋口、そして樋口から狩野へのアシストがこの試合でのベストパスだったでしょう。
樋口は3Qにもスコアでチームを盛り上げ、重要な活躍で勝利に大きく貢献してくれました。
また、苦しくなりこれまでであったら崩れていたかもしれない4Qに、並里がディフェンスを切り裂き、スコアし、チームを牽引してくれたことも耐えしのぎ持ちこたえられた要因の1つだったと思います。
それぞれがそれぞれの役割を全うした良いゲームだったと思います。
今週はアウェーで富山グラウジーズとの対戦です。城宝、岡田といった元レイクス戦士が所属し、レイクスの田中にとっては古巣との対戦となります。今季ここまで2勝と苦戦している富山ですが、レイクスとしては翌週の中地区首位、川崎ブレイブサンダース戦に向けて、弾みのつく試合としたいですね。
――富山の前節が平日開催でしたので、大阪まで富山のゲームを観に行きましたが、非常にタレントレベルの高いチームで、誰もがビッグショットを決めることのできる危険なチームです。
現在の成績は、主力外国籍選手であるヴァイニー選手の怪我の影響も大きかったと思いますが、それでも中地区の強豪川崎などに接戦を繰り広げており、外国籍選手のコンディションが整えばこれまでの成績とは違ったシーズンを送ることになるでしょう。
特に、岡田選手に関しては、昨シーズンまでの2年間、レイクスは彼を中心としたチームでしたので感慨深いです。
岡田選手や城宝選手、また宇都選手や水戸選手などのタレントに対し、いかにひたむきにチャレンジ出来るかが重要だと思っています。
昨シーズン富山に所属していた田中の為にも、チーム一丸となってレイクスの良さを全面に出し、勝って帰ってきたいと思います。
また、先日発表された日本代表候補選手に、レイクスからは並里、サンバの二人が選ばれました。二人とも初めての選出です。代表には好選手がそろいますが、自分のパフォーマンスを発揮してほしいですね。
――チームから日本代表の候補合宿に呼ばれるのはとても光栄なことで、彼らを誇りに思います。
タフなスケジュールとなっており大変だと思いますが、自分の良さを出し、思い切り良くプレーし、沢山のことを学び吸収して帰って来てもらいたいです。
========================================
過去最多の来場者数で、心強い後押しをもらって勝利を収めた新潟戦。敵地富山でも、レイクスのストロングポイントを出して、目指すは連勝!
☆アウェー富山グラウジーズ戦☆
12/10(土)18:00 TIPOFF、11(日)13:00 TIPOFF
富山市総合体育館
☆来週はクリスマスWEEK!昨季NBL王者に挑む!12/17(土),18(日)vs川崎ブレイブサンダース!
https://www.lakestars.net/news/15834.html
☆#7並里、#3サンバ、日本代表候補に初選出!
https://www.lakestars.net/news/16535.html
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https://www.lakestars.net/news/16251.html
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①2月までのホームゲームチケット発売中!
https://www.lakestars.net/news/15584.html
②オトクなハーフシーズンシートもご用意!
https://www.lakestars.net/news/15595.html
☆チケット購入は今すぐ買えるレイクス公式サイトから!
https://www.lakestars.net/ticket/price/
☆スマホアプリ「Bスマチケ」ならカンタン入場!今ならオリジナル壁紙プレゼント中!
https://www.lakestars.net/news/14276.html
☆レイクスライフを満喫できるLakes Store&Cafe、オープン!アウェーゲーム放送中!
https://www.lakestars.net/news/12777.html
☆みんなでレイクスホームゲームを見に行こう!ウカルちゃんパスのご案内
https://www.lakestars.net/news/12755.html
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また、その中にはチームは改めて準備することの重要性を学べた出来事もあった1週間でした。

初戦はウィーバーを出場停止で欠く中、新潟のチャップマン選手を7点に抑えるなど、ゾーンやダブルチームなどを駆使したチームディフェンスで、互角に渡り合いました。追いつく場面もありましたが、リードを奪えなかったのが響きました。
――初戦はチャンスがあっただけに我々自身は「勝てた」とか「勝ちゲームだった」と考えるべきですが、デイビッド不在の中、屈強な外国籍選手を揃える新潟に1点差のゲームをした選手達はよく頑張りましたし、彼らは讃えられるべきゲームだったと思っています。
1Qこそディフェンスの実行力に欠けるシーンがいくつかあり、ハイスコアを許し後手に回るゲーム展開になりましたが、田中の負傷退場やシーズン序盤のレイクスであれば崩れてしまいそうな状況でも耐え抜くことができ、最後まで集中して1点差でラストポゼッションを獲得できたことは大きな成長だと思います。
その為、翌日に向けプランの変更は無く、ゾーンのポジショニングやダブルチームのタイミングの確認、新潟のディフェンスによって我々にどのようなオープンができるかなど、いくつかの確認と修正で翌日を迎えることができました。
二戦目は1Qで33点と先行したのが奏功しました。3P3本を決めた長谷川もさることながら、4アシストの小林を筆頭に1Qだけでアシスト9本と、ボールがよく動いたオフェンスでしたね。サンバとウィーバーがファールトラブルで、後半はしのぐ展開でしたが、樋口のハッスルをはじめ、一丸で最後までリードを守りきりました。
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小林は1Q残り53秒で長谷川が3Pを決めたのを見ると、その次のポゼッション残り27秒でも、小林は長谷川が3Pを打つオフェンスのコールをし、小林はPGとして長谷川の良さを引き出し、長谷川はそれに応えた素晴らしいプレーでした。
長谷川自身も1Q3:50から3ポゼッション連続でオフェンスを牽引し、2:00にはハッスルプレーで相手からボールを奪い、小林との連携の前から我々に大きくモメンタムを引き寄せてくれていました。
また、ファールトラブルで苦しんだ中、ボールムーブメントで言えば、2Q6:00の横江から樋口、そして樋口から狩野へのアシストがこの試合でのベストパスだったでしょう。
樋口は3Qにもスコアでチームを盛り上げ、重要な活躍で勝利に大きく貢献してくれました。
また、苦しくなりこれまでであったら崩れていたかもしれない4Qに、並里がディフェンスを切り裂き、スコアし、チームを牽引してくれたことも耐えしのぎ持ちこたえられた要因の1つだったと思います。
それぞれがそれぞれの役割を全うした良いゲームだったと思います。
今週はアウェーで富山グラウジーズとの対戦です。城宝、岡田といった元レイクス戦士が所属し、レイクスの田中にとっては古巣との対戦となります。今季ここまで2勝と苦戦している富山ですが、レイクスとしては翌週の中地区首位、川崎ブレイブサンダース戦に向けて、弾みのつく試合としたいですね。
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タフなスケジュールとなっており大変だと思いますが、自分の良さを出し、思い切り良くプレーし、沢山のことを学び吸収して帰って来てもらいたいです。
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過去最多の来場者数で、心強い後押しをもらって勝利を収めた新潟戦。敵地富山でも、レイクスのストロングポイントを出して、目指すは連勝!
☆アウェー富山グラウジーズ戦☆
12/10(土)18:00 TIPOFF、11(日)13:00 TIPOFF
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アウェー京都戦レビュー&ホーム新潟戦プレビュー
名古屋戦快勝の勢いで臨んだ先週末のアウェー京都戦でしたが、惜しくも連敗となってしまいました。2戦目でウィーバーが途中退場となってしまったことも含め、レイクスらしさを出し切れない2試合となってしまいました。
――まず、デイビッドのトラブルにおいて、関係者各位やブースターの皆さんにご心配をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。
起こった事実につきまして、チームとしても真摯に受け止め、より良いゲーム提供に向け今後は一層精進していきたいと思っています。また、そういった状況においても多く方からデイビッドを守ろうと沢山のご声援を頂きました。
本当にありがとうございます。
質問にあるように、ある側面では『レイクスらしさを出し切れない2試合』という見方もあります。
土曜日のジュリアンのテクニカルファールや、日曜日のデイビッドの出来事は相手との接触で起きたことであり、これは大騒ぎすることでもなく、よくあることです。場合によっては相手からファールをもらおうとプレーすることもあるでしょう(これは我々がフロッピングをするという意味ではなく、技術的にファールを受ける可能性の高いプレーを選択するという意味。例えば、初戦4Q開始1回目と2回目のオフェンスのデイビッドのアタックなど)
ジュリアンとデイビッドの出来事が結果論で言えば両日勝敗を大きく左右してしまったことから、我々は我慢の足りないゲームでした。(彼らを責める訳でなく、彼らを我慢させてあげられなかった私とチーム全体の責任です)
しかし、フラストレーションが充満する中、私は『バスケットボールで戦おうとしたレイクスらしい立派なゲーム』の側面も多かったゲームだったと思います。
初戦は出だしの1Qで18-25と京都に先行を許してしまいました。並里がチームトップの20点を挙げるなど奮闘しましたが、「京都さんのやりたいことをやられてしまった」(並里)「準備してきたことが出だしにできなかった」(狩野)と、後手に回ってしまったことが響きました。

――京都は最近上り調子で、我々のその要因を突き止め、いくつかのポイントを重視してゲームに望みました。
しかし、1Qはそのプランのほぼ全てを実行に移すことができず、悪いゲームの入り方をしてしまいました。
スコアのダメージよりも、並里や狩野が言っているように「分かっていたのにやられてしまった」というメンタルダメージや焦りが大きかったと思います。
ただ、3Qはジュリアンがファールトラブルでプレー出来ない中で、京都の日本人ガード陣4人のラインナップに対し、我々も並里・狩野・田中・菅原・長谷川ら日本人ガード陣4人のラインナップで応戦し、追いつくことに成功しました。
これは、今シーズンどんな状況であっても常に前を向いて取り組んでいる選手達の成長の証でしょう。
一方、2戦目はマブンガが1Qだけで17点と活躍し、1Qに24-14とリードしました。京都のシュート成功率も3割台に抑え、レイクスペースで試合に入れただけに、そうした流れをいかに継続させるかが今後の課題になりそうですね。>
――2戦目は、前日のゲームから我々は今回のレフリーの判定のチェックポイントを理解し、それよりファールに対するストレスが無くなり、1Qはとても良いディフェンスができました。
しかし、後半はアグレッシブにディフェンスをしようとしたことから、どうしてもボールに手が出てしまい継続できませんでした。
後半や終盤に崩れたりせず流れを掴むことは、シーズン開幕当初に比べれば良くなってきているゲームが間違いなく多くなってきています。
今回のケースでの課題というのなら、心身共にタフに戦うこと、そして正しくプレーすることを信じ抜くことではないでしょうか。
さて、今週末からは交流戦となります。他地区チームとの対戦が3月末まで続きますが、同地区との対戦にくらべて新たに意識すること、気をつけることなどありますでしょうか。
――スカウティングはしますが、これまで対戦していない直接触れていないという意味で知らない選手が多く、また、20試合ほどしてきますと各カンファレンスでそのカンファレンスの特色のようなものも出てきます。
(例えば、昨シーズンのbjリーグでしたら、ウエスタン・カンファレンスはディフェンシブなチームが多くロースコアのゲームが多かったですが、イースタン・カンファレンスはオフェンシブなチームが多くハイスコアのゲームがよく見られたことや、イーストの方がゾーンディフェンシブを多様するチームが多かったです。)
どのチームもまずは自分達のカンファレンスで上位になることが優先ですから、この交流戦ではシーズン終盤に星勘定で有利に立つ為に、カンファレンス内の戦いに戻る前に多くの勝ち星を積み上げておきたいところでしょう。
スカウティングと実際のゲームではどうしてもギャップが発生してしまうこともありますので(例えば我々のカンファレンスで言えば、三河の金丸選手などはいくらスカウティングしても、実際触れ合わなければ分からない上手さやシュート力がある、など)、自チームのストロングポイントを前面に出すことが重要だと思います。
交流戦初戦は新潟アルビレックスBBを迎え撃ちます。地元出身の元日本代表、五十嵐圭選手が加入し、ガードナー、チャップマンの両外国籍選手も得点ランキング上位と好調です。ウィーバーが初戦は出場停止であることも考えると、一筋縄ではいかない戦いとなりそうですね。
――初戦はデイビッドが出場できませんが、我々はチーム一丸となって勝利を目指したいと思います。
特に強烈なガードナー選手、チャップマン選手、五十嵐選手などにはタフにチャレンジし、年に1度の彦根開催のゲームを皆さんが楽しんでもらえるゲームにしたいと思っています。
========================================
交流戦の皮切りは、年に一度の彦根開催。前節の連敗、そして初戦にデイビッドを欠く中、新潟を相手にレイクスらしいバスケを展開できるか。皆さんの後押しをいただきながら、2016年最後の一ヶ月に臨みます!
☆ホーム新潟アルビレックスBB戦☆
12/3(土)17:00 TIPOFF、4(日)14:00 TIPOFF
彦根市民体育センター
https://www.lakestars.net/news/15422.html
☆クリスマスWEEKは昨季NBL王者に挑む!12/17(土),18(日)vs川崎ブレイブサンダース!
https://www.lakestars.net/news/15834.html
☆反撃の後半戦を見逃すな!年明けのチケット販売中!
①1、2月のホームゲームチケットは一般販売もスタート!
https://www.lakestars.net/news/15584.html
②オトクなハーフシーズンシートもご用意!
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https://www.lakestars.net/news/12777.html
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――まず、デイビッドのトラブルにおいて、関係者各位やブースターの皆さんにご心配をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。
起こった事実につきまして、チームとしても真摯に受け止め、より良いゲーム提供に向け今後は一層精進していきたいと思っています。また、そういった状況においても多く方からデイビッドを守ろうと沢山のご声援を頂きました。
本当にありがとうございます。
質問にあるように、ある側面では『レイクスらしさを出し切れない2試合』という見方もあります。
土曜日のジュリアンのテクニカルファールや、日曜日のデイビッドの出来事は相手との接触で起きたことであり、これは大騒ぎすることでもなく、よくあることです。場合によっては相手からファールをもらおうとプレーすることもあるでしょう(これは我々がフロッピングをするという意味ではなく、技術的にファールを受ける可能性の高いプレーを選択するという意味。例えば、初戦4Q開始1回目と2回目のオフェンスのデイビッドのアタックなど)
ジュリアンとデイビッドの出来事が結果論で言えば両日勝敗を大きく左右してしまったことから、我々は我慢の足りないゲームでした。(彼らを責める訳でなく、彼らを我慢させてあげられなかった私とチーム全体の責任です)
しかし、フラストレーションが充満する中、私は『バスケットボールで戦おうとしたレイクスらしい立派なゲーム』の側面も多かったゲームだったと思います。
初戦は出だしの1Qで18-25と京都に先行を許してしまいました。並里がチームトップの20点を挙げるなど奮闘しましたが、「京都さんのやりたいことをやられてしまった」(並里)「準備してきたことが出だしにできなかった」(狩野)と、後手に回ってしまったことが響きました。

――京都は最近上り調子で、我々のその要因を突き止め、いくつかのポイントを重視してゲームに望みました。
しかし、1Qはそのプランのほぼ全てを実行に移すことができず、悪いゲームの入り方をしてしまいました。
スコアのダメージよりも、並里や狩野が言っているように「分かっていたのにやられてしまった」というメンタルダメージや焦りが大きかったと思います。
ただ、3Qはジュリアンがファールトラブルでプレー出来ない中で、京都の日本人ガード陣4人のラインナップに対し、我々も並里・狩野・田中・菅原・長谷川ら日本人ガード陣4人のラインナップで応戦し、追いつくことに成功しました。
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ホーム名古屋D戦レビュー&アウェー京都戦プレビュー
並里の加入、そして今季初の連勝と、勢いをつけて明日から敵地に乗り込んで京都ハンナリーズとの滋京ダービーを戦うレイクス。
今回の「遠山の地声」は、23日(水・祝)のホーム名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦終了後の記者会見での遠山HCのコメントを中心に、お届けします。

=============
11月唯一のホームゲームに多くの方に来ていただき、皆さんの応援が勝ちにつながりました。多くのブースターの皆さんの熱いご声援に選手たちも喜んでいました。本当にありがとうございます。
両チーム共にフラストレーションを抱えたゲームでしたが、選手が我慢強く戦ってくれました。
開幕から選手達はどんな状況でも辛抱強く取り組み、その中で並里の加入が引き金となりいいテンポのバスケができているので、引き続きステップアップを目指して、今週はタフなスケジュールですが、次節もタフに戦いたいと思います。
(Q.3Qにサンバがファールアウトしてしまったが、その後にどのような指示を出したのか)
代わって入った樋口には、ハッスルを求めました。いい流れで、3Qの終盤でもあったので、ハッスルプレーで乗り切って、4Qにいければと思いました。また、樋口は足が動くので、鵜澤選手など相手の長身のシューターにオープンで打たれないようにしてほしいところでした。よく頑張ってくれたと思います。
(Q.並里への評価)
今日はシュート成功率がよくなかったですが、アジャストできると思いますし、あまり心配はしていません。
シュートに至るまでのプロセスで完全に相手をやっつけていたので、仮にそのシュートを落としたとしても、彼の凄さが際立っていましたので流れが悪くなることはないと思いました。
あとは時間が経てばシュートタッチも戻ってくると思います。ボールハンドラーとして8アシストと、モメンタムをこちらにひきつけるパスも出してくれていました。
(Q.旧NBL勢からの初勝利だが、その勝因は)
ひとつではないと思いますが、悪いリズムのときにみんなで我慢できたことですね。3Qにサンバが頑張ったのが大きかったです。
また、3Q7:40に中東選手にキツイ3Pを決められてから3Q5:00までの約2分半の中で、田中が3Pを決め、オフェンス・リバウンドを2本獲得し、ディフェンスでバーレル選手を2度止め、中東選手のアタックをヘルプで止め、大車輪の働きをしてくれました。
長谷川も、スコア的にはもうひとつかもしれませんが、ディフェンスで頑張ってくれましたし、狩野も終盤のいいところで決めてくれました。これまでは狩野のプレータイムが35分とか長かったのが、長谷川の復帰によって、彼もよりいいプレーができるようになりました。
(Q.スターターで出た長谷川の出来は)
全然だめですね(苦笑)。試合勘というか、彼がケガをする前と後とで、チームのバスケのペースが全然違っていて、アップテンポな速いバスケに対して、頭でわかっていても体がまだついていっていないかなと思います。
ただ、それは時間の問題で、熱く強いハートを持った選手なので、心配はしていません。
========================================
開幕から二ヶ月あまりが経ち、いよいよ反撃開始となったレイクス。シーホース三河が走り始め、そのほかのチームが混戦模様となってきた西地区をさらに面白くするため、この週末の京都戦は負けられません。ライバルをたたき、上位追撃へ!GO!LAKES!
☆アウェー京都ハンナリーズ戦☆
11/26(土)18:00 TIPOFF、27(日)14:00 TIPOFF
ハンナリーズアリーナ
☆アウェーゲームも全試合中継のスポナビライブ!
http://www.softbank.jp/mobile/special/sportsnavi-live/?rc=LAKEST0000000030
☆来週は年に一度の彦根ゲーム!12/3(土)、4(日)vs新潟アルビレックスBB@彦根市民体育センター!
https://www.lakestars.net/news/15422.html
☆クリスマスWEEKは昨季NBL王者に挑む!12/17(土),18(日)vs川崎ブレイブサンダース!
https://www.lakestars.net/news/15834.html
☆反撃の後半戦を見逃すな!年明けのチケット販売開始!
①1、2月のホームゲームチケットはクラブレイクス先行販売から!
https://www.lakestars.net/news/15584.html
②オトクなハーフシーズンシートもご用意!
https://www.lakestars.net/news/15595.html
☆チケット購入は今すぐ買えるレイクス公式サイトから!
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https://www.lakestars.net/news/14276.html
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https://www.lakestars.net/news/12777.html
☆みんなでレイクスホームゲームを見に行こう!ウカルちゃんパスのご案内
https://www.lakestars.net/news/12755.html
今回の「遠山の地声」は、23日(水・祝)のホーム名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦終了後の記者会見での遠山HCのコメントを中心に、お届けします。

=============
11月唯一のホームゲームに多くの方に来ていただき、皆さんの応援が勝ちにつながりました。多くのブースターの皆さんの熱いご声援に選手たちも喜んでいました。本当にありがとうございます。
両チーム共にフラストレーションを抱えたゲームでしたが、選手が我慢強く戦ってくれました。
開幕から選手達はどんな状況でも辛抱強く取り組み、その中で並里の加入が引き金となりいいテンポのバスケができているので、引き続きステップアップを目指して、今週はタフなスケジュールですが、次節もタフに戦いたいと思います。
(Q.3Qにサンバがファールアウトしてしまったが、その後にどのような指示を出したのか)
代わって入った樋口には、ハッスルを求めました。いい流れで、3Qの終盤でもあったので、ハッスルプレーで乗り切って、4Qにいければと思いました。また、樋口は足が動くので、鵜澤選手など相手の長身のシューターにオープンで打たれないようにしてほしいところでした。よく頑張ってくれたと思います。
(Q.並里への評価)
今日はシュート成功率がよくなかったですが、アジャストできると思いますし、あまり心配はしていません。
シュートに至るまでのプロセスで完全に相手をやっつけていたので、仮にそのシュートを落としたとしても、彼の凄さが際立っていましたので流れが悪くなることはないと思いました。
あとは時間が経てばシュートタッチも戻ってくると思います。ボールハンドラーとして8アシストと、モメンタムをこちらにひきつけるパスも出してくれていました。
(Q.旧NBL勢からの初勝利だが、その勝因は)
ひとつではないと思いますが、悪いリズムのときにみんなで我慢できたことですね。3Qにサンバが頑張ったのが大きかったです。
また、3Q7:40に中東選手にキツイ3Pを決められてから3Q5:00までの約2分半の中で、田中が3Pを決め、オフェンス・リバウンドを2本獲得し、ディフェンスでバーレル選手を2度止め、中東選手のアタックをヘルプで止め、大車輪の働きをしてくれました。
長谷川も、スコア的にはもうひとつかもしれませんが、ディフェンスで頑張ってくれましたし、狩野も終盤のいいところで決めてくれました。これまでは狩野のプレータイムが35分とか長かったのが、長谷川の復帰によって、彼もよりいいプレーができるようになりました。
(Q.スターターで出た長谷川の出来は)
全然だめですね(苦笑)。試合勘というか、彼がケガをする前と後とで、チームのバスケのペースが全然違っていて、アップテンポな速いバスケに対して、頭でわかっていても体がまだついていっていないかなと思います。
ただ、それは時間の問題で、熱く強いハートを持った選手なので、心配はしていません。
========================================
開幕から二ヶ月あまりが経ち、いよいよ反撃開始となったレイクス。シーホース三河が走り始め、そのほかのチームが混戦模様となってきた西地区をさらに面白くするため、この週末の京都戦は負けられません。ライバルをたたき、上位追撃へ!GO!LAKES!
☆アウェー京都ハンナリーズ戦☆
11/26(土)18:00 TIPOFF、27(日)14:00 TIPOFF
ハンナリーズアリーナ
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☆来週は年に一度の彦根ゲーム!12/3(土)、4(日)vs新潟アルビレックスBB@彦根市民体育センター!
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☆クリスマスWEEKは昨季NBL王者に挑む!12/17(土),18(日)vs川崎ブレイブサンダース!
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アウェー三河戦レビュー&並里加入について
開幕戦のリベンジマッチとなったシーホース三河戦でしたが、惜しくも連敗となりました。ここまで2勝と苦しむ中、新戦力として並里成選手の加入が発表されました。スラムダンク奨学生の一期生として、常に海外挑戦を目指すなど、向上心のある実力派ポイントガードです。HCは2012-13シーズンの沖縄HC時代に指導していますが、彼のどのような部分に一番期待していますか。
――今シーズンのロスター編成において、いくつかの選択肢の中で、フロントとチームスタッフは最終的に並里の獲得を目指すことで一致しました。
8月初旬に菅原とサンバの獲得を発表してから数ヶ月、10人しかロスターがいないことで多くのブースターや関係者の皆様にご心配をおかけしてしまいましたが、我々には並里獲得という明確な目標があり、その間に他にも何人もの候補選手が出てきた中、協議を重ねながら耐え忍ぶことを選択しました。
当然、我々も並里のNBAの夢とD-Leagueのチャレンジは応援していましたので、並里がD-Leagueにドラフトされた場合のプランも準備していましたが、並里の渡米前から帰国前後にかけて折衝を続けてくれたフロントと、アメリカからすぐに切り替えてレイクスを選択してくれた並里には心から感謝しています。
並里の1番の魅力は何と言っても『ナリトがボールを持つと何かが起こるかも』という期待感だと思います。
この『ボールを持つとワクワクする』という特殊な才能を持っている選手はB.LEAGUEにも数人しかいないでしょう。
私や親しくしているコーチや友人はこれを『並里遊園地』と呼んでいますが、私は並里遊園地を彼が多く表現できる手助けができればと思っています。
また、彼がボールを持つとワクワクするというのは彼の生まれ持った才能ではなく、並里はバスケットに対してとてもプロフェッショナルな人間であり、努力の積み重ねで今のスキルを手に入れた本物の『努力の人』でもあります。
並里には若いチームのバスケットに対しての取り組み方の良い見本になることにも期待していますし、彼の加入によってチーム内競争の激化にも期待しています。
今週末は試合のないバイウィークとなります。合流したばかりの並里がチームになじむ時期としては、恵みの休みとも言えそうです。
――並里の次節出場に対しては時間の無い中で1日でも多くチーム練習に参加しシステムの理解に取り組んで欲しいので、彼にとってはこのバイウィークは良かったと思います。
しかし、並里によって他の選手達がお客さんになるのではなく、レイクスの中に並里が入ってくるのです。
仮に次節まで並里がチームにフィットしなくても、選手達はプライドを持って戦い、レイクスのバスケットで次節を勝利しなければなりません。
並里の加入は素晴らしい朗報で、負けの続いているチームと皆さんにとって明るい話題です。
それと同時に、私は変わらず同じことを言いますが、今のレイクスに自信もプライドも持っています。

三河戦では初戦に田中が負傷と、コンディションの維持も難しいところで、このバイウィークを大事に過ごしたいですね。
――三河戦後、選手達にはまだベストを尽くせていないと話しをしましたが、ここではまずは言い訳に聞こえることは承知で先週末に我々に何があったかを話さなければなりません。
初戦で田中が脳しんとうを起こしてしまい2戦目も出場できなくなってしまいましたが、その前に先週は樋口が風邪を引いて試合当日の合流となっており、その他に初戦でジュリアンが相手選手との接触で膝を捻って負傷してしまい、デイビッドも接触から膝と足首と腰を負傷してしまい、横江も同様に腰を負傷しました。
特にジュリアンとデイビッドは大変で、ジュリアンは翌日も膝が腫れたままで2戦目の午前中はまだ足を真っすぐ伸ばせない状態で、デイビッドも膝と足首の腫れと腰の緊張が強く、彼ら2人に関しては2戦目の午前中は普通に歩くことも出来ず、トレーナーから試合直前まで出場できるかどうかの判断が難しいと言われていました。
また、2戦目の試合中に小林が負傷して出場することができなくなってしまい、チームは文字通り満身創痍で実際は試合に集中するには困難な状況に陥ってしまいました。
ここまでアクシデントが多ければ肉体的にも当然ですが、精神的にかなり大変だったはずです。
1日で大きく状況が変わってしまい準備期間が全く無かった中、実際はチームは本当によく頑張ったと思っています。
ただ、チームにはそれでも勝てる方法があることを知って学んでもらいたかったです。
土曜日も負けてしまいましたし、「じゃあチームがフレッシュであれば100%三河に勝てるのか」といえばそれも別の話ですが、彼らはこれまでよりも困難に立ち向かう方法を知り、成長できたことは間違いありません。
この2連戦は敗れはしましたが、両日ともボールの巡りはよかったように見えました。実際、3P成功率は両日とも40%以上と、20%台にとどまった三河を大きく上回り、オープンショットの多さがうかがえます。アシストも両日とも20近くに上りました。
――チームコンディションの悪い中、選手達は勝利できる方法を見出そうとしてくれました。
三河戦の前節沖縄戦からの4試合とそれまでのゲームとではポゼッションとペースが数値で見てあきらかに向上し、オフェンス・ディフェンスともにエフェシエンシー(オフェンス効率・ディフェンス効率)も向上しました。
オープンを作る理論は変えずに、アップテンポにしスピードを上げることで、よりオープンを作りやすくなりアシスト数と3Pの確率が伸びたのだと思います。
また、三河の3Pを警戒していましたので、3Pに関しては良いディフェンスのエクスキューションができたと思います。
一方で、リバウンドでは38-46、26-45と劣勢に立たされました。ハレルソンに苦戦した大阪戦のように、ゴール下での主導権争いは課題のひとつと言えそうですね。
――リバウンドに関しても警戒して、我々の意図したスポットでシュートを打たせることでリバウンドをコントロールしようとしたり、何人かの強力なリバウンダーがオフェンス・リバウンドに入りづらい仕組みを作ってゲームに臨もうとしましたが、3Pラインのディフェンスと違いリバウンドに関しての実行力は低くなってしまいました。
リバウンドに関しては大きな課題として厳しく取り組まなければならないと思っています。
========================================
勝利にはつながらなかったものの、今後への光明も見えたアウェー三河戦。そして、並里という心強い新戦力を加え、ここからレイクスの逆襲が始まります!今週のバイウィークを経て、来週はアウェー大阪戦、並里のBリーグ初陣はいきなりの古巣との対戦です!
☆アウェー大阪エヴェッサ戦☆
11/18(金)19:00 TIPOFF、19(土)14:00 TIPOFF
サンエイワーク住吉スポーツセンター
https://go-seahorses.jp/news/homegame161105-06.html
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DANCE BATTLE詳細はこちら
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三河戦の前節沖縄戦からの4試合とそれまでのゲームとではポゼッションとペースが数値で見てあきらかに向上し、オフェンス・ディフェンスともにエフェシエンシー(オフェンス効率・ディフェンス効率)も向上しました。
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ホーム琉球戦レビュー&アウェー三河戦プレビュー
先週末、琉球ゴールデンキングスとの対戦で待望の今季2勝目を手にしました。名古屋D、そして大阪と連敗して迎えた琉球戦でしたが、初戦を落とし、試合後には普段より長いミーティングを行って、翌日の2試合目に臨みました。どのようなことを確認したのでしょうか。
――今シーズンは特別な事情が無い限りはあまり声を荒げることはなく、特に多くのゲームに負けていますので、負けが混んでいる中ネガティブになってもらいたくなく、前を向いて取り組んで欲しいと思っていますので、負けて声を荒げることもありません。
敗戦後に色々な人から「相当怒った?」とよく聞かれていましたが、それはありません。なぜなら、今シーズンのレイクスはダラしないことが原因で負けることがありませんし、選手達は常にどうにかして勝とうと努力し、日々ファイトしています。
叱る理由がないのです。
そう言った意味では私は本当に選手に恵まれていると思っていますし、彼らに感謝しています。
初戦の試合後は少し声を荒げました。
それは、前半は攻守共に本当に素晴らしいバスケットを展開したのにも関わらず、後半はコンセプトからズレてしまい、前半のバスケットと自分達自身を信じきれず、違う方法を選択してしまいバラバラになってしまったからです。

前半の自分達の姿にプライドを持ってもらいたかったですし、我々は沢山の試合に負けてもなおプライドを持つべきだと思いました。
なぜなら彼らにはプライドを持つに価する日々の取組みと姿勢、そして前半の素晴らしいバスケットがあるからです。負けが混むことで自分達自身を信じることができなくなったり、プライドを失うわけにはいきません。
2戦目の午前中のミーティングでは特に普段よりも長いことはなく、初戦の前半と後半では具体的にどのような違いがあったか編集した映像で確認し、2戦目のプランを説明しました。
初戦は1Qで琉球のオフェンスを抑えてリードを奪いましたが、ファールのかさんだ後半に流れを失ってしまいました。ターンオーバーが19本と、流れを作れないゲームとなってしまいましたね。
――ファールトラブルが関係していたかしていなかったかを考えれば、関係していました。
ただ、ファールトラブルは前半から起こっており、前半はうまくいきましたが後半は難しい状況でした。
これは、前半はファールトラブルが起こっても『なんとか凌げば』と思えますが、後半にさらにファールがかさむと時間の経過と共に冷静さを失ってしまうことで、状況が常に変わっているからです。
チームは初戦のようなファールトラブルは今シーズン初めての経験でしたので、今回のケースに対するタフネスさが不足していたと思います。
今回のゲームでファールトラブルにおける戦い方がメンタル面も含め学ぶことができました。しかし、今シーズンの他の試合を考えても、後半の失速の本質はファールトラブルだけではないでしょう。
迎えた2戦目は、今季の課題となっていた後半の入り、3Qで琉球を7点に抑えたのが勝因となりました。ゾーンプレスも敷きましたが、どのような意図だったのでしょうか。
――我々は今シーズンのゲームにおいて、多くの時間帯に、時には30分間相手よりも良いバスケットができるものの、後半やどこかのクォーターで失速するゲームが目立っていました。
こういうことに対しては特効薬は難しいので、開幕後の数ゲームはそれでもチームの成長を我慢強く丁寧に待つべきだと考えていましたが、それには多くのゲームに負けてしまい、チーム内でも周囲でもあらゆるストレスが大きくなってしまいました。
初戦の前半のように、上手くいっている素晴らしいバスケットを捨てるわけにはいきませんので、そこで、コンセプトに沿った中で違いを作らなければならないと思い、スコアが伸びない現状からバスケットのペースを上げてポゼッションを多くすることでイージーショットとシュート本数を増やすことと、失速することが多い後半を強制的にアクティブにすることでアグレッシブさを継続させる為に、フルコートプレスを多様すること、また、ゲームに変化をつける為に違ったディフェンスの方法も用意しました。
ポゼッションとペースは、これまでの10試合でウエスタン・カンファレンスで最もポゼッションが多くペースが速かった琉球に対し、この2試合では、レイクスが琉球のこれまでの平均値をポゼッションもペースも数字上で上回れましたので、琉球に走り勝つことができたと思います。
また、ディフェンスでもプレスを織り交ぜながら後半もアグレッシブさを出しモメンタムに乗って実行力と徹底力を持続することができました。
しかし、ただでさえレイクスの選手達は元からとても頑張るのに、2戦目のゲームでは彼らは相当疲れたと思います。この疲労は今後の問題となる可能性もあり、今回の2戦目は上手くいきましたが、やはり、これらと並行して我慢強く丁寧にチームの成長を目指すことも必要だと改めて思いました。
また、サンバが14点7リバウンド、ウィーバーが11点10リバウンドと、センター陣のゴール下での頑張りも効きました。
――我々はデイビッドとサンバを上手く活用できておらず、最近は彼らを効率よく活用する練習をしていましたので、琉球戦で少し結果が出て良かったです。
特に、サンバは今節もアドバンテージがありましたので、チームのエッセンスに従ってサンバのアドバンテージを活用できたと思います。
彼らは、我々のボールムーブの新しい要素として、チームの次のステップアップ要素として取り組んでおり、初戦の後半はそれが間違った方向へいってしまいいくつかの失敗をしてしまいましたが、2日間の多くの時間でそれが形となって表現することができたと思います。
これまではオフェンスの、特にスコアの面で、ジュリアンと狩野の活躍が目立っていましたが、今節ではデイビッドとサンバ、また田中の活躍が光ったと思います。
現状ではたった1,2試合の結果かもしれません。
しかし、デイビッド、サンバ、田中は今節においてステップアップしてくれました。彼ら自身の手で自らの可能性を示してくれた嬉しい瞬間でした。
ジュリアンや狩野はこれまで通り活躍を期待していますし、デイビッドやサンバ、田中やチーム全員のステップアップを私は我慢強く丁寧に期待しています。
アウェーゲームが続く11月、まずは今週末は開幕戦でもぶつかったシーホース三河との再戦です。開幕戦連敗のリベンジマッチですが、リーグトップの3P成功率52.9%の長谷川選手をはじめ、比江島選手、金丸選手ら得点力の高い日本人選手がそろい、2P成功率、3P成功率ともにリーグトップレベルです。開幕戦ではバッツ選手らインサイドでも手を焼きました。敵地での戦いに向け、先日の勝利の勢いで臨みたいですね。
――更には、三河はオフェンス・ディフェンス共にリバウンドのパーセンテージもリーグトップですが、大切なことは、我々が何をするかだと思います。
前節琉球戦のように高い実行力と徹底力を持ち、ハードに戦い、勝利してきたいと思います。
ブースターの皆さんの大きなご声援によって勝利できた琉球戦での皆さんの熱い想いを持って、アウェーの地で戦ってきます。
========================================
負けが込む中、それでもプライドを失わずに前を向き、勝利をつかんだレイクス。この経験を生かし、敵地での戦いが続く11月も乗り切りたいところです。今週末は三河戦、開幕での対戦時から相手も調子を上げてきているところ、それ以上の成長ぶりで勝利をつかみましょう!
☆アウェーシーホース三河戦☆
11/5(土)14:00 TIPOFF、6(日)14:00 TIPOFF
ウィングアリーナ刈谷
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☆アウェーゲームも全試合中継のスポナビライブ!初回1ヶ月無料!
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☆11月は10(木)に開催!クラブレイクス会員限定公開練習!
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敗戦後に色々な人から「相当怒った?」とよく聞かれていましたが、それはありません。なぜなら、今シーズンのレイクスはダラしないことが原因で負けることがありませんし、選手達は常にどうにかして勝とうと努力し、日々ファイトしています。
叱る理由がないのです。
そう言った意味では私は本当に選手に恵まれていると思っていますし、彼らに感謝しています。
初戦の試合後は少し声を荒げました。
それは、前半は攻守共に本当に素晴らしいバスケットを展開したのにも関わらず、後半はコンセプトからズレてしまい、前半のバスケットと自分達自身を信じきれず、違う方法を選択してしまいバラバラになってしまったからです。
前半の自分達の姿にプライドを持ってもらいたかったですし、我々は沢山の試合に負けてもなおプライドを持つべきだと思いました。
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初戦は1Qで琉球のオフェンスを抑えてリードを奪いましたが、ファールのかさんだ後半に流れを失ってしまいました。ターンオーバーが19本と、流れを作れないゲームとなってしまいましたね。
――ファールトラブルが関係していたかしていなかったかを考えれば、関係していました。
ただ、ファールトラブルは前半から起こっており、前半はうまくいきましたが後半は難しい状況でした。
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迎えた2戦目は、今季の課題となっていた後半の入り、3Qで琉球を7点に抑えたのが勝因となりました。ゾーンプレスも敷きましたが、どのような意図だったのでしょうか。
――我々は今シーズンのゲームにおいて、多くの時間帯に、時には30分間相手よりも良いバスケットができるものの、後半やどこかのクォーターで失速するゲームが目立っていました。
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ポゼッションとペースは、これまでの10試合でウエスタン・カンファレンスで最もポゼッションが多くペースが速かった琉球に対し、この2試合では、レイクスが琉球のこれまでの平均値をポゼッションもペースも数字上で上回れましたので、琉球に走り勝つことができたと思います。
また、ディフェンスでもプレスを織り交ぜながら後半もアグレッシブさを出しモメンタムに乗って実行力と徹底力を持続することができました。
しかし、ただでさえレイクスの選手達は元からとても頑張るのに、2戦目のゲームでは彼らは相当疲れたと思います。この疲労は今後の問題となる可能性もあり、今回の2戦目は上手くいきましたが、やはり、これらと並行して我慢強く丁寧にチームの成長を目指すことも必要だと改めて思いました。
また、サンバが14点7リバウンド、ウィーバーが11点10リバウンドと、センター陣のゴール下での頑張りも効きました。
――我々はデイビッドとサンバを上手く活用できておらず、最近は彼らを効率よく活用する練習をしていましたので、琉球戦で少し結果が出て良かったです。
特に、サンバは今節もアドバンテージがありましたので、チームのエッセンスに従ってサンバのアドバンテージを活用できたと思います。
彼らは、我々のボールムーブの新しい要素として、チームの次のステップアップ要素として取り組んでおり、初戦の後半はそれが間違った方向へいってしまいいくつかの失敗をしてしまいましたが、2日間の多くの時間でそれが形となって表現することができたと思います。
これまではオフェンスの、特にスコアの面で、ジュリアンと狩野の活躍が目立っていましたが、今節ではデイビッドとサンバ、また田中の活躍が光ったと思います。
現状ではたった1,2試合の結果かもしれません。
しかし、デイビッド、サンバ、田中は今節においてステップアップしてくれました。彼ら自身の手で自らの可能性を示してくれた嬉しい瞬間でした。
ジュリアンや狩野はこれまで通り活躍を期待していますし、デイビッドやサンバ、田中やチーム全員のステップアップを私は我慢強く丁寧に期待しています。
アウェーゲームが続く11月、まずは今週末は開幕戦でもぶつかったシーホース三河との再戦です。開幕戦連敗のリベンジマッチですが、リーグトップの3P成功率52.9%の長谷川選手をはじめ、比江島選手、金丸選手ら得点力の高い日本人選手がそろい、2P成功率、3P成功率ともにリーグトップレベルです。開幕戦ではバッツ選手らインサイドでも手を焼きました。敵地での戦いに向け、先日の勝利の勢いで臨みたいですね。
――更には、三河はオフェンス・ディフェンス共にリバウンドのパーセンテージもリーグトップですが、大切なことは、我々が何をするかだと思います。
前節琉球戦のように高い実行力と徹底力を持ち、ハードに戦い、勝利してきたいと思います。
ブースターの皆さんの大きなご声援によって勝利できた琉球戦での皆さんの熱い想いを持って、アウェーの地で戦ってきます。
========================================
負けが込む中、それでもプライドを失わずに前を向き、勝利をつかんだレイクス。この経験を生かし、敵地での戦いが続く11月も乗り切りたいところです。今週末は三河戦、開幕での対戦時から相手も調子を上げてきているところ、それ以上の成長ぶりで勝利をつかみましょう!
☆アウェーシーホース三河戦☆
11/5(土)14:00 TIPOFF、6(日)14:00 TIPOFF
ウィングアリーナ刈谷
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ホーム大阪戦レビュー&ホーム琉球戦プレビュー
先週末はホームでの関西ダービー、大阪エヴェッサ戦でしたが、連敗を喫してしまいました。西地区の上位浮上を狙うライバルとの対決、痛い連敗となってしまいましたね。
――確かに痛い連敗であり、我々の現在の勝率も非常に良くなく、厳しい状況です。全員今の結果を重く受け止めています。
我々はこの大阪戦においてこれまでで最も悪いゲームをしてしまいました。それは、負けが続いているとによっての不安や焦り、混乱や成功例を中々作れないことからの自信喪失など精神的ストレスが大きく関わっていると思います。
しかし、私は日曜日の試合後、チームに「ファイトしたのであれば胸を張るべきだ」と伝えました。
我々のチームには負けてヘラヘラしたり敗戦を軽んじる人間は1人もいません。シュートが入るとか、うまくディフェンスするとか、試合巧者、勝ち方を知っている、などは才能だけではなくスキルや経験として身に付けることが可能な部分は多いですが、レイクスの選手達の素晴らしいハートは彼らの才能です。この困難な状況の中でファイトした彼らは胸を張るべきであり、顔を上げ、彼らのハートがあれば必ず負の連鎖・負のスパイラルを食い止め乗り越えられるはずです。
そして、チームは今日も楽観的ではなく危機感を持って明るく丁寧に取り組んでくれました。
彼らは先週の土日の時点での彼らのベストを尽くし、沢山のポジティブなプレーを見せてくれました。
その為、私は全く悲観的ではありません。

初戦は1Qは先行しましたが、その後は大阪の強みであるリバウンド、そして新外国籍選手ハレルソンらの3Pシュートに手を焼き、4割以上の高確率で決められ、60-76で落としました。相手のストロングポイントを抑えられない一方、オン1の時間帯にサンバを抑えられたように、こちらのアドバンテージが十分に生かしきれない場面もありました。
――このゲームは、『アドバンテージの争奪戦』でした。どちらのチームにもアドバンテージとディスアドバンテージがあり、我々にはサンバのサイズ、大阪にはハレルソン選手と根来選手のペリメーターというアドバンテージがありました。
大阪はサンバにハレルソン選手を、ジュリアンに根来選手をマッチアップさせ、ジュリアンと根来選手のミスマッチにはダブルチームで対応し我々のアドバンテージを消しました。
対して我々はハレルソン選手と根来選手のペリメーターでのアドバンテージを消すことができず、結果的には大阪にアドバンテージを奪取されてしまいました。
私は最初のプランを22分間引っぱり、次の方法を選択してからの5分間で3つのターンオーバーをさせることに成功しましたが、大阪のガード陣やハレルソン選手にオフェンスリバウンドにハッスルされ、大きな流れを掴むには至りませんでした。
翌日の二戦目は、狩野が序盤から飛ばして、1Qだけで11点を挙げました。ここ4試合連続で二桁得点と、調子を上げてきたのは頼もしいですね。
――狩野はシュートの打つタイミングや打ち方、またアタックからのスコアやパスなど常に考えながら練習に取組み、本当にステップアップを目指しています。
また、徹底マークされるので常に掴まれ押されで大変だと思いますが、フィジカル面も向上しており、プレーの強度も上がってきています。
そして、キツければキツイほど頑張る異常な選手で、自分自身の努力に関して絶対的な自信を持っています。
これらが意味することは、彼はもっと成長するということです。
当時私がマネージャーだったチームに狩野の高校が年に2回ほど毎年合宿に来ていましたので、私は狩野が高校1年生の頃から知っていますが、高校1年生当時の狩野にも、大学4年生の狩野にも、今の狩野にも、いつも感動しています。狩野はそういう選手です。
ただ、この日も1Qのリードを前半で追いつかれ、後半に突き放されてしまいました。今季は後半に得点が伸び悩んでおり、ここ4試合は後半の得点がいずれも30点以下です。二日目の試合後会見で、HCはスタミナを課題のひとつに挙げていましたが、この勝負どころをどう乗り切るかは大きな課題です。
――スタミナも、身体的なスタミナとメンタル・スタミナやメンタル・タフネスの問題もあります。もちろん戦術的な問題も技術的な問題もあります。即効性のある解決策を見出せているかは別として、その多くの理由は分かっています。
重要なのは、我々は構造上でのオープンの作り方を理解してきていることです。
実際にこの日のゲームでも、もし我々が対戦相手だったら守ることが非常に困難なオープンを数多く作っています。それも対戦相手にワザと空けられたオープンではなく、意図したオープンです。
明日、誰かがいきなり40得点するチームではありませんが、全員が2点か4点向上させてプラス20〜30点を目指しているチームです。安易な方法を解決と捉えるのは危険な思想ですが、何かのキッカケで状況が変わる可能性はありますので、コンセプトの中で現在よりスコアを取る為のキッカケをいくつか試みています。
選手達は誰一人投げやりにならず全員必死にどうにかしようと努力し、意図したオープンという信じられるものがあるのであれば、我々は丁寧にチャレンジし続け、その”課題”は我々にとってポジティブなものになるでしょう。
今週からは西地区との二巡目の対戦となります。10/1,2のアウェーでの対戦で連敗した琉球ゴールデンキングスを迎え撃ちますが、琉球も今季加入したモー・チャーロとの契約解除に踏み切り、チームのてこ入れを図りました。二巡目を迎え、どのチームもチームの修正、相手への対応を図り、よりハードな試合となりそうですね。
――最初に書いたように危機感はありますが私は悲観的ではありません。今週の週初めの練習もワクワクして体育館に行きました。
この状況において悲観的にならずワクワクしてるなんて、頭が狂っているように思われるかもしれませんが、選手達やスタッフが私をそういう気にさせてくれるのでしょう。
スタッフは毎日とてもハードワークをしてくれ、選手達はこの状況に打ち勝とうととても真剣です。
私は「こうプレーをすれば絶対にもっと上手くいく」と思って体育館に行き、我々は全員でファイトしています。
琉球はチャーロ選手が解約解除になりましたが、チームに完璧にフィットしてはいなかったと思います。そういう意味では、より良いチームとなって今週のゲームを迎えることになります。
しかし、私は今週も勝利することを信じ、チーム・スタッフ・ブースターの皆さんと全員でファイトできることを楽しみにしています。
========================================
大阪に連敗し、西地区5チームとの10戦でわずか1勝にとどまったレイクス。しかし、この苦境がステップアップへの生みの苦しみと信じて、チームは前を向いていきます。今こそ、レイクスファミリー一体となって、この状況を打開していく時です。
今週末から西地区との二巡目の対戦。前回連敗した琉球へのリベンジを果たしましょう!
☆2週連続ホームゲーム第2弾!昨季bj王者を迎え撃つ!ホーム琉球ゴールデンキングス戦☆
10/30(日)14:00 TIPOFF、31(月)19:10 TIPOFF
ウカルちゃんアリーナ
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今週末から西地区との二巡目の対戦。前回連敗した琉球へのリベンジを果たしましょう!
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アウェイ名古屋D戦レビュー&ホーム大阪戦プレビュー
先週末は西地区首位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦でした。初戦の試合後にHCが「日々取り組んできたことが大外れではなかった」と述べたように、好調の首位チームを相手に両日とも互角の展開でした。それだけに、後半に流れを失っての連敗は悔しいですね。
――日々の取組み、そして名古屋戦への準備には良い面と良くない面がありました。
京都戦後の週明けの練習前に、数人の選手に「ノブが怪我で抜けたことで『いつもと同じ週』ではなくなった。それぞれがノブを補わなければならない。ノブの良さをよく考え、皆んなでノブの穴を埋めて欲しい」と伝えました。
その中で、特に菅原が私の話をよく『聞き』、『考え』、そしてコート上で『実行』してくれた週で、菅原は練習中からディフェンスでハッスルし、いつもの練習よりも積極的にスコア(特にペリメーターシュート)に絡み、目に見えてステップアップしてノブの穴を埋めようとしてくれていました。
単に『考え』てノブの分まで頑張ろうと『思う』だけでなく、それをコート上の練習で『行動』に移す菅原の姿勢が、我々により良いものをもたらしてくれました。
それとは裏腹に、土曜日に試合会場に到着した時のチームの雰囲気がとても緩く、私から見ればまるで6連勝でもしているような感じでした。(当然、6連勝しているチームはそんな緩い雰囲気にはなりませんが)
ゲームに向け良い意味でリラックスしているのではなく、ゲームと勝利への準備に対して緩い雰囲気です。幸いレイクスの選手達は話せばすぐに分かってくれる集団ですので、すぐに理解してくれたと思いますが、そう簡単で甘いものではありません。
サッカープレミアリーグ、マンチェスター・シティ監督のペップ・グアルディオラが、チーム全員にクラブハウスで朝食と昼食を共にすることを義務づけ、更にクラブハウス内ではインターネット回線を遮断し携帯が使用できない外部と隔離された厳しい環境を作っていると、報道されていますが、なぜペップ・グアルディオラはそのようなことをしたのでしょうか?
それは、徹底的に管理された環境をつくり、強制的に選手にサッカーに集中させる為、だと私は思います。
違う視点で考えれば、世界最高水準の選手でさえ『それぐらいしなければ集団として集中することは難しい』ということだと思います。
ペップ・グアルディオラの方法が正しいかどうかは私には分かりません。しかし、現在世界最高の監督の1人と言われている監督がそうすると言うことは、規則はそれほど重要でチームの集中はそれほど大変だということは間違いないでしょう。
我々は、菅原の姿勢から、ステップアップの為には『聞いて』『みて』『考える』にプラス『行動』する重要性を学び、また、チーム全員で集中した環境を作り出す重要性を学びました。

初戦は名古屋のターンオーバーを着実に得点につなげ、リードして折り返しましたが、前半でマブンガ、ウィーバーがともに3ファールとファールトラブルに見舞われ、徐々に流れを奪われてしまいました。計20本のターンオーバーももったいない展開でした。
――ゲームは予想通りの部分が多く、我々のプランや準備したディフェンスの方法を実行すれば名古屋を止めることができるということが分かり、選手達も手応えを感じることができた側面と、それ以外の部分、特に名古屋の個人個人のサイズとフィジカルが、レイクスの選手達の予想以上だったという側面があったゲームでした。
また、ジュリアンとデイビッドのファールトラブルという今シーズン初めての予想外の出来事によって、ゲームのリズムが乱れた側面もありました。
我々は、名古屋のゾーンプレスとゾーンディフェンスを警戒してゲームに望みましたが、想像よりも大きくフィジカルな選手に囲まれるプレスへの対応に時間がかかり、多くのターンオーバーを犯してしまいました。
特に、3Qではリバウンドとターンオーバーで10回のポゼッションの差が出てポゼッション・ゲームで劣勢となり、シュート本数も名古屋の半分になってしまいました。
私としては、ゾーンプレスとゾーンに対しての対策について、選手達は私からの指示通りに準備してくれていただけに、予想以上の状況で彼らを助けてあげることが出来ずとても悔しい思いです。
続く2戦目も開始1分でサンバが立て続けにファールを重ねてしまい、3-12と大きく先行されてしまいましたが、代わって出場した樋口が5リバウンドと奮闘し、前半をリードして折り返しました。代わったメンバーが結果を出したのは頼もしいですね。
――サンバは2戦目においていくつかの方法を間違ってしまいましたが、名古屋戦後、より素直になり、ビデオを見直し、伸也やジュリアンに意見や方法を聞き、挽回しようと取り組んでいます。それが大事ですし、私はサンバが失敗したことよりも、今の姿勢が嬉しいです。
また、樋口も持ち前の泥臭さ、ハッスルでチームに勢いを注入してくれ、大きく貢献してくれました。樋口は夏の練習で、チーム練習前の個人練習ですでに吐くほどワークアウトする真面目で一生懸命な選手です。そんな樋口がハッスルすることでチームに勢いがつき、またオフェンス・リバウンドを多く獲得することで実質的なポゼッションを増やしてくれ、良い状態で前半を終えることができました。
彼らはオンザコート1の時間帯にプレーすることが多く、マッチアップでアドバンテージが取れるなど、どのチームにとっても鍵となるポジションでプレーする選手達です。彼らのステップアップに期待しています。
ただ、後半はバーレル、張本など名古屋の主力に要所で得点を許しました。「ここ一番でビッグショットを決められたのが痛かった」と横江キャプテンが振り返っていましたが、終盤にこちらが8秒バイオレーションやフリースローのミスなどで見せた隙を突かれた形でした。>
――確かに重要な局面でビッグショットを決められ、特に4Q残り2:27の張本選手の3Pは強烈でした。
しかし、その時にマッチアップしていたジュリアンは正しい方法で守り、良いディフェンスをし、その上で張本選手に難しいシュートを決められてしまいました。これは、極端に言えば交通事故のようなもので、ジュリアンは悪くなく、仕方が無いシュートでした。同じ様に、レイクスも4Q7:33に横江が、5:37にジュリアンが相手からしたら交通事故のようなシュートを決めています。
しかし、張本選手の3Pでチームは平常心を無くしてしまいました。
ここで重要なのは、張本選手のビッグショットは『我々のミスではない』のです。それまでは2点差だったのがこのショットで5点差になり、結果的に流れを一気に奪われてしまいましたが、我々はこのショットを気にするよりも、ミスではなく、我々は正しくディフェンスしていたのであれば、自信を持って約2分半で5点差を逆転することに迅速にフォーカスしなければなりませんでした。約2分半で5点差が逆転されることなど、バスケットボールではよくあることです。
また、ミスではないビッグショットを気にするよりも、我々はそれ以前にあった小さなミスを消して行くことの方を遥かに気にするべきです。
ミスもスコア等と同様に、もし1人の選手は1回しかミスをしていなくても、チーム全員が1回ずつミスをすると10回になります。「自分の1回ぐらいのミスはいいや」から「チームの為に自分は1つでもミスを少なくする」に考え方をシフトし、もっと強く集団責任を持つことが大切だと改めて認識させられたゲームでした。
バスケットは”流れのスポーツ”ですので、小さなことにこだわることでこちらに流れを引き寄せ、ゲームのリズムによって終盤の相手のビッグショットがバッドショットに変わる手助けをしてくれます。
私自身は、残り2分半に5点差になり、チームが平常心を失っても、それでも彼らを勝たせる為にまだ私にもできることがあったと信じていますし、それができなく彼らを勝者にする手助けができなかったことがとても悔しいです。
今週末からは2週連続のホームゲームです。まずは大阪エヴェッサとの関西ダービー。レイクス1勝、大阪2勝とともに波に乗れないチーム同士の対戦、上位浮上へのきっかけをつかみたいところです。大阪は新加入のハレルソンがリーグトップの1試合平均リバウンド13.6本。外も得意で、3%成功率は40.4%と手ごわい新戦力です。相馬、綿貫ら日本人シューターにも注意したいところです。
――名古屋初戦の試合後、田中が「夜、部屋に行っていいですか?絶対勝ちたいからコーチと話したい」と夜にホテルの私の部屋に来てくれ、一緒に試合の映像を見ながら話し合いました。
後に聞いたところ、サンバも伸也の部屋を訪ね、一緒に試合を見たようです。
ジュリアンは毎週末できる限り私や伸也と一緒に試合を見直そうとし、それができない時はメールで私に意見やアドバイスを求めてきます。
大阪もこれまでの対戦相手と同様に強敵です。しかし、レイクスの選手達のこの姿勢があれば、我々はステップアップでき、勝利できると信じています。
========================================
首位名古屋Dに連敗を喫しましたが、選手たちの闘志はまったく衰えていません。この苦境を糧に、さらなるステップアップを目指すレイクス。今週末からは2週連続のホームゲーム、まずは大阪エヴェッサを迎え撃ちます。
上位追撃のためには負けられない両チーム。両チームの意地がぶつかり合う関西ダービー、ホームウカルちゃんアリーナをレイクスブルーで染め上げて、選手たちと共に連勝をつかみましょう!
☆2週連続ホームゲーム第1弾!燃える関西ダービー!ホーム大阪エヴェッサ戦☆
10/22(土)18:00 TIPOFF、23(日)14:00 TIPOFF
ウカルちゃんアリーナ
☆ゲーム情報はこちら
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――日々の取組み、そして名古屋戦への準備には良い面と良くない面がありました。
京都戦後の週明けの練習前に、数人の選手に「ノブが怪我で抜けたことで『いつもと同じ週』ではなくなった。それぞれがノブを補わなければならない。ノブの良さをよく考え、皆んなでノブの穴を埋めて欲しい」と伝えました。
その中で、特に菅原が私の話をよく『聞き』、『考え』、そしてコート上で『実行』してくれた週で、菅原は練習中からディフェンスでハッスルし、いつもの練習よりも積極的にスコア(特にペリメーターシュート)に絡み、目に見えてステップアップしてノブの穴を埋めようとしてくれていました。
単に『考え』てノブの分まで頑張ろうと『思う』だけでなく、それをコート上の練習で『行動』に移す菅原の姿勢が、我々により良いものをもたらしてくれました。
それとは裏腹に、土曜日に試合会場に到着した時のチームの雰囲気がとても緩く、私から見ればまるで6連勝でもしているような感じでした。(当然、6連勝しているチームはそんな緩い雰囲気にはなりませんが)
ゲームに向け良い意味でリラックスしているのではなく、ゲームと勝利への準備に対して緩い雰囲気です。幸いレイクスの選手達は話せばすぐに分かってくれる集団ですので、すぐに理解してくれたと思いますが、そう簡単で甘いものではありません。
サッカープレミアリーグ、マンチェスター・シティ監督のペップ・グアルディオラが、チーム全員にクラブハウスで朝食と昼食を共にすることを義務づけ、更にクラブハウス内ではインターネット回線を遮断し携帯が使用できない外部と隔離された厳しい環境を作っていると、報道されていますが、なぜペップ・グアルディオラはそのようなことをしたのでしょうか?
それは、徹底的に管理された環境をつくり、強制的に選手にサッカーに集中させる為、だと私は思います。
違う視点で考えれば、世界最高水準の選手でさえ『それぐらいしなければ集団として集中することは難しい』ということだと思います。
ペップ・グアルディオラの方法が正しいかどうかは私には分かりません。しかし、現在世界最高の監督の1人と言われている監督がそうすると言うことは、規則はそれほど重要でチームの集中はそれほど大変だということは間違いないでしょう。
我々は、菅原の姿勢から、ステップアップの為には『聞いて』『みて』『考える』にプラス『行動』する重要性を学び、また、チーム全員で集中した環境を作り出す重要性を学びました。

初戦は名古屋のターンオーバーを着実に得点につなげ、リードして折り返しましたが、前半でマブンガ、ウィーバーがともに3ファールとファールトラブルに見舞われ、徐々に流れを奪われてしまいました。計20本のターンオーバーももったいない展開でした。
――ゲームは予想通りの部分が多く、我々のプランや準備したディフェンスの方法を実行すれば名古屋を止めることができるということが分かり、選手達も手応えを感じることができた側面と、それ以外の部分、特に名古屋の個人個人のサイズとフィジカルが、レイクスの選手達の予想以上だったという側面があったゲームでした。
また、ジュリアンとデイビッドのファールトラブルという今シーズン初めての予想外の出来事によって、ゲームのリズムが乱れた側面もありました。
我々は、名古屋のゾーンプレスとゾーンディフェンスを警戒してゲームに望みましたが、想像よりも大きくフィジカルな選手に囲まれるプレスへの対応に時間がかかり、多くのターンオーバーを犯してしまいました。
特に、3Qではリバウンドとターンオーバーで10回のポゼッションの差が出てポゼッション・ゲームで劣勢となり、シュート本数も名古屋の半分になってしまいました。
私としては、ゾーンプレスとゾーンに対しての対策について、選手達は私からの指示通りに準備してくれていただけに、予想以上の状況で彼らを助けてあげることが出来ずとても悔しい思いです。
続く2戦目も開始1分でサンバが立て続けにファールを重ねてしまい、3-12と大きく先行されてしまいましたが、代わって出場した樋口が5リバウンドと奮闘し、前半をリードして折り返しました。代わったメンバーが結果を出したのは頼もしいですね。
――サンバは2戦目においていくつかの方法を間違ってしまいましたが、名古屋戦後、より素直になり、ビデオを見直し、伸也やジュリアンに意見や方法を聞き、挽回しようと取り組んでいます。それが大事ですし、私はサンバが失敗したことよりも、今の姿勢が嬉しいです。
また、樋口も持ち前の泥臭さ、ハッスルでチームに勢いを注入してくれ、大きく貢献してくれました。樋口は夏の練習で、チーム練習前の個人練習ですでに吐くほどワークアウトする真面目で一生懸命な選手です。そんな樋口がハッスルすることでチームに勢いがつき、またオフェンス・リバウンドを多く獲得することで実質的なポゼッションを増やしてくれ、良い状態で前半を終えることができました。
彼らはオンザコート1の時間帯にプレーすることが多く、マッチアップでアドバンテージが取れるなど、どのチームにとっても鍵となるポジションでプレーする選手達です。彼らのステップアップに期待しています。
ただ、後半はバーレル、張本など名古屋の主力に要所で得点を許しました。「ここ一番でビッグショットを決められたのが痛かった」と横江キャプテンが振り返っていましたが、終盤にこちらが8秒バイオレーションやフリースローのミスなどで見せた隙を突かれた形でした。>
――確かに重要な局面でビッグショットを決められ、特に4Q残り2:27の張本選手の3Pは強烈でした。
しかし、その時にマッチアップしていたジュリアンは正しい方法で守り、良いディフェンスをし、その上で張本選手に難しいシュートを決められてしまいました。これは、極端に言えば交通事故のようなもので、ジュリアンは悪くなく、仕方が無いシュートでした。同じ様に、レイクスも4Q7:33に横江が、5:37にジュリアンが相手からしたら交通事故のようなシュートを決めています。
しかし、張本選手の3Pでチームは平常心を無くしてしまいました。
ここで重要なのは、張本選手のビッグショットは『我々のミスではない』のです。それまでは2点差だったのがこのショットで5点差になり、結果的に流れを一気に奪われてしまいましたが、我々はこのショットを気にするよりも、ミスではなく、我々は正しくディフェンスしていたのであれば、自信を持って約2分半で5点差を逆転することに迅速にフォーカスしなければなりませんでした。約2分半で5点差が逆転されることなど、バスケットボールではよくあることです。
また、ミスではないビッグショットを気にするよりも、我々はそれ以前にあった小さなミスを消して行くことの方を遥かに気にするべきです。
ミスもスコア等と同様に、もし1人の選手は1回しかミスをしていなくても、チーム全員が1回ずつミスをすると10回になります。「自分の1回ぐらいのミスはいいや」から「チームの為に自分は1つでもミスを少なくする」に考え方をシフトし、もっと強く集団責任を持つことが大切だと改めて認識させられたゲームでした。
バスケットは”流れのスポーツ”ですので、小さなことにこだわることでこちらに流れを引き寄せ、ゲームのリズムによって終盤の相手のビッグショットがバッドショットに変わる手助けをしてくれます。
私自身は、残り2分半に5点差になり、チームが平常心を失っても、それでも彼らを勝たせる為にまだ私にもできることがあったと信じていますし、それができなく彼らを勝者にする手助けができなかったことがとても悔しいです。
今週末からは2週連続のホームゲームです。まずは大阪エヴェッサとの関西ダービー。レイクス1勝、大阪2勝とともに波に乗れないチーム同士の対戦、上位浮上へのきっかけをつかみたいところです。大阪は新加入のハレルソンがリーグトップの1試合平均リバウンド13.6本。外も得意で、3%成功率は40.4%と手ごわい新戦力です。相馬、綿貫ら日本人シューターにも注意したいところです。
――名古屋初戦の試合後、田中が「夜、部屋に行っていいですか?絶対勝ちたいからコーチと話したい」と夜にホテルの私の部屋に来てくれ、一緒に試合の映像を見ながら話し合いました。
後に聞いたところ、サンバも伸也の部屋を訪ね、一緒に試合を見たようです。
ジュリアンは毎週末できる限り私や伸也と一緒に試合を見直そうとし、それができない時はメールで私に意見やアドバイスを求めてきます。
大阪もこれまでの対戦相手と同様に強敵です。しかし、レイクスの選手達のこの姿勢があれば、我々はステップアップでき、勝利できると信じています。
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首位名古屋Dに連敗を喫しましたが、選手たちの闘志はまったく衰えていません。この苦境を糧に、さらなるステップアップを目指すレイクス。今週末からは2週連続のホームゲーム、まずは大阪エヴェッサを迎え撃ちます。
上位追撃のためには負けられない両チーム。両チームの意地がぶつかり合う関西ダービー、ホームウカルちゃんアリーナをレイクスブルーで染め上げて、選手たちと共に連勝をつかみましょう!
☆2週連続ホームゲーム第1弾!燃える関西ダービー!ホーム大阪エヴェッサ戦☆
10/22(土)18:00 TIPOFF、23(日)14:00 TIPOFF
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ホーム京都戦レビュー&アウェイ名古屋D戦プレビュー
先週の京都戦、第2戦で待望のBリーグ初白星を手にしました。おめでとうございます。初戦を落とした後の記者会見で珍しく「私も選手も辛いですが、ブースターの皆さんも、レイクスに関わるすべての皆さんが辛いと思います」と述べていましたが、この一勝まではHC自身、とても長く感じたのではないでしょうか。
――ありがとうございます。
私はよく色々なところで「今年のチームは良い」と言っていますが、それにはいくつかの理由があります。
まず、選手全員がハッスルでき、ファイターで、ハートが素晴らしく、とても素直で明るく、リーダーシップを持っている選手が多いこと。
また、全員がアンセルフィッシュでチームプレーヤーであること。
次に、選手全員がディフェンスの意識が高く、ディフェンスにファイトできること。
これらのメンタリティとディフェンスの意識があることが前提の上で、全員をコート上に送り出すことが可能になります。
そして、オフェンス面では、全員がそれぞれの得意なシュートを打てる様にシステムを設計しており、もしオープンができていなければ大問題ですが、実際に過去6試合で我々は多くのオープンを作り出し、それぞれのフェイバリットショットを打っています。
全員がディフェンスを頑張れることが前提の上で、特定の誰かのスコアに頼ること無く、全員がすでにオープンを作ることに成功しているそれぞれのフェイバリットショットを、あと1〜2本(2点〜4点)ずつ決めるだけで、現在選手は10名ですので我々のスコアはあと20点〜40点伸びる計算になり、過去6試合にこのスコアを足しても勝利する可能性はとても高くなると思います。
簡単に言えば、前提の上でそれぞれがあと1〜2回得意なシュートを決めれば勝つという可能性です。
更に、どの試合でもアドバンテージを作り出せる選手が必ず1〜2名いること。
私はこれらの理由から「今年のチームは良い」と言っています。
1勝まで長かったか短かったかは分かりません。
ただ、毎日ベストを尽くしたいと思いステップアップを目指しているだけです。
私は選手達の可能性を信じています。
辛いのは、負けることで選手達が自分達自身の可能性を疑ってしまったり、ブースターの皆さんが我々の可能性を疑ってしまうことです。

初戦は京都の大黒柱、コッツァーにリバウンドで圧倒され、好調だった長谷川は途中で負傷退場。さらに、接戦を演じるも4Qに突き放されるという今季過去2節でも見られた展開で、非常に厳しい敗戦でした。
――長谷川は15分間の出場で15得点という素晴らしいパフォーマンスを見せてくれていましたので、チームにとって厳しい負傷退場となってしまいましたし、本人もとても悔しかったと思います。
少し時間のかかる怪我となってしまい、大きな決断をしてレイクスに来てくれた選手ですので焦りも出てしまうかもしれませんが、ここはすでに彼の家であり、我々は家族ですので、レイクスが長谷川から逃げてしまうことはありません。
どうか、ブースターの皆さんも長谷川の力になってあげて欲しいと思います。
4Qはオフェンスもディフェンスも精彩を欠き、雑なプレーが多くなってしまい、過去のゲームと似た様なシチュエーションになってしまいました。
しかし、我々はその中でも何が悪くどうしなければならないのかを理解していました。
ただ、それは簡単なことではありません。
例えば、昨シーズンのEuro Leagueの決勝でも、CSKA MoscowがFenerbahce Istanbulに前半終了時点で20点差リード、4Q残り9分の時点でも17点差でリードしていましたが、4Qラスト20秒で逆転された試合がありました。(結果的には延長に突入し、CSKA Moscowが優勝しましたが)
4Qはそれほど難しく、相手が強敵であれば尚更です。

今季はここまで各節とも2戦目に苦戦していただけに、翌日が心配されましたが、チームはリバウンドの課題を修正するなど、すばらしいカムバックを見せました。どのような指示で試合に臨んだのでしょうか。
――まずは、初戦の4Qに何があったのかを午前中のフィルム・セッションで確認し、ディフェンスでは我々の方法を丁寧に実行すれば12点の失点を減らせたこと、オフェンスではいくつかの魅力的なオープンができていたことを確認しました。
オフェンスリバウンドを取られたシーンも確認し、どうしなければならないか、そしてどうにかできそうだということを共有しました。
また、初戦のゲーム終了後、狩野から「このプレーをされるとディフェンス側としては守りづらいので、自分達のオフェンスのこのプレーを多くしたい」という建設的な意見をもらいました。
狩野からコミュニケーションのお陰で、我々はまた1つ共通認識の下でプレーできる媒体をもらい、それが2戦目の我々の平常心を助けてくれました。
その他、私からの指示は、「もし試合中にフラストレーションに負けそうになったら、ノブの腕を見ろ」という長谷川に助けてもらった試合でもあったと思います。
この2戦目はチームで計15アシスト、そしてジュリアン、ウィーバー、菅原、サンバ、横江の5人が二桁得点と、ボールがよく動くレイクスらしいバスケが展開できました。この日の試合運びがひとつの理想の形といえるのではないでしょうか。
――全員よくボールを動かし、それぞれがステップアップしてくれたゲームだったと思います。
樋口のレイアップの2点や田中の3Pも、チームを大きく勢いづかせてくれた重要なショットでした。
特に、長谷川不在の中、菅原が攻守共に躍動し活躍してくれ大きく勝利に貢献してくれました。
このように、例えばそれぞれが1%ずつ、全員で合わせて10%ステップアップできるチームになっていければと思っています。
この勢いで、今週末は現在西地区首位と好調の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(三菱電機)と敵地で対戦します。リーグ4位の3Pシュート成功率52.9%の笹山選手をはじめ、昨季NBL新人王の中東など若手の実力派が多く、チーム全体の3P成功率40%はリーグ2位。バーレル、ティルマンの外国籍選手2人も1試合平均20点近くをあげており、手ごわいですね。
――今シーズンのこれまでの実績や数字を見ると名古屋がこれまでで最も手強いチームかもしれません。
しかし、選手は何も恐れていませんし、今週も勝って帰ってくる気でいます。
我々は今週もステップアップを目指し、チャレンジャーとして我々らしく戦いたいと思います。
========================================
ついにつかんだB.LEAGUE初白星。長谷川の欠場など苦境の中でつかんだ一勝は、今後への自信につながるはずです。今週末は首位名古屋Dとの対戦。混戦の西地区に食らいつくためにも、連勝を期待しましょう!
☆首位に挑戦!アウェイ名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦☆
10/15(土)14:00 TIPOFF、16(日)14:00 TIPOFF
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――ありがとうございます。
私はよく色々なところで「今年のチームは良い」と言っていますが、それにはいくつかの理由があります。
まず、選手全員がハッスルでき、ファイターで、ハートが素晴らしく、とても素直で明るく、リーダーシップを持っている選手が多いこと。
また、全員がアンセルフィッシュでチームプレーヤーであること。
次に、選手全員がディフェンスの意識が高く、ディフェンスにファイトできること。
これらのメンタリティとディフェンスの意識があることが前提の上で、全員をコート上に送り出すことが可能になります。
そして、オフェンス面では、全員がそれぞれの得意なシュートを打てる様にシステムを設計しており、もしオープンができていなければ大問題ですが、実際に過去6試合で我々は多くのオープンを作り出し、それぞれのフェイバリットショットを打っています。
全員がディフェンスを頑張れることが前提の上で、特定の誰かのスコアに頼ること無く、全員がすでにオープンを作ることに成功しているそれぞれのフェイバリットショットを、あと1〜2本(2点〜4点)ずつ決めるだけで、現在選手は10名ですので我々のスコアはあと20点〜40点伸びる計算になり、過去6試合にこのスコアを足しても勝利する可能性はとても高くなると思います。
簡単に言えば、前提の上でそれぞれがあと1〜2回得意なシュートを決めれば勝つという可能性です。
更に、どの試合でもアドバンテージを作り出せる選手が必ず1〜2名いること。
私はこれらの理由から「今年のチームは良い」と言っています。
1勝まで長かったか短かったかは分かりません。
ただ、毎日ベストを尽くしたいと思いステップアップを目指しているだけです。
私は選手達の可能性を信じています。
辛いのは、負けることで選手達が自分達自身の可能性を疑ってしまったり、ブースターの皆さんが我々の可能性を疑ってしまうことです。
初戦は京都の大黒柱、コッツァーにリバウンドで圧倒され、好調だった長谷川は途中で負傷退場。さらに、接戦を演じるも4Qに突き放されるという今季過去2節でも見られた展開で、非常に厳しい敗戦でした。
――長谷川は15分間の出場で15得点という素晴らしいパフォーマンスを見せてくれていましたので、チームにとって厳しい負傷退場となってしまいましたし、本人もとても悔しかったと思います。
少し時間のかかる怪我となってしまい、大きな決断をしてレイクスに来てくれた選手ですので焦りも出てしまうかもしれませんが、ここはすでに彼の家であり、我々は家族ですので、レイクスが長谷川から逃げてしまうことはありません。
どうか、ブースターの皆さんも長谷川の力になってあげて欲しいと思います。
4Qはオフェンスもディフェンスも精彩を欠き、雑なプレーが多くなってしまい、過去のゲームと似た様なシチュエーションになってしまいました。
しかし、我々はその中でも何が悪くどうしなければならないのかを理解していました。
ただ、それは簡単なことではありません。
例えば、昨シーズンのEuro Leagueの決勝でも、CSKA MoscowがFenerbahce Istanbulに前半終了時点で20点差リード、4Q残り9分の時点でも17点差でリードしていましたが、4Qラスト20秒で逆転された試合がありました。(結果的には延長に突入し、CSKA Moscowが優勝しましたが)
4Qはそれほど難しく、相手が強敵であれば尚更です。
今季はここまで各節とも2戦目に苦戦していただけに、翌日が心配されましたが、チームはリバウンドの課題を修正するなど、すばらしいカムバックを見せました。どのような指示で試合に臨んだのでしょうか。
――まずは、初戦の4Qに何があったのかを午前中のフィルム・セッションで確認し、ディフェンスでは我々の方法を丁寧に実行すれば12点の失点を減らせたこと、オフェンスではいくつかの魅力的なオープンができていたことを確認しました。
オフェンスリバウンドを取られたシーンも確認し、どうしなければならないか、そしてどうにかできそうだということを共有しました。
また、初戦のゲーム終了後、狩野から「このプレーをされるとディフェンス側としては守りづらいので、自分達のオフェンスのこのプレーを多くしたい」という建設的な意見をもらいました。
狩野からコミュニケーションのお陰で、我々はまた1つ共通認識の下でプレーできる媒体をもらい、それが2戦目の我々の平常心を助けてくれました。
その他、私からの指示は、「もし試合中にフラストレーションに負けそうになったら、ノブの腕を見ろ」という長谷川に助けてもらった試合でもあったと思います。
この2戦目はチームで計15アシスト、そしてジュリアン、ウィーバー、菅原、サンバ、横江の5人が二桁得点と、ボールがよく動くレイクスらしいバスケが展開できました。この日の試合運びがひとつの理想の形といえるのではないでしょうか。
――全員よくボールを動かし、それぞれがステップアップしてくれたゲームだったと思います。
樋口のレイアップの2点や田中の3Pも、チームを大きく勢いづかせてくれた重要なショットでした。
特に、長谷川不在の中、菅原が攻守共に躍動し活躍してくれ大きく勝利に貢献してくれました。
このように、例えばそれぞれが1%ずつ、全員で合わせて10%ステップアップできるチームになっていければと思っています。
この勢いで、今週末は現在西地区首位と好調の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(三菱電機)と敵地で対戦します。リーグ4位の3Pシュート成功率52.9%の笹山選手をはじめ、昨季NBL新人王の中東など若手の実力派が多く、チーム全体の3P成功率40%はリーグ2位。バーレル、ティルマンの外国籍選手2人も1試合平均20点近くをあげており、手ごわいですね。
――今シーズンのこれまでの実績や数字を見ると名古屋がこれまでで最も手強いチームかもしれません。
しかし、選手は何も恐れていませんし、今週も勝って帰ってくる気でいます。
我々は今週もステップアップを目指し、チャレンジャーとして我々らしく戦いたいと思います。
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ついにつかんだB.LEAGUE初白星。長谷川の欠場など苦境の中でつかんだ一勝は、今後への自信につながるはずです。今週末は首位名古屋Dとの対戦。混戦の西地区に食らいつくためにも、連勝を期待しましょう!
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アウェイ琉球戦レビュー&ホーム京都戦プレビュー
アウェイ沖縄に乗り込んでの琉球ゴールデンキングス戦でしたが、無念の連敗となりました。前節の三河戦と同じく、初戦を接戦の末に落としたのが痛かったですね。
――初戦の勝敗を左右する最も大きなポイントとなったプレーは、4Q 6:20からのマクヘンリー選手のアタックで、この1つのプレーが勝敗を決めたゲームでした。
あまりにもインパクトの強い、ゲームのモメンタムが変わる危険なプレーだった為、直後にタイムアウトを取り、我々もインサイドアタックを試みましたが失敗し、次のポゼッションでもまたマクヘンリー選手のアタックからオープンを作られ、シュートを決められてしまいました。
マクヘンリー選手はゲームの最も重要な瞬間と勝負所において、このゲームで最も力強いプレーで琉球を勝利に導きました。
「無念」や「痛かった」という表現は確かにそうかもしれませんが、我々が現在取り組んでいるプロセスの中ではそれはネガティブな表現です。
我々は三河の橋本選手、比江島選手、金丸選手の勝負所でシュートを決めきる力強さや、マクヘンリー選手のプレーから勝負を決する力強さを学ぶことができました。
それは簡単なことではないかもしれません。だから彼らは日本を代表する選手であり、長い間bjリーグのベストプレーヤーだったのです。
しかし、今の我々にとっては必要な経験で、現に4Qラスト2:50からは狩野が力強く3連続でスコアとアシストでゲームを1点差まで戻してくれました。
選手達は初戦の試合後、レギュラーシーズンのたった1試合に負けただけで悔しくて涙する人達です。
「無念」や「痛かった」よりも、私は「彼らならより力強い勝者になれる」と思いました。

初戦は9-25、2戦目は6-21と、両日ともに1Qに大きく出遅れたのが響きました。なかなかインサイドを突けず、外からも攻めあぐねたようでしたが、試合前のゲームプランとのギャップがあったのでしょうか。
――初戦と2戦目の1Qのスコアは同じようですが、内容は全く違うものでした。
初戦1Qはスコアこそ伸びませんでしたが、正しくプレーし、良いシュートを打っており、必要なことはディフェンスの少しの修正だけでした。しかも、そのディフェンスの修正は選手達自身もすぐに理解しており、お互い声を掛け合っていました。
その為、このゲームは必ず追いつくと思っていたので、初戦は1Qに1度もタイムアウトを取らず、選手には「プレーは凄く良いから、このまま続けてくれれば必ず追いつく」と伝え2Qに追いつくことに成功し、3Qに逆転することができました。
対して、2戦目の1Qはコンセプトに従わずにプレーし、共通認識が無く、悪いシュートが多かったので「今日は危ない」と思い、1Q途中でタイムアウトを取りました。
当然、琉球も前日からの修正と対応がありましたが、ビデオを見直しても我々は共通認識の下でプレーしておらず、いくつかの原則原理に従わずバラバラにプレーしていました。
共通認識とルールは集団の行動を助けます。
たとえシュートが決まらなくても、共通認識の下でプレーすれば自分達が正しくプレーしているこを理解でき、平常心でプレーすることができます。
それが2戦目はバラバラにプレーしてしまい、焦りから丁寧さを失い悪いプレーが多くなってしまいました。
点数はほぼ同じでも初戦は内容が良く、2戦目は悪かったです。
プランよりも、実行力の違いだったと思います。
一方、2Qや3Qのオン1の時間帯は、サンバがインサイドで奮闘しました。帰化選手としてのアドバンテージが生かせた形ではないでしょうか。
――サンバはとてもよく頑張ってくれました。
サンバは自分の帰化選手としての重要性を理解してくれており、今回の琉球戦でもプランの中でサンバでアドバンテージを取ることを強調しました。
特に、初日はPER 40 (40分換算)で見れば20得点12リバウンド2ブロックと外国籍選手と遜色無い働きを見せ、+/-でも両日サンバの出場している時間帯は我々がリードしています。
サンバは向上心が高く真面目なハードワーカーで、英語も日本語も話すことができるので積極的に通訳も手伝ってくれる心優しい人間でもあります。
当然、帰化選手で違いを作り出せるプレーヤーとしてもっとステップアップが必要ですが、彼は毎日真摯に取り組んでおり、彼なら成長していくことができるでしょう。
初戦は同点で最終クォーターを迎え、2戦目も3Qに一ケタ台まで点差を縮めるなど、両日とも勝機の見える時間帯がありました。残り5分でリードを守りきれなかった三河戦の初戦も含め、あと一歩で勝ちきれない、その原因は戦術的な部分か、あるいは精神的な部分か、はたまた体力的な部分か、どこにあると見ていますか。
――それはとても難しい質問で、もしその答えが簡単で解決方法を簡単に手に入れることができれば我々は勝ちきれていますし、今後もほとんどの試合に勝つことができるでしょう。
琉球戦の週の練習では、我々は琉球のトランジションの速さを警戒しようと練習に取組み、長谷川は私が言わなくても練習中にチームメイトに素早く戻ることを促し、ディフェンスを入れない5人の動きの確認の練習でも「セーフティーに戻ろう」とチームに話してくれました。
長谷川は試合中も懸命に速くディフェンスに戻り、最後列からチームメイトに大声でディフェンスを呼びかける姿がとても印象的でした。
「勝ちきれない」原因は、戦術的・精神的・体力的な部分もありますし、その他の理由もあります。
しかし、長谷川のような姿勢があれば、それが今後「勝ちきれた」要因になるでしょう。
今週末はBリーグ初の滋京ダービー、ホーム京都ハンナリーズ戦です。リーグ屈指のシューター岡田優介選手を補強し、昨季アーリーエントリーで加入した小島選手も好調です。インサイドで相変わらずの存在感を見せるコッツァー選手と合わせ、今季も手ごわい相手ですね。
――B.LEAGUEになっても変わらない滋京ダービーをとても楽しみにしています。
bjリーグ時代からの通算成績では現在はレイクスがやや劣っていると思いますので取り返していきたいと思っています。
また、隣接する県同士ということで多くのブースターが白熱することが予想され、それが両チームを更にヒートアップさせてくれるでしょう。
昨シーズンのアーリーエントリーで加わった小島選手や岡田選手、また新外国籍選手の補強などで昨シーズン以上にレベルアップした京都だと思いますが、京都をリスペクトし、全力でチャレンジしたいと思っています。
写真提供:B.LEAGUE
========================================
アウェイ琉球で惜しくも連敗して迎えるライバル対決。勝利があと一歩まで見えているだけにもどかしいですが、まだまだシーズンはこれから。ダービー戦で、今季のレイクスの力を存分に見せたいところです。
京都との通算対戦成績は現在23勝26敗。3つの負け越しを今季どこまで盛り返せるか。今シーズン唯一の、ホームでの滋京ダービー。もちろん狙うはBリーグ初白星、そして連勝です!
☆B.LEAGUE初の滋京ダービー!8(土)は麒麟・田村裕も来場!ホーム京都ハンナリーズ戦
10/8(土)18:00 TIPOFF、9(日)14:00 TIPOFF
ウカルちゃんアリーナ
https://www.lakestars.net/news/13038.html
――初戦の勝敗を左右する最も大きなポイントとなったプレーは、4Q 6:20からのマクヘンリー選手のアタックで、この1つのプレーが勝敗を決めたゲームでした。
あまりにもインパクトの強い、ゲームのモメンタムが変わる危険なプレーだった為、直後にタイムアウトを取り、我々もインサイドアタックを試みましたが失敗し、次のポゼッションでもまたマクヘンリー選手のアタックからオープンを作られ、シュートを決められてしまいました。
マクヘンリー選手はゲームの最も重要な瞬間と勝負所において、このゲームで最も力強いプレーで琉球を勝利に導きました。
「無念」や「痛かった」という表現は確かにそうかもしれませんが、我々が現在取り組んでいるプロセスの中ではそれはネガティブな表現です。
我々は三河の橋本選手、比江島選手、金丸選手の勝負所でシュートを決めきる力強さや、マクヘンリー選手のプレーから勝負を決する力強さを学ぶことができました。
それは簡単なことではないかもしれません。だから彼らは日本を代表する選手であり、長い間bjリーグのベストプレーヤーだったのです。
しかし、今の我々にとっては必要な経験で、現に4Qラスト2:50からは狩野が力強く3連続でスコアとアシストでゲームを1点差まで戻してくれました。
選手達は初戦の試合後、レギュラーシーズンのたった1試合に負けただけで悔しくて涙する人達です。
「無念」や「痛かった」よりも、私は「彼らならより力強い勝者になれる」と思いました。

初戦は9-25、2戦目は6-21と、両日ともに1Qに大きく出遅れたのが響きました。なかなかインサイドを突けず、外からも攻めあぐねたようでしたが、試合前のゲームプランとのギャップがあったのでしょうか。
――初戦と2戦目の1Qのスコアは同じようですが、内容は全く違うものでした。
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その為、このゲームは必ず追いつくと思っていたので、初戦は1Qに1度もタイムアウトを取らず、選手には「プレーは凄く良いから、このまま続けてくれれば必ず追いつく」と伝え2Qに追いつくことに成功し、3Qに逆転することができました。
対して、2戦目の1Qはコンセプトに従わずにプレーし、共通認識が無く、悪いシュートが多かったので「今日は危ない」と思い、1Q途中でタイムアウトを取りました。
当然、琉球も前日からの修正と対応がありましたが、ビデオを見直しても我々は共通認識の下でプレーしておらず、いくつかの原則原理に従わずバラバラにプレーしていました。
共通認識とルールは集団の行動を助けます。
たとえシュートが決まらなくても、共通認識の下でプレーすれば自分達が正しくプレーしているこを理解でき、平常心でプレーすることができます。
それが2戦目はバラバラにプレーしてしまい、焦りから丁寧さを失い悪いプレーが多くなってしまいました。
点数はほぼ同じでも初戦は内容が良く、2戦目は悪かったです。
プランよりも、実行力の違いだったと思います。
一方、2Qや3Qのオン1の時間帯は、サンバがインサイドで奮闘しました。帰化選手としてのアドバンテージが生かせた形ではないでしょうか。
――サンバはとてもよく頑張ってくれました。
サンバは自分の帰化選手としての重要性を理解してくれており、今回の琉球戦でもプランの中でサンバでアドバンテージを取ることを強調しました。
特に、初日はPER 40 (40分換算)で見れば20得点12リバウンド2ブロックと外国籍選手と遜色無い働きを見せ、+/-でも両日サンバの出場している時間帯は我々がリードしています。
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しかし、長谷川のような姿勢があれば、それが今後「勝ちきれた」要因になるでしょう。
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B.LEAGUE初戦、ホーム三河戦レビュー&アウェイ琉球戦プレビュー
いよいよB.LEAGUEのファーストシーズンが始まりました。これまで以上の熱気にあふれたホーム「ウカルちゃんアリーナ」でしたが、実際にコートで指揮を執って、昨季までとの違いを感じましたか。
――まず、日本のバスケットボールが大きく変わり、B.LEAGUEという新しいリーグで今シーズンも滋賀レイクスターズで指揮を執れることを幸運に、光栄に思っています。
野球やサッカーに続くバスケットボールの『第三のメジャースポーツ化』へ向け、微力ながら尽力に努めたいと思っており、レイクスのバスケットがスポーツの美しさとバスケットボールの面白さを表現し、滋賀県民の皆さんをもっと熱狂的に、そして日本中にバスケットの魅力を伝えていきたいと強い使命感と覚悟を持って取り組んでいきたいと思っています。
また、日本のバスケットボールの発展と強化、更にはオリンピック出場とメダル獲得に向け、レイクスのバスケットと選手達が少しでも貢献できるよう力強く励んでいきたいと思っています。
さて、開幕戦では沢山のブースターの皆さんにウカルちゃんアリーナに足を運んで頂き、改めて幸せを噛み締めた開幕戦でした。
アリーナ内の側壁には液晶パネルが張られ、今まではコートの四つ角に置かれていたスピーカーも、天井からの吊り下げ式で倍の数となりボリュームも増し、よりエンターテイメント性が増したと思います。
また、細かい所を言えば、コート外の床に敷いてあるシートが昨シーズンまでは緑色の養生シートだったのが黒いシートに変わり、よりコートが映えるようになっていました。
また、アリーナ内にLakes store & cafeがオープンし、レイクスをもっと楽しめるようになったと思います。
何よりも一番の違いは、ブースターの皆さんのB.LEAGUEと新生レイクスへの注目度だったと思います。『どんなゲームになるのだろう』『このゲームの先に何が待っているのだろう』という雰囲気がアリーナ内に入った瞬間に感じた第一印象でした。
初戦の相手は昨季NBL準優勝、今季も優勝候補に挙げられるシーホース三河でした。今季のBリーグのレベルを計るには絶好の相手だったかと思いますが、この二戦のチームの戦いぶりをどう評価していますか。
――結果としては悔しい連敗となってしまいましたが、優勝候補の名門クラブを相手にチームはよく頑張ったと思います。
9月に入り12日間で8試合というタフなスケジュールでプレシーズン期のゲームをこなし、その中で自分達がコンセプトに沿ってプレーしている時は良いバスケットができることは理解していました。
この開幕戦両日も随所に、そして多くの時間で選手達は良いバスケットをし、彼らの可能性を示してくれました。
今年のチームは全員がアンセルフィッシュネスのメンタリティーを持っており、ディフェンスに対する意識も高いです。何よりも、ファイトする姿勢、声を出してチームメイトを鼓舞し合い、どんな状況でも戦い抜き、チームと選手達の素晴らしい魅力が敗戦の中でも見ることができました。これらの意識と姿勢は彼らの宝物です。
お互いに協力し合うことでこれらを継続していければ、我々は必ずステップアップできると信じています。

両日共に目立ったのはジュリアン・マブンガの活躍でした。激しいマークにあいながらも、両日ともに20点以上をあげ、時にはポイントガードも務めるなど、彼の働きがチームを構成する大きな要素である左右することが再確認されました。
――ジュリアンは様々な状況でアドバンテージを作り出せる特殊な能力を持ったユニークなプレーヤーです。また、自分によって生まれたアドバンテージをチームに活かそうとするメンタリティーも持っています。
今シーズンは昨シーズンよりも彼の仕事は多く、全てのポジションでプレーしていますのでまだ不慣れな部分もありますが、それも彼の成長要素、そしてチームの成長要素だと思っています。
一方、インサイドの強さや外からの正確なシュート力など、三河の強みをチームとして十分に抑えきれない場面も目立ちました。今後の課題も見えたのではないでしょうか。
――今後の課題は山ほどあり、頭が痛いです。それも、明確に分かっている課題もあれば、まだボヤけていてハッキリとは見えていない課題も潜んでいるでしょう。
しかし、7月に集まったばかりの新しいレイクスにおいては成長課題だとポジティブに考えるべきだと思っています。
例えば、今日の練習でも田中が「三河戦でディフェンスの◯◯◯が困ったから◯◯◯の練習がしたい。その為には今やっているドリルを△△△したらできると思う」と重要な意見を言ってきてくれました。
私は今のドリルでまかなえると思っていましたが、田中の意見がドリルをより質の高い練習に変化させてくれました。
日本を代表する選手達とそれぞれ優れた外国籍選手をズラリ揃えている三河が強いことは最初分かっていることであり、彼らは我々が持っていない能力を持っていることも分かっています。課題はすぐに解決できないことの方が多いでしょう。
しかし今日の田中のように課題の解決に意欲的で、ステップアップを求め、困難に立ち向かっていけるのがこのチームの素晴らしさの1つだと思います。
今週末はアウェイで琉球ゴールデンキングスとの対戦です。東京で行われたアルバルク東京(トヨタ自動車)とのB.LEAGUE開幕戦では熱戦を繰り広げ、昨季所属した波多野が活躍するなど、今季も手ごわいチームですね。
――沖縄は昨シーズンのbjリーグのチャンピオンチームであり、そのほとんどの選手が残り、更に新戦力も補強しより優れたチームとなっています。
B.LEAGUE開幕戦ではアルバルク東京と熱戦を広げ、波多野選手は幾度となく目を奪われるようなハッスルをし、沖縄のラインナップとバスケットにフィットし沖縄はより手強い相手となっているでしょう。
我々は当然、沖縄の対策をしてゲームに望みますが、まずは我々の良さを表現することが最も大切だと思っています。
それでは、B.LEAGUE初年度を共に戦ってくれるブースターの皆さんに、メッセージをお願い致します。
――日本のバスケットが大きく変わる歴史的な瞬間を、レイクスブースターの皆さんと共にできることを心から嬉しく思っています。
今シーズンのレイクスには素晴らしいハートを持った選手が揃っています。彼らはきっと皆さんの心に響くバスケットをし、レイクスに新しく素晴らしいカルチャーを作っていくでしょう。
我々は一つです。
ブースターの皆さんには選手の”熱いハート”があり、選手には”日本一のブースト”がついています。一緒にB.LEAGUEを戦い抜きましょう!
今シーズンも熱いご声援をよろしくお願い致します。
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いよいよ始まったレイクスのB.LEAGUEファーストシーズン。初戦、強豪三河を相手に敗れたものの、闘志みなぎるプレーを見せた選手たちの姿に、期待も膨らみました。
今週末はアウェイ琉球戦。待望のB.LEAGUE初白星、そして連勝を手に帰ってきてれくれるはず。来週の滋京ダービー、ホーム京都戦につながる内容を期待しましょう!
☆来週はB.LEAGUE初の滋京ダービー!ホーム京都ハンナリーズ戦
10/8(土)18:00 TIPOFF、9(日)14:00 TIPOFF
ウカルちゃんアリーナ
https://www.lakestars.net/news/13038.html
――まず、日本のバスケットボールが大きく変わり、B.LEAGUEという新しいリーグで今シーズンも滋賀レイクスターズで指揮を執れることを幸運に、光栄に思っています。
野球やサッカーに続くバスケットボールの『第三のメジャースポーツ化』へ向け、微力ながら尽力に努めたいと思っており、レイクスのバスケットがスポーツの美しさとバスケットボールの面白さを表現し、滋賀県民の皆さんをもっと熱狂的に、そして日本中にバスケットの魅力を伝えていきたいと強い使命感と覚悟を持って取り組んでいきたいと思っています。
また、日本のバスケットボールの発展と強化、更にはオリンピック出場とメダル獲得に向け、レイクスのバスケットと選手達が少しでも貢献できるよう力強く励んでいきたいと思っています。
さて、開幕戦では沢山のブースターの皆さんにウカルちゃんアリーナに足を運んで頂き、改めて幸せを噛み締めた開幕戦でした。
アリーナ内の側壁には液晶パネルが張られ、今まではコートの四つ角に置かれていたスピーカーも、天井からの吊り下げ式で倍の数となりボリュームも増し、よりエンターテイメント性が増したと思います。
また、細かい所を言えば、コート外の床に敷いてあるシートが昨シーズンまでは緑色の養生シートだったのが黒いシートに変わり、よりコートが映えるようになっていました。
また、アリーナ内にLakes store & cafeがオープンし、レイクスをもっと楽しめるようになったと思います。
何よりも一番の違いは、ブースターの皆さんのB.LEAGUEと新生レイクスへの注目度だったと思います。『どんなゲームになるのだろう』『このゲームの先に何が待っているのだろう』という雰囲気がアリーナ内に入った瞬間に感じた第一印象でした。
初戦の相手は昨季NBL準優勝、今季も優勝候補に挙げられるシーホース三河でした。今季のBリーグのレベルを計るには絶好の相手だったかと思いますが、この二戦のチームの戦いぶりをどう評価していますか。
――結果としては悔しい連敗となってしまいましたが、優勝候補の名門クラブを相手にチームはよく頑張ったと思います。
9月に入り12日間で8試合というタフなスケジュールでプレシーズン期のゲームをこなし、その中で自分達がコンセプトに沿ってプレーしている時は良いバスケットができることは理解していました。
この開幕戦両日も随所に、そして多くの時間で選手達は良いバスケットをし、彼らの可能性を示してくれました。
今年のチームは全員がアンセルフィッシュネスのメンタリティーを持っており、ディフェンスに対する意識も高いです。何よりも、ファイトする姿勢、声を出してチームメイトを鼓舞し合い、どんな状況でも戦い抜き、チームと選手達の素晴らしい魅力が敗戦の中でも見ることができました。これらの意識と姿勢は彼らの宝物です。
お互いに協力し合うことでこれらを継続していければ、我々は必ずステップアップできると信じています。

両日共に目立ったのはジュリアン・マブンガの活躍でした。激しいマークにあいながらも、両日ともに20点以上をあげ、時にはポイントガードも務めるなど、彼の働きがチームを構成する大きな要素である左右することが再確認されました。
――ジュリアンは様々な状況でアドバンテージを作り出せる特殊な能力を持ったユニークなプレーヤーです。また、自分によって生まれたアドバンテージをチームに活かそうとするメンタリティーも持っています。
今シーズンは昨シーズンよりも彼の仕事は多く、全てのポジションでプレーしていますのでまだ不慣れな部分もありますが、それも彼の成長要素、そしてチームの成長要素だと思っています。
一方、インサイドの強さや外からの正確なシュート力など、三河の強みをチームとして十分に抑えきれない場面も目立ちました。今後の課題も見えたのではないでしょうか。
――今後の課題は山ほどあり、頭が痛いです。それも、明確に分かっている課題もあれば、まだボヤけていてハッキリとは見えていない課題も潜んでいるでしょう。
しかし、7月に集まったばかりの新しいレイクスにおいては成長課題だとポジティブに考えるべきだと思っています。
例えば、今日の練習でも田中が「三河戦でディフェンスの◯◯◯が困ったから◯◯◯の練習がしたい。その為には今やっているドリルを△△△したらできると思う」と重要な意見を言ってきてくれました。
私は今のドリルでまかなえると思っていましたが、田中の意見がドリルをより質の高い練習に変化させてくれました。
日本を代表する選手達とそれぞれ優れた外国籍選手をズラリ揃えている三河が強いことは最初分かっていることであり、彼らは我々が持っていない能力を持っていることも分かっています。課題はすぐに解決できないことの方が多いでしょう。
しかし今日の田中のように課題の解決に意欲的で、ステップアップを求め、困難に立ち向かっていけるのがこのチームの素晴らしさの1つだと思います。
今週末はアウェイで琉球ゴールデンキングスとの対戦です。東京で行われたアルバルク東京(トヨタ自動車)とのB.LEAGUE開幕戦では熱戦を繰り広げ、昨季所属した波多野が活躍するなど、今季も手ごわいチームですね。
――沖縄は昨シーズンのbjリーグのチャンピオンチームであり、そのほとんどの選手が残り、更に新戦力も補強しより優れたチームとなっています。
B.LEAGUE開幕戦ではアルバルク東京と熱戦を広げ、波多野選手は幾度となく目を奪われるようなハッスルをし、沖縄のラインナップとバスケットにフィットし沖縄はより手強い相手となっているでしょう。
我々は当然、沖縄の対策をしてゲームに望みますが、まずは我々の良さを表現することが最も大切だと思っています。
それでは、B.LEAGUE初年度を共に戦ってくれるブースターの皆さんに、メッセージをお願い致します。
――日本のバスケットが大きく変わる歴史的な瞬間を、レイクスブースターの皆さんと共にできることを心から嬉しく思っています。
今シーズンのレイクスには素晴らしいハートを持った選手が揃っています。彼らはきっと皆さんの心に響くバスケットをし、レイクスに新しく素晴らしいカルチャーを作っていくでしょう。
我々は一つです。
ブースターの皆さんには選手の”熱いハート”があり、選手には”日本一のブースト”がついています。一緒にB.LEAGUEを戦い抜きましょう!
今シーズンも熱いご声援をよろしくお願い致します。
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いよいよ始まったレイクスのB.LEAGUEファーストシーズン。初戦、強豪三河を相手に敗れたものの、闘志みなぎるプレーを見せた選手たちの姿に、期待も膨らみました。
今週末はアウェイ琉球戦。待望のB.LEAGUE初白星、そして連勝を手に帰ってきてれくれるはず。来週の滋京ダービー、ホーム京都戦につながる内容を期待しましょう!
☆来週はB.LEAGUE初の滋京ダービー!ホーム京都ハンナリーズ戦
10/8(土)18:00 TIPOFF、9(日)14:00 TIPOFF
ウカルちゃんアリーナ
https://www.lakestars.net/news/13038.html