遠山の地声

ホーム大阪戦レビュー&ホーム琉球戦プレビュー

 先週は守山での大阪戦、1勝1敗でした。初戦を落とし、二戦目も前半をビハインドで折り返す苦しい展開の中で、接戦をものにしました。二戦目は序盤からルーズボールへのダイブもあり、選手たちの気迫が目を引きました。

――2戦目は、我々と大阪のファールの数が多く違い、フリースローを我々よりも21本も多く打たれ、我々の3P%が10.5%という難しいゲームで勝利できたことは、非常に価値があります。

 このようなタフなゲームではレイクスでなくても集中力を持続させることは難しく、選手達はよく我慢して戦い抜きました。

 集中力を持続できた要因は、多くのハッスルプレーがあったこと、大阪がファールを貰いフリースローを打つことにフォーカスしていても、我々は自分達の良いチームショットを打つことを心掛けていたこと、選手同士がコミュニケーションを密に取りチームメイトのフラストレーションを放っておかなかったこと、だと思います。

 それら3つを献身的に取り組めたことで、自分達が正しくプレーができていると認識でき、ディフェンスのアグレッシブさと集中力を持続して多くのターンオーバーを誘発することができました。

ホーム大阪戦レビュー&ホーム琉球戦プレビュー
 初戦では1Qの12-23の出遅れが響きました。4Qで33-24と巻き返しただけに、出だしでペイントエリアを守りきれず、大阪に2Pを7割超の確率で決められたのが痛かったですね。

――我々は大阪に対しいくつかの準備とプランを持ってゲームに望みました。

 しかし、1Qは大阪の高いインテンシティー(激しさ)で、準備したことを出す以前のところでハードにアタックされ、イージーなスコアを多く許してしまいました。

 1Qの大阪のプランやプッシュは素晴らしく、我々は方法ばかりに気を取られ少し頭でっかちになっていたかもしれません。

 それでも、チームは4Qの狩野の3本の3Pシュートの様に、優れたチームショットを打つことを目指し、最後までチームをしてプレーし続けたことが、終盤の追い上げに繋がりました。

 どんな状況でもアンセルフィッシュネス(自己中心的ではないこと)の精神を持ってチームとして戦い、諦めずに良いバスケットを表現しようとした選手達は、自分達自身を誇りに思うべきです。

 しかし同時に、バスケットボールは時としてシンプルに高いエナジーでファイトしたチームが勝ったり、ポゼッション・ゲームとしてオフェンスリバウンドにハッスルしたチームが勝つという側面を、改めて痛感したゲームでもありました。

 二戦目は、開始早々から長谷川がルーズボールに果敢にダイブしたり、サンバのファールがかさむ中で樋口がリバウンド争いで存在感を見せるなど、チーム全体にエナジーを感じました。

――3Qの5分頃にサンバが3つ目のファールをし、樋口と交代しました。

 前日から、サンバは高さのアドバンテージを活かし、スコアとリバウンドでチームに大きく貢献してくれていましたので、2〜3分経過したらコートに戻そうと考えていました。

 しかし、3Q残り3分でクレイグが3つ目のファールをしてベンチに下げなければならなくなり、もしクレイグが4Qの早い時間に4つ目のファールをしてしまえば、サンバが4Qも長い時間プレーしなければならなくなりますので、すでに3ファールのサンバを3Qにコートに戻すことが難しくなりました。

 そのような状況の中で、樋口が良い仕事をし、チームのエナジーレベルが高いままゲームの流れを維持してくれていたのは、我々にとって大きな助けとなりました。

 7点ビハインドで迎えた3Qには、果敢にインサイドを突いて8連続得点で一気に逆転し、接戦に持ち込みました。この時間帯は大阪に一本もリバウンドを許さず、流れを渡しませんでしたが、前日の初戦で相手に18本のオフェンスリバウンドを許したことが敗因の一つだったように、リバウンドでの主導権争いは今後もカギになりそうですね。

――長谷川はこの試合、5回もルーズボールダイブをして客席に突っ込みました。

 私は、1人の選手が1試合で5回も客席に突っ込んだのを見たのは、他に思い出せません。

 皆さんも、他のゲームで1人の選手が1試合で5回も客席に突っ込んだことを思い出すのは、困難ではないでしょうか。

 このゲームの中でいくつもの優れたプレーがあったり、難しいゲームで集中力を保てたのは、全て長谷川のハッスルの上に成り立っています。

 本当に素晴らしいハッスルでした。

 今後も今回の長谷川のようなファイトがあれば、我々にとって良いゲームが多くなるでしょう。

 今週も守山でのホームゲーム、琉球ゴールデンキングスとの対戦です。前回対戦の昨年10月のホームゲームでは1勝1敗でした。それから半年が経ち、両チームともメンバーの入れ替わりもあり、また別のチームとしての顔合わせになりそうです。レイクスは2月に左ひざを手術した田中も調整が進んできて、終盤戦に向けてラインナップがそろってきそうですね。

――前回の対戦からお互いのチームに様々な変更や変化がありますので、しっかりと準備し、また高いエナジーレベルでゲームに入りたいと思っています。

 1部残留に向け、今から気運を高めていき、田中の復帰も含め、全てが最後に最高の状態で望めるよう、ブースターの皆さんと1戦1戦勢いをつけていきたいです。

 今週もブースターの皆さんも含めた”レイクス”一丸となって戦います。
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☆ホーム琉球ゴールデンキングス戦☆
4/8(土)18:00 TIPOFF、9(日)14:00 TIPOFF
守山市民体育館
https://www.lakestars.net/news/game_20170408_20170409.html

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Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2017年04月07日01:48
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