遠山の地声

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Posted by 滋賀咲くブログ.at



11月1日(土)2日(日)大分ヒートデビルズ戦にむけて

開幕後、初めて試合の無いバイ・ウイーク週を終えて11月1日(土)、2日(日)大分ヒートデビルズと対戦する
レイクス遠山HCにチーム状態と大分戦に向けての抱負を訊いた。


先週末は試合の無いバイ・ウイーク週でした、チームの状態はどうですか?


ー前節での敗戦を教科書にチームのステップアップを計った1週間でした。
選手によっては毎日うまくなっていく感じがあり、継続してハードワークに取り組んでいってもらいたいと
思っています。 しかし、前節の敗戦では我々の悪い部分が沢山出てしまったゲームでしたが、選手
それぞれの長所や今シーズンのレイクスの良さは無くさないようにしなければなりません。 負けには
批判がつきものですので、本来の「良さ」を逆に「悪さ」にすり替えられたり、「無い物ねだり」の傾向が
強くなってしまい、ついつい「良さ」を過度に押さえつけてしまいがちになってしまいますが、選手の能力と
長所短所を最も理解しているのは私です。
現段階で我々に足りないものには継続的に取り組み、そのせいで選手やチームの良さが消えてしま
わないように気をつけていきたいと思っています。

怪我を抱えた選手には良い調整期間となりましたか?


ー選手は大小怪我を抱えていますので、それぞれのできる範囲での1週間でした。
チームスタッフ・トレーナー陣やパートナーのむげん整骨院様や八田スポーツカイロプラクティック様などの
お陰で本当に助かっています。ただ、『調整期間』というより『成長期間』という認識でしたので、練習はしました。
我々はまだ「調整」とか「修正」とか言ってられるレベルのチームではありません。
貪欲に「成長」を求めなければなりません。 しかもまだシーズン序盤です。
身体的にコンディションにはもちろん気をつけなければなりませんが、シーズン最後まで戦いぬく
メンタル・タフネスを養っていかなければ軟弱な集団になっていってしまいます。
私は選手1人1人にも、チームとしても、もっと”困難に立ち向かう力”を身につけてもらいたいと思っています。

キャプテン小川伸也選手の再手術が発表されました。全治6-8週間で、復帰が12月になりそうです。
開幕後6試合で平均8分の出場とこれまで順調な復帰ペースでしたが修正が必要になりそうです。チームへの影響は?


^チームへの影響は当然あります。
小川はプレー面ではまだ本来のパフォーマンスが100%戻ってきていませんでしたが、コートに立っているだけ
で大きな存在感、リーダーシップ、バスケットIQなどあらゆる面でチームの大きな支えです。
私を含めチーム全員からの信頼も抜群に厚いです。
彼はそういうバスケットが上手いとか以外でも特別な才能を持っている選手だと思います。
その小川の不在を補うことは容易ではありません。
しかし、チームが小川の不在を補うことにチャレンジしなければならないということは、逆に他の選手が大きく
成長する可能性もあります。
これも私を含めこれから1ヶ月間は「小川伸也」という大きな男にチャレンジできるチャンスと捉えるようにして
いきたいと思っています。 また、小川の怪我自体も実際はこれまでずっと詳しい原因が分からない痛みと
付き合っていたところがあり、今回の事でその原因も分かり、尚かつ大きな施術は必要なく膝をクリーニング
できましたので早い段階で色々と分かり本当に良かったと思っています。
全てが順調に進めば本当にこれまでよりも良い状態で戻ってきてくれるはずです。
小川にはあくまでも焦らないでもらいたいです。
先週まではまだまだリハビリの一環での出場という意味合いもありましたので、彼が慌てる必要は全くありません。
私は小川が今シーズンの終盤にベストの状態でコートに立って活躍してくれたら十分な貢献だし
そういう状態になると信じています。

西地区は各チーム6-8試合を消化して、レイクスは現在、5勝1敗の3位です。まだまだ序盤ですが、現在の
勝率、順位状況などは見込みどうりでしょうか?


ー見込み通りだったかどうかは難しいです。
当然試合には勝ちたいですが、今シーズンのレイクスは新しいHC、岡田・Holmは京都から、加納は福岡から、
Woodburyは昨シーズンはアメリカ、Parmerは信州から、Nixonは以前レイクスに在籍していたとはいえ浜松から、
ルーキーが3人、とそれぞれ経験はあってもまるで新規チームのようなラインナップです。
それまでレイクスに在籍していた選手の方が少ないのですから。
彼らに優れた能力があるので5勝1敗でいますが、1つ間違えればもっと負けていてもおかしくはありませんでした。

先日、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームスがプレシーズンゲームでシカゴ・ブルズと試合をする前に
「ブルズは僕ら(キャブズ)よりずっと良いチーム。キャブズには(戦力は揃っていても)まだケミストリーが無いが、
ブルズは同じコーチと同じ主力選手が長く一緒にプレーしている」と語っていました。

**参照:NBA Japan 
http://www.nba.co.jp/nba/lジェイムズブルズは僕たちよりもずっと良いチーム/143sl52xbfa2l1qubbymvvqpxk)


我々も沖縄や京都、浜松のような状態ではなく、キャバリアーズと同じく発展途上であり、
我々はケミストリーや強く厳しく正しいチーム・カルチャーを構築している最中ですので、雑にならず1つ1つ丁寧に
取り組んでいくプロセスが重要だと思っています。

今週末の対戦相手の大分ヒートデビルズは現在2勝6敗の西地区9位ですが、どのようなチームと見ていますか?


ー大分も昨シーズンから外国籍選手が全員入れ替わりましたので、我々と近い状況にあると思います。
しかし清水選手、波多野選手などbjリーグを代表する素晴らしい日本人選手がいますし、外国籍選手も良い選手です。
これからどんどん良くなっていく象徴的なチームだと思っています。
現段階での西地区9位というのは全く当てになりませんし、考えない方が良いです。
我々はバイウィークで1週空きましたので、どうしてもゲーム感が鈍っている可能性があります。
ゲームの入りを相当注意しなければなりません。

これまで6試合にプラスアルファの要素を積み重ねた試合を期待しています。


ー際立って新しい戦術というよりも、現状のシステムの理解度と共通認識を高めクオリティーを上げることと、
スターティングメンバーだけではなく全選手の働きに期待しています。
『プラスアルファ』は簡単に手に入るほど甘いものではないと思いますので、選手全員が1%ずつ向上すればチームとして
13%向上したことになり、その積み重ねが結果として出てくるようになってもらいたいです。

東近江では2年ぶりの開催ですが、毎試合観戦に来場くださる熱心なブースターが多いです。 また、
今回、初めて観戦する地元市民も多い筈です。試合前のメッセージをお願いします。


ー両チームの現状を考えればこれまでにないエキサイティングな試合になることが予想されます。
是非試合会場でレイクスをお楽しみください。1週間空いたことで我々は早くゲームがしたくて爆発寸前です!
大きなご声援をよろしくお願い致します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今は『調整期間』ではなく『成長期間』。
ゲームの無い先週も貪欲に激しい練習をこなしてきたレイクス。

今週末対戦する大分ヒートデビルズはここ数年、西地区のダークホース。 レイクスは
2年連続、シーズン前半に手痛い連敗を喫して出鼻をくじかれている。
(2012-13シーズン近江八幡ホーム連敗、昨2013-14シーズン大分アウエイ連敗)

飛躍を誓う今シーズンの新生レイクスには、『成長期間』であっても前半戦から一つでも多くの
勝ち星が欲しいところ。 熱心なブースターが多い東近江での2年ぶりの開催で勝利を!
その勝利がチームの成長を促すことを期待して多くの皆様の来場応援を宜しくお願いします。






Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2014年10月28日12:00



大阪戦の振り返り


10月18日(土)、19日(日)に大津市の滋賀県立体育館でホーム第2節の対大阪エヴェッサ戦を
闘ったレイクス。土曜第1戦は完勝で開幕5連勝を達成して翌日の連勝に期待がかかったものの
結果は大差での敗退。 前日とは正反対の内容だった為、ブースターも今年のレイクスの潜在能力を
掴みきれない状態となっていると思われる。
今後が気になるレイクス、遠山HCに大阪戦を振り返ってもらった。

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大阪戦の感想を伺います。  土曜初戦は完勝でした。

ー土曜日のゲームは、大阪チームがそれまで連敗していたこともあり、序盤は思い切りよくシュートを打って
きて、それも確率よく決めてくるだろうと予想していました。 しかし我々はスカウティングの上、シュートを
『打たせる選手』と『打たせてはならない選手』を区別し、序盤は『打たせる選手』が高確率で決めていました
が慌てることなくゲームプランを遂行し、その他のゲームプランも含め結果的には4Qのターンオーバー以外
は予定通りのゲームを進めることができました。 ターンオーバーが多かったものの、意図的に失点を59点
にできたゲームでした。

第2戦は後半巻き返しを期待したものの、逆に3Qで大きく引き離されて終始流れが掴めない状態
での完敗でした。 毎試合、同じ展開にはならないことは理解できるものの、前日までの5連勝とは内容が
かけ離れておりレイクスの実力が見極めにくくなっています。


ー日曜日のゲームは1Qからプランが全く遂行できていないゲームでした。
当然大阪チームは日曜の方がよりハッスルしてプレーしていましたが、新しいことをやられたわけではなく、
予想の範囲内での出来事を「この程度で大丈夫かな」と雑に対応してしまいました。
これまでの5戦は基本的に多くの時間は我々の手中でゲームを進めることができ、劣勢な状況になっても
「自分たちは正しいことをしている」と自信と共通認識を持ち我慢しながら落ち着いて機を伺うことが
できましたが、日曜は全くゲームプランを遂行できていないことに対しフラストレーションが溜まり、
ディフェンシブな部分のゲーム内修正よりも安易な3Pシュートで追いつこうとしてしまい、
いくらオープンショットを打っていたとしても、その状況に適していないシュートが多かったです。
その結果ロング・リバウンドからファストブレイクを出される悪循環に陥ってしまいました。
我々はもっとリングにアタックして多くフリースロー・ラインに立つべきでした。

両エースの岡田、ウッドベリーはこれまで2人で平均40点以上得点しており、5連勝に貢献
していましたが、遠山HCは得点が2人に偏りすぎていると懸念されていました。 今回、大阪第2戦では、
2人で24点のみ、他選手の得点も伸びないと懸念が的中した形です。


ー岡田・ウッドベリーは優れたオフェンス能力を持っている選手で、信頼していますし、これからも当然
シュートを打ってもらいたいと思っています。 しかし、シュートが入らない時に死に物狂いで守り、スコア
されないことが大事です。レイクスはシュートとディフェンスが直接リンクされる傾向が強いので、
シュートとディフェンスを切り離し、シュートが入らない時こそディフェンスを徹底的に丁寧にすることが重要です。
また、交代で出場した選手も順番にディフェンスでトラブルを起こしてしまいました。
選手は1人1人のカラーを出すことが大切で、 ディフェンスでトラブルを起こさないことが自分のカラーを
表現できる条件です。
ディフェンスで流れを掴めれば、岡田・ウッドベリー以外の選手もスコアできると信じています。
私は選手の長所を最大限にコート上で表現してもらいたいと思っています。
その為にはディフェンスをすることが絶対条件です。
そう言った意味ではディフェンスが長所である加納はチームにとってとても重要な役割を担っています。
また溝口、鈴木、武田、井上もスコアできる選手ですし、人間性も良く勤勉で向上心のある選手達です。
彼らが岡田や加納を脅かすようになるとチームはもっと強くなりますし、とても期待しています。

選手側の受け止め方はどうでしょうか?


ー選手達は日曜のゲーム展開、何がダメだったか、どうすれば良かったか、この敗戦を受け今後
どうするべきなのか、よく理解しています。 日々の練習、今後のゲームを通じて成長していけます。
しかし、頭で分かっているからと言って全てが完璧にできるのであれば誰もがマイケル・ジョーダンです。
我々は1つ1つ丁寧に取り組んで行く必要があります。
また、あらゆる面で悪かった日曜のゲームでしたが、その中でチームは21アシストを記録しています。
これは選手達がどれだけ悪くても誰もセルフィッシュにプレーせず、
困難な状況でこそチームとしてプレーし丁寧にボールをシェアしようとした証拠だと思います。
シーズン序盤で大きく点差が開いてしまった日曜の様なゲームであれば、全てがもっと雑になっても
おかしくなかった状況でしたが、チームプレイでベストを尽くそうとしてくれた選手を誇りに思います。

今週末はゲームが無いバイ・ウイーク週です。  通常のシーズン中のルーティンとは違う
スケジュールや取り組み内容になりますか?


ーできる限り通常のルーティンと合わせて行動したいと思っていますが、選手は大小怪我を抱えてますし、
またレイクスは専用練習体育館があるわけではないので、通常とはやや異なる週になります。
コンディションを整えながら、チームの成長をはかり、次節に備えていきたいと思っています。
非常に良いタイミングでのバイ・ウィークだと思っています。

来週末、11月1日(土)、2日(日)東近江市でのホーム大分戦の翌週もバイ・ウイークとなり、
序盤に2週末のバイ・ウイークがある分、オールスター後の後半戦では、シーズン終了まで休みなし、
全ての週末にゲームがあるという今シーズンのスケジュールはどうでしょうか?


ーカーディングに関してはどのチームにもストレスがあると思いますし、我々が今後バイ・ウィークが
ないことにストレスを感じるのはナンセンスだと思います。
bjリーグは週末に連続2試合、それも土曜はナイト・ゲームで日曜はデイ・ゲームという時間があまり
空かないタフなリーグですが、休養は必要に応じてできる限りコントロールし、
常に『フレッシュな心と元気な足』でゲームに望みたいと思っています。

ありがとうございます。次節、大分戦への抱負はまた来週に伺います。 
ブースター、スポンサーへのメッセージをお願いします。


ー前節とは違った一面を表現し、皆様に楽しんで頂けるようチームは頑張ります。 大きなご声援を
よろしくお願い致します。 東近江の会場でお会いしましょう。

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初の敗戦を経験したレイクス、、大阪第2戦のような対戦相手ペースの展開となるゲームで、忍耐強く
デイフェンスから流れを掴めるチームになれるかどうかが、上位進出の為の今後の鍵となりそうだ。

各チーム6試合を消化、、これから各チームのスタイルが明確・成熟化していく中で、遠山レイクス
がどのようにステップアップしていくか要注目。 

今週末はバイ・ウイークでゲームはなし、次週の本ブログで次節、
11月1日(土)、2日(日)東近江市布引運動公園での大分ヒートデビルズ戦への抱負をきく。








Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2014年10月21日09:14



アウエイ群馬戦振り返り&大阪戦へ向けて

初アウェイ群馬クレインサンダーズ戦を連勝で切り抜け、開幕4連勝と幸先よいスタートをきった遠山レイクス。
本日(10月14日(火))より練習再開、次節、ホームに強敵:大阪エヴェッサを迎える遠山HCに、抱負を訊いた。


アウェイ群馬戦の連勝と開幕4連勝おめでとうございます。


ーありがとうございます。 4連勝できてうれしいです。遠方の群馬にも多くのブースターが駆けつけて
くださり、感謝しています。


初戦は劣勢からの逆転ゲーム、2日目は前半の19点差リードから、後半は4点差まで肉薄されるも
最後に突き放す辛勝、、と全く違う展開となりました。


ー初日は群馬側が滋賀をスカウテイングしていたこともあり、出だしは群馬にやられましたが
何とか逆転に持ち込めました。 2日目は前日の反省から、レイクスが良い前半を作り出せましたが、
後半の内容が悪かったです。 細かい点はいえないですが、流れが相手に渡った時間帯に
冷静にチームとしてコントロールできない時間帯が多く苦労しました。 2日とも全く満足できない内容でした。
ここをステップアップしていかないと優勝を狙えるチームにはなれないと思っています。


昨年まで長くNBAキャリアのあったメルビン・イーライ選手や、同じく元NBAでアシスタント・コーチを長年務めた
チャーリー・パーカーHCの印象は?


ーイーライ選手はさすが、元NBA選手という印象でした。力強さ、しなやかさ、リバウンド処理など優秀でした。
バスケットIQの高さも感じました。 パーカーHCはゲーム中の流れの中で様々な修正を計っていたり、
レイクスの弱点を探ろうと意図してチームを指揮しているのがわかって終始気が抜けなかったです。

これまで4試合、チーム平均得点が86点、ウッドベリー、岡田の2選手はともに平均22点と2枚看板的に
なっていますが、オフェンス面については狙いどうりの展開でしょうか?


ーウッドベリー、岡田は元々能力が高く実力通りですが、少し2人に偏りすぎかと思っています。
今後、2人が思うように点がとれない試合が必ずでてくる。 もっと他の選手とバランス良く得点できるような
状態を作っていきたいです。

平均失点は75点で得失点差11点、昨年のレイクスは平均失点80点以上で得失点差もマイナスでした。
4試合だけとはいえ、今後に大きな期待をもち始めています。


ー失点をもう少し低くしたい。 レイクスの試合展開はアップテンポな分、相手チームにも同様にオフェンスの
回数が増えるが、タフなディフェンスで常に相手を押さえ込める状態にしたい。

スティ-ルが、1試合平均12回が目立つ数字ですね。 アウエイ群馬初戦での加納選手の2本の
スティールには痺れました。


ー加納の群馬戦での大事な場面でのスティールは私も興奮しました。 加納はスティールにならない場面
(スタッツに残らない部分)でも、相手ガードに大きなプレッシャーをかけ続けて貢献してくれています。

チームスティールが多いのは、ディフェンスの意図の一つの象徴であり、よいことですが、今後、対戦相手も
対策してくるでしょう。 それでも向上していかねばならない。
ファール宣告されるリスクの少ないスティールはもっと増やせるし、何よりスタッツに残らないデイフェンスの
貢献だってある。 チーム全体でディフェンス力を向上させるように取り組んでいきます。

さて、今週末は大阪戦です。 群馬2日目のゲーム時間が夜だった為に、バス移動で滋賀への帰着が
昨日、早朝となったようですが、チームに疲れはないですか?土曜までのスケジュールを教えてください。


ー群馬2日目の試合終了後、夜9時に会場をバスで出発。途中、食事やトイレ休憩をとりながら
大津には昨日早朝4時頃に帰着しました。 通常のアウエイ地からは遅くとも日が変わることは滅多に
ないので、遠隔地バス移動、日曜ゲーム時間が晩だったということで今回の群馬は特別ケース。
今週末がホーム開催でよかったです。

昨日はオフで、今日から午前ウエイトトレーニングとともに午後の体育館練習も開始、通常週通りのルーティンを
金曜まで継続します。 ちなみに火曜朝はフロント側とコーチ・ミーティング、水曜朝のチーム全体ミーティング
もルーティンとなります。 この時期から、プレイタイムの多い選手の練習強度を多少調整したりもします。

今シーズンの大阪はこれまで対戦した島根や群馬と比較してどのようなチームと考えていますか?


ー 島根や群馬とは別タイプのチームでしょう。 デイフェンスを頑張るチームで、オフェンスは東頭HCの
戦略、フォーメーションを遂行する傾向の強いチームで、編成面の選手ラインアップもいいと思います。 
先週、大阪は奈良に連敗しているので今週末はアグレッシブにぶつかってくると思うので要注意です。

レイクスに過去2シーズン在籍。リバウンド王となったゲイリー・ハミルトンと、同じくリバウンド王と
なっているクリス・ホルムとのマッチアップも楽しみです。 青山学院大時代のチームメイトで数々の
大学タイトルを獲得してきた大阪の畠山選手と滋賀の小林選手のマッチアップもそうです。


ーそうですね。是非、クリスにはゲイリーに対抗して欲しいし、小林の青学同級生対決だけでなく、
横江、小川、小林のガードトリオで大阪ガード陣を打ち負かしてレイクスに有利な展開を作り出して欲しいです。


開幕6連勝をかけての今週末、大阪戦を期待しています。 ブースターへのメッセージをお願いします。


ー県立体育館での初のホームゲームを楽しみにしています。 滋賀の皆様に勝利をお届けできる
ように全力を尽くします。 多くのブースターが会場に応援にお越しくださることを期待しています。
宜しくお願いします。


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レイクス初の開幕4連勝スタートにも気の緩みを全く感じさせない若き指揮官。 

今週末は昨シーズンのプレイオフ1回戦で激戦を繰り広げた大阪エヴェッサと対戦する注目カード。

県立体育館にて10月18日(土)PM6:00、19日(日)PM2:00 TIP OFF。 ブースターの声援が
チームの後押しになります。 
目指すは開幕6連勝!!  是非、多くの皆様の来場応援をお願いします!





Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2014年10月14日11:26



いざ!アウエイ群馬へ

ホーム開幕戦:(10月4日、5日@草津市総合体育館)を連勝で幸先よいスタートを
きった新生遠山レイクス。 7日(火)より初アウエイとなる群馬クレインサンダーズ戦
に向けて練習中の遠山ヘッドコーチにあらためて意気込みを聞いた。

あらためて初の滋賀での開幕、ホーム開幕を終えた感想は?

連勝することができホッとしている。
滋賀の皆さんに新生レイクスの勝利を届けることができて嬉しい。
また、改めて厳しいシーズンが始まるのだとさらに身が引き締まる思い。

ー外国人は滋賀初のホームゲームを体験してどのような印象をもっているようでしたか?

会場の雰囲気、ブースターの熱狂的なご声援にとても喜んでいた。
彼らはさらにレイクスブースターを好きになったと言っていた。

ー初アウエイに向けての練習が昨日より開始していますが、チーム状態や雰囲気はどうですか?

開幕節は攻守共に非常に未完成であり、成長課題も沢山あったので、
チームは高い意識を持ってステップアップしていけるようハードワークを続けている。
連勝に浮れている選手はいないし、逆に今のままではダメだと危機感を持っているので、
チームのこういう意識が本当に強いチームへ成長していけると思っている
レイクスには経験と実績のある選手が多いので、慢心が非常に怖い。
常に謙虚に危機感を持ち続けていられるかが今シーズンの一つの鍵だと思う。
「この程度でいいかな」という気持ちが「その程度のチーム」になってしまう。


ー群馬は戦力充実して東地区のダークホースと捉えられていますが、展望はどうでしょうか? 
元NBAのメルビン・イーライや他の日本人、外国人要注意プレイヤーは?

群馬は前節試合が無かったのでスカウティングは不十分だが、能力の高い選手と優れたコーチがそろっていると思う。
本物のNBAプレーヤーであるメルビン・イーライのインサイドは脅威だし、
新加入のダニエル・ノーザンJr.もリバウンドが強くアスレチックな選手。
カルロス・ディクソンのようなbjリーグで実績のある選手もいる。
友利、小渕、菅原と実績と経験のある優れた日本人も多く、群馬のペースで戦わないことが重要。


ー長年NBAのACを務め経験豊富なチャーリー・パーカーHCについては?
>非常に怖い。
2シーズン前に大阪に元NBAのスターでありNBAでHCの経験もあるビル・カートライトHCがいたが、
bjリーグで過去数年ヘッドコーチをさせて頂き、これまでの対戦相手の中でカートライトHCはベスト3に入るぐらい大変だった。
チームの規律の徹底、少しのスキも見逃さず、一気に流れを掴んでしまう手腕、ゲームコントロールなど、
一瞬たりとも油断できない対戦で、「さすがNBAのコーチは本当に全く違うな」と寒気がしたことを思ったことを覚えている。
そういう意味ではパーカーHCにとても脅威を感じている。

ー群馬へはバス移動で7-8時間の長時間移動となりますが、長時間のアウエイ移動がチームに与える影響をどう
考えていますか? 沖縄などへの飛行機移動や、福岡、大分などへの鉄路移動と比較してどうですか?

バスの7-8時間移動はレイクスだけのことではなく、bjリーグでは当たり前のこと。
また世界的に見てもNBAやヨーロッパのトップチーム以外ではそれほど珍しいことではない。
あまりメジャーではない競技や個人競技では世界大会ですら自費で渡航費を出している人達もいる。
そう考えれば我々はもっと頑張れるかなと思う。
特に今回の前橋には鉄路移動でも相当な時間がかかるし、現地での移動を考えるとバスでも
仕方ない。感謝の気持ちを忘れずに、我々がもっと良いゲームをして日本のバスケットを盛り上げ、
それでもバスの長時間の移動はちょっと大変なので(笑)、どこにでも自家用ジェットで移動できる
ぐらいになりたい(笑)。


ー今期もアウエイは基本10人のみ帯同ときいていますがHCとしてどう捉えていますか? 

辛い。ヘッドコーチの仕事の中で、Away gameへ連れて行けない選手の発表が最も辛い。
しかし、これも今のbjリーグの現状。とても難しいことだが、チームにはこの困難を逆にチーム内の競争を激化させ
個人としてもチームとしても成長していけるポジティブなツールに変えてもらいたい。
Away gameに行くメンバーは行かないメンバーの思いを背負って心をこめて戦ってもらいたい。


ー初アウエイにあたり滋賀ブースター、スポンサー様へのメッセージは?

群馬は開幕戦なので不確定要素が多い試合ですが、チーム一丸となって戦ってきます。
連勝して滋賀に帰ってこれるよう頑張ります。
もし群馬まで来ることができるブースターの方がございましたら、
週末は台風が直撃する可能性がございますので、呉々もお気をつけていらしてください。
レイクスに熱いご声援をよろしくお願い致します。

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初アウエイの対戦相手:群馬は先週開幕節に試合が無く、遠山レイクスは今節、スカウテイング(試合前の分析&対策)
作業が無い状態で群馬戦に向かう。   群馬は経験豊富なHCや元NBAセンター:メルビン・イーライ
以外にも日本人外国人選手共に十分な戦力を誇り、レイクスにとっては厳しい初アウエイ戦となること必至。

レイクスは本日10日(金)早朝に滋賀を出発済み。
明日11日(土)PM6:00、明後日12日(日)PM6:00にグリーンドリーム前橋にて群馬クレインサンダーズと対戦。

開幕節に続きアウエイの地でも勝利を目指す遠山レイクスに滋賀の地から熱い声援をお願いします。



Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2014年10月10日08:09



10月4日・5日試合後コメント

10月4日(土)・5日(日)島根戦後の遠山ヘッドコーチのコメントを紹介いたします。

4日(土)
開幕戦勝てたことは単純にうれしいです。ただ内容は良くなかった。22ターンオーバーは多過ぎ。チームがアグレッシブに攻めた結果のミスも多かったので今後向上していけると思います。岡田選手は責任感のある選手でコートにいるだけで安心感がある。横江選手はチームをどうにか良くしようと気持ちのこもったプレイを見せてくれた。
最後の2試合(有明でのファイナルズ)勝つための長い戦いが始まったと思っている。

5日(日)
今日のハイライトは試合残り数秒で10点差開いているにもかかわらず、島根のチャップマン選手がルーズボールにダイブしたシーンです。
横江選手も負けじとダイブしました。スポーツの醍醐味だと思います。このようなかっこいい試合をしていきたいと思います。
試合の総括としては、前半、選手はよく我慢して後半も丁寧にプレイし続けた結果逆転できたと思います。島根はリバウンドにかなりアグレッシブに来ていましたが、選手は慌てずにインサイドを攻めファウルをもらいに行ったのがよかったです。
(2ゲーム終えて)
疲れました(笑)残りの試合も丁寧にプレイし続けたいと思います。

Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2014年10月07日18:47



シーズン開幕

いつもレイクスに大きなご声援ありがとうございます。
ヘッドコーチの遠山です。

”人の心が動く”ことがスポーツの持つ大きな魅力です。
私たちはその”感動”を求めてスポーツを観るのだと思います。
ベストを尽くし、困難に立ち向かい、立ちはだかる壁を越え、
”頑張ることの美しさ”をバスケットボールを通じて表現していきたいと思っています。

明日からついにシーズンが開幕します。
常にベストにチャレンジし、皆様に感動を届けられるよう頑張ります。
レイクスに大きなご声援をよろしくお願い致します。

遠山向人


Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2014年10月03日23:25