遠山の地声

アウエイ秋田戦の振り返り

昨シーズン、準優勝の強敵アウエイ秋田戦は手痛い連敗となりました。
(初日:滋賀78vs秋田90、2日目滋賀64vs80)


ーまず、滋賀から大きなご声援を送ってくださったブースターの皆様、そして豪雪の中秋田まで足を運んでくださったブースターの皆様に心からお礼を申し上げます。
我々は力強いご声援を受け秋田に対し勇敢にファイトしましたが力及ばず、今シーズン初の同一カード連敗となってしまいました。 連敗は悔しいですが、しかし全てが悲観的でネガティブな方向に進んでしまう様な敗戦ではなかったと思っています。
我々にも良い部分はありましたし、また通用しないことや今後のチーム作りの上で変更すべきことなどクリアに見えたゲームでもありました。

初日は2Q終了間際の接戦展開も残り2分ミスからの失点から9点差で前半終了、後半差を広げられました。  2日目は前半を7点リードで終えたものの3Qを11点に抑えられて逆転を許しました。

ー土曜日のゲームは自分達のミスからリズムを失ったゲームでした。秋田は我々のミスを見逃さず、走られてしまいました。 結果的にはターンオーバーの数自体はほぼ変わりませんでしたが、ミスをするタイミングが秋田と我々ではレベルが違いました。
秋田は大げさに言えばどうでも良い時にミスをし、我々は極めて重要な局面でミスをしてしまいました。
日曜日は土曜日に比べもっとデリケートな試合でした。
前半はリードして終えたものの、どこかで必ず追いつかれると思い、クロスゲームになった時に我々の方が余力を持ってゲームを進めたいと思っていましたが、我々にはいくつかの不調とファールトラブルが重くのしかかってしまいました。


2日間とも、4Qで競り合うところまで挽回できず完敗となってしまったのが残念です。


ー完敗で残念かどうかは今は分かりません。大切なことはこの秋田戦を我々の力に変えていくことです。
今後、「あの時秋田に負けたことが良かった」と思える様に我々は変化していくことが重要です。
確かなことは困難な状況にこそ成長のチャンスがあります。我々には雑音を気にしたり、下を向いている暇はないのです。
また、内容的には素晴らしい部分もあり、土曜日のゲームではリーグで最も3Pの成功率が高い(38.5%)秋田の3Pを抑えることができましたし(25.9%)、日曜日のゲームでは4Qラスト1:10にファールゲームを仕掛けるまではリーグで最も得点アベレージが高い(87.4点)秋田を70点に抑えることができていました。
これは我々が非常にディフェンシブなチームに成長してきていることを意味しています。
秋田に対して一定のディフェンスのエクスキュートが出来たことは収穫ですし、選手達はよく頑張っていたと思います。


3Pが大不調の2日間でしたが、両日ともインサイドより外に拘って最後まで打ち続けた印象です。結果、2日で10/53、20%未満の大ブレーキとなってしまい、完敗の直接要因となったように思います。 アウトサイド不調なゲームは今後も発生すると思われますが、不調ゲームを少なくする、もしくは3P不調時に別パターンでオフェンス展開していくことは今後は期待できるのでしょうか?

ー3Pの確率は悪かったですし、アテンプト数もこれまでの我々の平均よりも多かったですが、実は2Pのアテンプト数も両日とも秋田を上回っていましたし、我々の平均よりも多かったのです。
特に両日とも終盤に3Pが必要になり多く打った上での数字ですので、数字上では3Pに拘っていたわけではありませんが、重要な局面で外してしまった3Pや我慢ができず打ってしまった3Pがありましたのでその様な印象のゲームなってしまいました。
我々はアウトサイドシュートが得意な選手が多いだけで、3Pのアテンプト数はリーグ内で特に多いわけではなく平均本数は大体真ん中ぐらいのチームです。
ただ、どうしても簡単に『打ててしまう』能力がある選手が多いので、状況によって打ち抜く時と我慢する時の状況判断をもって良くしていかなければなりませんし、引き続きペイントエリアでのスコアを求めていくことは必須です。
私は基本的に選手に対し何かを要求する時は2つ以上の選択肢を与え、選手のプレーを容認するときは基本的に1つ以上の制限を付けます(例えば、シュートを打っても構わない、その代わりインサイドを経由してから打ちなさい)。
選手が常に複数の選択肢を考え賢く判断し、チームが成熟し、選手が能力を最大限に生かし、バランス良く、何より常にペイントエリアを制圧できる状態を作りたいと思っています。
そう言った意味では今後は他のパターンが展開されることも出てくるでしょう。

戦力的には上位といわれている今季レイクスですが、 現状のチーム実力は強豪には歩が悪いレベルなのでしょうか?   日本人、外国人とも多くの入れ替えが発生している今季レイクスの成熟度の問題でしょうか?

ー決して分が悪いとは思えませんが、まだ我々は各選手の能力を最大限に活かしきれていないと思います。
また、成熟度の問題等もあるでしょう。
これまでは特定の数人の選手が責任感の強さから「オレがどうにかしてチームを助けよう。
オレが全てクリエイトしなければ。オレがどうにかしてチームを勝利に導かなければ。」と思いプレーしていた部分が多かったです。 
しかし相手もスカウティングし彼らをどうにか止めようとしてきますし、事実うまく抑えられたり、難しいショットが多くなっていました。
これは彼らが悪いとか能力が無いというわけではなく、その中でプレーするのは彼らでなくても困難です。
それでプレーできればコービー・ブライアントやレブロン・ジェームスです。
秋田に負けたことにより、我々はそれではこれから勝っていけないことが分かりました。
『オレがチームを助ける』から『システムが彼らを助ける』に移行し、チームとしてプレーしショットを打つ重要性がハッキリと示され、全員がピタリと同じ方向を向くことができました。
また秋田戦から我々は『個人』ではなく『チーム』としての一体感や輪、集団としての強力な精神を養う為に、事あるごとにいつもよりもハドルを組み、ロッカールームでのミーティングはいつもよりも一歩前へ出て選手と私が近い位置で円を作ることを意識し、試合前のウォーミングアップ中も一度集合し顔を合わせ、常にチームの繋がりを意識するようになりました。
日曜日のロッカールームのミーティングでは岡田が他の選手に「もっと前へ出よう」と促し、我々がより近い距離になれるように手助けしてくれました。 これは勇気のいることで素晴らしいことです。
我々はプレーの面での成熟度の向上と共に、プレー外でも呼吸を合わせ、心を合わせるレベルに向かい始めることができました。


さて、今週末は3度目のゲームが無い、バイ・ウイークです。 次節、12月20日、21日にチャンピオンチームであるアウエイ沖縄戦を控えて、レイクスはどのような練習を予定していますか?


ーチームプレーを心がけ、その中で選手それぞれの長所を最大限に発揮できる仕組みを作っていきたいと思います。
昨日(水曜日)から練習をしていますが、私は連敗によりネガティブになりもう少し暗い雰囲気になっているかと思って体育館に入りましたが、手はビックリするぐらい次に向けステップアップを求めており、前向きに取り組んでいました。 何とも言えない素晴らしい空気でした。
全てが今すぐに劇的に良い方向へ向かうかは分かりませんし、シーズン中これからも必ず困難な状況が訪れ高い壁が立ちはだかります。 しかし、彼らなら戦えるだろうと思いました。

ありがとうございます。 今シーズン初の連敗を喫しましたが、まだまだチームの成長に期待をもてる状況ですね。 来週は、チャンピョンチーム沖縄戦への抱負をうかがいます。


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前節、ホーム青森戦での連勝ストップに続いて初の連敗に対して、今季の躍進を期待する周囲の失望の声があがっているものの、遠山HCからは前向きなコメントが多く、チームは前向きに捉えて成長への糧にしようと真摯にアプローチ継続中であることがわかる。
 
”勝利から学ぶことは何もない。”  

スポーツ界の格言があるが、新生遠山レイクスは、

”敗戦から大きく学び、シーズン中に大きく成長成熟していく。 ”  

チームであること、その過程を応援という形で共に経験していけることを
期待して、見守っていきたい。





Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2014年12月11日11:29
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