遠山の地声

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Posted by 滋賀咲くブログ.at



アウェイ大分戦レビュー&ホーム広島戦プレビュー

 初の宇和島でのゲーム、KJ退団後初のゲームでしたが、まずは連勝という結果を収めることができました。2年目の小林が2戦計61分と自己最長のプレータイムを記録するなど、選手たちが新たな布陣の中で奮闘しましたね。

――横江には2シーズン前にチーム最多のプレータイムを持っていたキャリアがありますので、今回は意識して小林を多めに使いました。昨シーズンから外国籍選手が1人少なくなり、横江・小林の2人のPGがチームの命運を握る可能性がある中、彼ら2人には積極的にプレーすることを求め、その中で土曜日は小林が責任感を持ってキャリアハイの11得点してくれたことはチームにとってポジティブな要素でした。

 また、両日とも横江・小林は非常にテンポよくバスケットを展開させ、スピーディーなオフェンス・エントリーからボール・ムーブの中心を担い、数字の面でもバスケットのペースを上げてくれました。今シーズンは彼らがPGの中心としてプレーした初めての試合でしたので、まだまだ序の口ですが、土曜日の試合を含め彼らのお陰で「久しぶりに面白いバスケットだった」という声を国内外問わず沢山頂きました。

 91-84でものにした初戦は、岡田が38得点と、1試合最多得点のクラブ記録に並ぶ活躍ぶりでした。ただ、試合後に「チームで相手守備を崩した得点をもっと増やしたい」と彼がコメントしていたように、前半は42-40と流れをつかみかねた試合でした。


――土曜日はディフェンスが良くなかったです。準備したディフェンスが思ってた以上に機能せず、代案にもスムーズに移行することができませんでした。ディフェンスがうまくいかず、そのフラストレーションが他にも影響を与えてしまいました。ただ、大分は特殊なオフェンス形態のチームでしたので、我々には良いレッスンだったと思います。

 岡田のフォーカスは素晴らしかったと思います。最初から最後までどのような場面でも崩れることなく、同じシュートを打っていました。岡田は前節浜松戦の反省から、先週はいつもとは違う自主練に取り組みだし、それは彼にとって必要な練習で素晴らしい取り組みだったと思います。そのようなゲームに対する重要な準備をしたことが、38得点という結果に繋がったのだと思います。良いプロセスに結果がついてきた良い例だったと思います。

 迎えた二戦目は、インサイドを積極的についていく場面が序盤から目立ち、102-67の快勝でした。マブンガが3Pなしで30点を上げ、17点の溝口も「どんどんとリングにむかっていきました」とドライブで切れ込んだ得点もマークしました。チームとして初戦の反省点をいかせたゲームだったでしょうか。

――上記で『ディフェンスが機能しなかった』と言ったものの、実は最近はオフェンスがかなり悪くなっており、チームのオフェンス・コンセプトからかなりズレていました。日曜日はディフェンスのプラン変更と共に、オフェンスの正常化を計り、チームのコンセプト上でプレーすることを目指しました。

 現在は外国籍選手が2人しかいない為、ジェフのプレータイムをコントロールして多く休みを与えた為に若いジュリアンはプレータイムが少し長めになりましたが、久しぶりに彼らしくダイナミックで柔らかいスコアの取り方が多かったです。オフェンスを正したことで良いプレースペースを多く作ることができたのだと思います。

 また、溝口も積極的にスコアを目指し17得点してくれたことは素晴らしいことでした。我々のオフェンスは、今のレイクスの選手に合わせてシステムを作っており、昨シーズンから選手も変わっていますのでシステムも少し変更しています。全選手にプレーする機会がありますので、溝口には引き続き積極的にスコアをしてもらいたいと思っています。

 さて、今週末はホーム草津での広島戦です。新規参入でここまで1勝13敗と苦戦している広島ですが、11月8日にはアウェイで浜松と86-89の接戦を演じるなど、侮れません。地元での初陣となる横江キャプテンにも頑張ってもらいたいですね。

――前回のホームゲームでは連敗という悔しい結果になってしまいましたので、ブースターの皆様には勝利する姿を届けたいと思っています。しっかりと集中して40分間戦い抜くことが重要です。今シーズンからの新キャプテンの横江の活躍にも大きく期待しています。

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 新体制で迎えた初戦を見事連勝で飾ったレイクス。「面白いバスケット」を展開し、さらに勝利にもつなげることができたのは、選手の自信にもなったに違いない。今週末は新規参入の広島ライトニングをホーム草津に迎え撃つ。「先輩」としての貫禄見せることができるか。前回ホームは彦根で連敗しているだけに、この二戦はブースターの皆さんとともにぜひ勝利の瞬間を味わおう!

☆ホーム広島ライトニング戦
11/28(土)18:00 TIPOFF、29(日)14:00 TIPOFF
草津市立総合体育館
http://www.lakestars.net/news/detail/id/2142

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Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2015年11月26日21:52



ホーム浜松戦レビュー&アウェイ大分戦プレビュー

 久々のホームゲームとなった浜松戦の連敗、本当に残念でした。二日間共に、リードを広げた時間帯もあり、決して勝てないゲームではなかったと思います。そんなゲームを落としてしまった、その原因はどこにあるとみていますか。

――とても悔しい連敗となってしまいましたが、まず、浜松はその悔しい敗戦の直後でも心からリスペクトできた素晴らしいチームでした。

 我々は両日とも、特に日曜日は多くの時間で素晴らしいディフェンスができました。あれぐらいのディフェンスができれば、相手が並のチームであれば集中力を断ち切り、勝つことができたと思います。しかし、浜松は40分間集中力を切らさず、逆に我々の方が、最後の5分間に雑なプレーやディフェンスが出てしまいました。

 また、プレーの面でもオフェンスのエクスキューション(遂行)・レベルがとても高く、1つ1つの動きがとても速く、スクリーンは思いっきりガッチリかけますし、パス回しもとにかく速く、優れた共通認識の元でプレーしていました。

 ディフェンス面でも、我々のスクリーンは全てファイト・オーバーされかからず、プレッシャーも厳しければヘルプサイド・ポジションも良く、オフェンス・ディフェンス共に一朝一夕ではできない本当に訓練されているチームだと思いました。

 敗戦の原因は大まかに言えば、我々の方が集中力を持続できなかったこと、そこには我々の方がセルフィッシュにプレーしていた為に、チームとして機能せず常にフラストレーションを抱えていたことや、プレー細部の質が劣っていたことなどがあったと思います。

 しかし、我々は浜松の素晴らしい部分を全員で映像で確認し、謙虚に受け入れ、我々のウィークポイントや足りない部分を再認識できました。このゲームはレイクスの成長の足がかりになっていってくれると思っています。



 そして、17日にはKJの退団が発表されました。昨季のシーズンMVP、得点王であり、HCも大きな期待をかけて迎え入れた新戦力だったと思いますが、退団に至った大きな要因はどこにあったでしょうか。

――KJに関しては非常に残念な結果となってしまいました。契約解除に至ってしまったので、その理由にポジティブな要素は全くありません。しかしその要因をここで詳しく説明するのはKJに対してフェアではないと思いますので説明は難しいですが、この決断はチームとして良い方向へ進んで行くと信じています。

 新しい戦力補強も進めているとのことですが、KJと同じスタイルなのか、あるいは今季のレイクスのウィークポイントでもあったアンダーサイズの解消なのか、今後のチーム全体のプレースタイルも含めてどのような見込みでしょうか。

――まだ新しい選手は決まっていませんが、「献身的な働きのできるチームプレーヤー」を探しています。ポジションは、レイクスには波多野と井上という日本人のビッグマンがいますので、引き続き、彼らがいることでイニシアチブをとれるポジションの選手を探したいと思っています。獲得できる選手によって変わってはきますが、ハッスルしてチームにエナジーを注入してくれる選手が見つかればと思っています。

 今回、KJというPGが抜け、しばらくは横江、小林の二人の役割も大きくなりそうですね。

――獲得する選手によっては横江・小林2人のPGでシーズンを走っていく可能性もありますので、しばらくというよりはある意味彼ら2人が、今シーズンのレイクスの命運を握ってくるかもしれません。

 昨シーズン、彼らはディフェンス面で大きく成長してきれたと思います。今シーズンはオフェンス面での成長も期待しています。

 さて、今週末はアウェイ宇和島での大分・愛媛戦です。ここまで2勝10敗と低調ですが、直近の島根戦は82-73で勝利し、連敗を9でストップ。前奈良のチェハーレス・タプスコットが1試合平均21.2点、日本人選手では俊野達が13.6点と好調です。バイウィーク明けで十分な準備期間もあり、要注意ですね。

――我々は失いつつあったチームプレーを目指していきたいと思っています。チームの和の中でチームメイトを思いやってプレーしてもらいたいです。

 前節の連敗とKJの契約解除をタフな状況ですが、プロセスを重んじてゲームをしたいと思っています。勝負は水物とよく言われますが、プロセスは我々自身でコントロールできます。チーム全員が様々な面でチャレンジし、良いプロセスの上で勝敗が決まればと思います。そこには我々にとってネガティブな結果はないでしょう。

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 開幕から一か月余りでのチーム編成見直し。決してポジティブとはいえない状況下でも、遠山HCの視線は先を見据えている。
 シーズン序盤で訪れた大きな難局を、チーム一丸で乗り切れるか。
 まずは今週末、初の愛媛での試合、今こそ「ONE FOR LAKES」の心が問われている。

☆アウェイ大分・愛媛ヒートデビルズ戦
11/21(土)18:00 TIPOFF、22(日)14:00 TIPOFF
宇和島市総合体育館

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Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2015年11月20日19:41



アウェイ石川戦振り返り&ホーム浜松戦に向けて

 アウェイ石川戦、おつかれさまでした。1勝1敗という結果でしたが、いずれも60点台に抑えられるなど、二日間を通じてレイクスのバスケが展開できなかったように見られました。

――2日間を通じて非常に価値のあるゲームでした。

 土曜日は、まずオフェンス面でレイクスに対してこれまでに無かったディフェンスを徹底され、苦しいゲーム展開になってしまいました。その中で我々は方向性をシフトしインサイドとアタックを中心に35本と非常に多くのフリースローを獲得できましたが、結果論で言えばこれが良くなかったです。

 多くフリースローラインに立てたことは素晴らしいですが、我々は本来”スコアをすることが目的”のハズが、いつのまにか”ファールをもらうことが目的”に変わってしまっていました。フリースローは相手がファール・トラブルに苦しむという利点はありますが、あくまでもスコアの一環であり、”方法”であるハズが、これが”目的”に変わってしまい偏り過ぎてしまいました。

 ディフェンス面では、選手達はかなりハードにプレッシャーをかけようとしてくれていましたが、それが裏目に出て全くチームディフェンスができていませんでした。個人個人の力でねじ伏せようよしていた感があり、そう言った意味では全く謙虚でありませんでした。1週間「全員がハードにプレッシャーをかけよう」と取り組んできたハズが、いつのまにか「それぞれがディフェンスでねじ伏せろ」と変わってしまっていたのだと反省しています。

 あとは、土曜日は石川のオフェンス・リバウンドからのセカンドショットで13得点も許していました。しかし、我々はなぜ多くオフェンス・リバウンドを獲得されセカンドショットを許したかのテクニカル面での理屈も理解することができました。

 それらを踏まえ、日曜日は、まず前日はオフェンスのフラストレーションがディフェンスに影響が出過ぎてしまったことから、ディフェンスからゲームに入ることを徹底し、ディフェンシブなゲームを目指しました。オフェンスはヨコ・マサ・リョータを中心に展開し良いオープンショットを打つこと、ディフェンスは日々取り組んでいるチームディフェンスをすることを目指し、結果的にはディフェンスで我慢して我慢して我慢して勝ち取った価値のある勝利だったと思います。

 このロースコアの展開は、HCが今季のチームの特徴として挙げている機動力が十分に発揮できなかったということかとも思います。前回、HCがチームの中心として期待を寄せたジュリアン、KJなど、バイウィーク後の練習を経た選手たちの動きはいかがでしたか。

――上記のことから、ロースコアになってことは全く気にしていません。

 日曜日は機動力もありましたし、実際は数字的にもポゼッションも多く、ゲームのペースも数字上速く、逆によくこのペースとポゼッションで61失点だったと感心しています。素晴らしいディフェンスでした。昨シーズンの前半戦もそうでしたが、シュートが入れば勝つ、入らなければ負ける、というゲームではなく、シュートが入らなくても勝ちきる、というディフェンスができたことが大きな価値でした。しかもこのハイペースとポゼッションでです。




 KJとジュリアンはパフォーマンスはベストではありませんでした。しかし、KJは土曜日は月野選手のプレッシャーやダブルチーム気味のハード・ショウディフェンスに苦しみましたが、岡田やジュリアンからのアドバイスもあり土曜日の反省を踏まえ、プレーをする場所や角度を変え日曜は良い動きが見れました。

 ジュリアンはとても賢い選手でスキルもありますので、あまり心配していません。両日とも沢山のディフェンスに囲まれ大変だったと思いますが、土曜日の夜にジュリアンと2時間ほど話し合い、スコア以外でもよくチームに貢献してくれたと思います。

 その他、日曜日のゲームは何と言ってもマサとリョータでしょう。この2人のディフェンスには久しぶりに感動しましたし、2人がディフェンスからゲームのテンポを作り、オフェンスでも積極的にプレーしチャンスをクリエイトしてくれました。

 また、今季ここまで毎試合二桁得点を挙げていた岡田が、この二日間は計12得点と、シュートがなかなか決まりませんでした。HCも、また本人も非常に苦しかったと思いますが、二戦目のラスト、3Pを3本連続で決めて勝利を手繰り寄せてくれましたね。

――苦しかったですね。私はかなり苦しかったので、本人はもっと苦しかったのではないでしょうか。ただ、前節の高松戦の日曜日もシュートが入っていませんでしたので(怪我の影響もあり)、どこかで調子を取り戻してもらいたいと思い、使い続けていました。

 日曜日4Q終盤にようやく1本目の3Pが入った時、私が安堵の表情をしていると、岡田がディフェンスをしながら私の方に「ゴメン!」というジェスチャーをしてきて(笑)、「これでこのゲームは大丈夫だな」と思いました。
(4Q 3:36に岡田選手のそのシーンとそれを見てHCが頷くシーンが映っています。笑)


 さて、いよいよ今週末は1か月ぶりのホームゲーム、相手は昨季有明ファイナルズで苦杯をなめた浜松です。昨日の友は今日の敵、とばかりにウッドベリーがエースとして得点を量産し、京都から移籍のレジー・ウォーレン、またモー・チャーロも復帰と、実績十分の外国籍選手3人が居並びます。日本代表の太田など、日本人選手も実力派揃いですが、負けられない戦いですね。

――昨シーズンは昨シーズンで、今シーズンは選手も変わっていますから、今シーズンのウッドベリー選手、モー・チャーロ選手、レジー・ウォーレン選手、そして日本代表の太田選手などとんでもないレインナップを揃えている強敵にチャレンジできる素晴らしいゲームになると思っています。勝負は勝負ですが、皆さんにはぜひウッドを大きく温かい声援で迎えて欲しいと思います。

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 我慢に我慢を重ねて手にした一勝。初戦を落として迎えた二戦目で、しっかりと自分たちのやるべきことを取り戻した選手たちに、HCも手ごたえを感じているようだ。
 今週末は久々のホームゲーム。選手の間からも「ホームのブースターの前で久々にプレーできるので、楽しみです」という声が聞かれるが、何よりもブースターの皆さんが一番待ちわびた週末だろう。昨季有明でのリベンジマッチとなる浜松戦。アウェイ連戦を経て、また一つたくましくなった選手たちに熱いブーストを!

☆「はずむ心のお買い物。平和堂presents」ホーム浜松・東三河フェニックス戦
11/14(土)18:00 TIPOFF、15(日)14:00 TIPOFF
彦根市民体育センター
http://www.lakestars.net/news/detail/id/2131




Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2015年11月12日18:03



バイウィーク明け、アウェイ石川戦に向けて

 レイクスの今季1週目のバイウィークが明けました。先週の当ブログでは、選手のコンディション回復と、練習によるプレーの質の向上を目指すということでしたが、いかがでしたか。

――全員が100%ヘルシーになったわけではありませんが、最低でも練習に参加できないレベルの怪我人はいなくなりました。怪我と疲労の重なっている中、ギブアップせずによく練習をこなしてくれたと思います。

 練習は普段のルーティンでは時間が無くできない細かい分解練習ができ、ディテールに拘りながらもリラックスして行えました。ディフェンス面ではチームディフェンスのローテーションの確認や、例えば沖縄戦で問題になったディフェンスに取り組むことができましたし、オフェンス面では、特に小林が優れたプレーを沢山見せてくれました。また、細かく分解して練習に取り組めたことで、それぞれが改めて自分の欠点とも向き合えたと思います。個人個人が先週の練習を継続して続け、ゲームで表現してくれれば、とてもエキサイティングになることと思います。

 開幕から1か月余りを戦ってきて、HCが開幕前に想定した通りだった部分、あるいは想定していなかった部分などあるかと思いますが、チームのここまでの戦いぶり、プレースタイルの構築具合はどう評価していますか。

――想定外の怪我が多いと思っており、今シーズンは昨シーズンよりもプレータイムをシェアできるはずが、怪我の影響でプレータイムの偏りが生じており悪循環になりそうでしたが、バイウィークを挟めたことで少しは改善されたと思います。

 勝率に関してはおおよそ想像通りですが、良いゲームと悪いゲームの差(土・日の差など)が激し過ぎます。2日間の戦い方は、私の方からもう少し日曜日も高いインテンシティーを保つ為の戦術面での仕掛けを入れていくつもりで、それに対しどれぐらいチャレンジできるか楽しみにしています。

 プレースタイルに関しては、昨シーズンからの選手が多いのでもっとスムーズに構築できると思っていましたが、まだまだ時間がかかりそうです。そこには、決定的にチームの中心になっているジュリアンとKJが新加入選手という問題がありますので、あくまでも成長課題としてポジティブに捉えています。

 その他、準備していた一環として我々は現在、ポゼッション、バスケットのペース、効率(オフェンス効率・ディフェンス効率どちらも)が具体的にリーグトップクラスにあります。これらは今後も注意深く維持していかなければなりません。


 一方、他チームでも、新潟、奈良、浜松などで外国人選手の入れ替えがあり、チームづくりの修正を図っているところがうかがえます。HCからみて、特に気になった移籍動向はありますか。

――今シーズンは外国籍選手が3人までということで、多くのチームが「次の手」を打つのが早いと感じています。4人いればチーム内で取捨選択できたことも、3人になるとそれぞれが必殺の役割を担わなければなりませんので、難しいところだと思います。

 各チームの動向が気にならないと言えば嘘になりますが、重要なことは他チームの移籍事情よりも我々が何をするか、だと思っています。他チームがレブロン・ジェームズやステファン・カリーを連れて来ない限りは、我々の可能性を否定することはできません。

 さて、今週末はアウェイ石川戦です。石川は新加入ながら、このところは大分・愛媛、広島に4連勝し、星を5勝5敗の五分に戻してきました。前大分の鈴木裕紀HCのもと、井手(前東京)が週間MVPを獲得し、かつてレイクスにも所属したマーシャル・ブラウンや、新加入のアンドリュー・フィッツジェラルドが活躍していますが、どのあたりに注意を払いますか。

――石川は新規参入チームですが、鈴木HCのもと、優勝を経験している与那嶺選手、有明を経験している月野選手、ポマーレ選手にレイクスに馴染み深いブラウン選手とタレントは豊富です。アウトサイドシュートが上手い選手が多いですし、インサイドも強く、外国籍選手も積極的にトランジションに参加します。ディフェンスもハードにあたられることが予想されます。

 我々は石川よりもアグレッシブに、また40分間我慢強く戦うことが重要です。是非勝ち星をあげてホームに帰ってきたいと思っています。
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 開幕1か月で課題の一つとなった土日2日間での集中力維持に向け、仕掛けを用意しているという遠山HC。ジュリアン、KJという新戦力の融合具合と共に、今後気になる部分だ。
 ここから年内はアウェイとホームが交互に続くレイクス。まずは今週末、アウェイ石川戦に臨む。4連勝と上り調子の相手に負けないアグレッシブなプレーを期待しよう。

☆今週末 アウェイ金沢武士団(サムライズ)戦
11/7(土)18:00 TIPOFF、8(日)13:00 TIPOFF
金沢市総合体育館
チケット予約受付は本日11/5(木)18時まで!
http://www.lakestars.net/news/detail/id/2134

☆来週末11/14(土)&15(日)は平和堂presents vs浜松・東三河フェニックス戦!年に一度の彦根ゲームは、有明で敗れた浜松とのリベンジマッチ!前売券発売中!
http://www.lakestars.net/news/detail/id/2131




Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2015年11月05日11:50