ホーム島根戦レビュー&前半戦レビュー
前半戦ラストとなった島根戦、2ゲーム差で追いかける4位島根との直接対決であり、連勝したいところでした。実際に、初戦は序盤から優位に試合を進めましたが、14点リードで迎えた4Qに、一気に相手に畳みかけられてしまいました。島根の外からの攻撃をなかなか止められませんでしたね。
――初戦の前半はディフェンスをアグレッシブにすることと、オフェンスのテンポを上げることで流れを掴むことを目指し、実際に非常に良いリズムでプレーすることができました。
しかし後半、特に4Qはディフェンスのアグレッシブさを失い、オフェンスも悪いショットが多くなったり、多くのミスを犯してしまいました。
いくつかの理由で島根にモメンタムを掴まれてしまい、ディフェンスがかなりソフトになってしまった為、島根にストレス無くオフェンスをさせ、多くのビッグショットを決められてしまいました。また、重要な局面でリバウンド・ルーズボールでハッスル負けしてしまい、それらも島根に勢いを掴ませてしまった大きな要因でした。
我々には、そもそも島根をノセないように、後半もアグレッシブに力強くプレーする必要がありましたし、それと同時に、悪くなってしまった後も、ゲーム内で即座に修正し、流れを引き戻し、力強くゲームを終わらせるタフさと、どちらも必要であり不足していました。
また、この日はリバウンドで25-51と大きく後れを取ってしまいました。リバウンド数リーグトップのデービス選手を擁する島根相手に、戦前から苦戦が予想される部分ではありましたが、一方、翌日は42-41で上回ることができました。初日の劣勢、そして二戦目にリードできた要因はどこ にあったのでしょうか。
――要因はいくつかあります。
初日の劣勢は、単純にデービス選手を中心とした島根のインサイド陣のリバウンドが、我々の想像以上に凄まじかったことや、リバウンドを獲得しづらいシュートを多く打たれてしまったことなど、または横江や小林や加納などが、インサイドへのボックスアウトのヘルプに丁寧に行き続けたので(これは素晴らしいことでしたが)、ロングリバウンドに対応できなかったことなどがありました。
2日目は、単純にボックスアウトの質が上がったことや、我々のディフェンスが成功し意図したシュートを打たせることでリバウンドに入りやすかったこと、またフリースローの試投数が示すように(初日8本、2日目26本)、2日目は終始アグレッシブでフリースローの機会が多く、島根がオフェンスリバウンドにチャレンジできる機会が少なかったことなどがありました。いずれにせよ、デービス選手については日本であんなにリバウンドが強い選手を見たことがありません。

その二戦目は、前半でファールトラブルに見舞われ、また3Q序盤でリードを広げられるなど、厳しい戦いでしたが、4Qで一気にリードを奪って試合を決めました。前日とは逆の展開で、終盤に試合を決めることができ、タフな戦いをものにできましたね。
――前半でファールトラブルになり2Qで逆転されましたが、私としましてはよく我慢したと思っていました。あれだけタフなシチュエーションであれば、10点以上点差を付けられてもおかしくはない状況で、1点差で前半を折り返せたので、非常に価値のある我慢のできた前半だったと思います。
その為、我々にはファールトラブルのストレスはありましたが、焦りはありませんでした。
3Qはディフェンスが悪くなり、リードを広げられそうになりましたが、小林・横江・加納がディフェンシブなゲームに正してくれ、引き続き我慢することができました。このゲームのポイントの1つとしては、3Qに良いディフェンスをして相手に快適にプレーできないことを力強く示し、その流れで4Qに入れたことだと思います。
4Qは積極性を全面に出す為ウェインを入れたスモール・ラインナップにしましたが、横江・小林が岡田・ウェイン・ジュリアンの能力をよく引き出し、岡田達はよくそれに応えてくれたと思います。
前半戦を振り返ると、外国籍選手2人体制が2か月近く続くなど、決して万全とはいえない体制でしたが、前半戦17勝9敗という成績は、シーズン 最多勝利を挙げた昨季(18勝10敗)を上回る勝率です。ここまでのチームの戦いぶりはどのように評価していますか。
――まだまだ並の激しい不安定なゲームが多いです。良い時はとても強く、場合によっては昨シーズンよりも強いと思えるゲームもありました。
しかし、悪いゲームが多く、我々はそれが現段階での自分達の実力だと謙虚に受け止めなければなりません。決して満足のいく前半戦ではありませんでしたが、逆に言うと、自分達の弱さを理解するには十分の、後半戦に向けて実のある前半戦だったのではないかと思います。
ここでオールスターのバイウィークを挟み、これ以降は有明ファイナルズまで空き週なしでシーズンを駆け抜けることになります。上位クラブとの戦 いが続く時期もありますが、今後、レイクスが上位陣を脅かすためのポイントはどこでしょうか。
――我々のチームの性格から考えれば、もう空き週は無い方が良いと思っています。後半戦に向けては、厳しさ、我慢、この2つが大きなポイントになります。
日々の練習からそれらを丁寧に継続し、自分達の持っているものを最大限にコート上に落とし込めるようになった時、それを考えると、とても興奮します。
========================================
前半戦ラスト、島根との連戦を痛み分けで終えたレイクス。しかし、タフな状況から勝ちをもぎ取った2戦目は、後半戦に期待を抱かせるに十分な内容だったといえる。今季最後のバイウィーク、そしてbjラストシーズンのクライマックスへ。共に戦おう!
☆後半戦ホーム初戦!2/6(土),7(日)山﨑砂利商店・ヤマゼンpresents vs大分@草津!
http://www.lakestars.net/news/detail/id/2201
☆後半戦初戦!1/30(土),31(日)アウェイ奈良戦@奈良市、チケット受付中!クラブレイクスポイントもget!
http://www.lakestars.net/news/detail/id/2178
☆小川コーチ&井上、小林、鈴木の3選手が講師!1/24(日)AM10時~バスケクリニック@近江八幡!(1/22〆切)
http://basketballschool.shiga-saku.net/e1230747.html
Follow @shigalakestars
――初戦の前半はディフェンスをアグレッシブにすることと、オフェンスのテンポを上げることで流れを掴むことを目指し、実際に非常に良いリズムでプレーすることができました。
しかし後半、特に4Qはディフェンスのアグレッシブさを失い、オフェンスも悪いショットが多くなったり、多くのミスを犯してしまいました。
いくつかの理由で島根にモメンタムを掴まれてしまい、ディフェンスがかなりソフトになってしまった為、島根にストレス無くオフェンスをさせ、多くのビッグショットを決められてしまいました。また、重要な局面でリバウンド・ルーズボールでハッスル負けしてしまい、それらも島根に勢いを掴ませてしまった大きな要因でした。
我々には、そもそも島根をノセないように、後半もアグレッシブに力強くプレーする必要がありましたし、それと同時に、悪くなってしまった後も、ゲーム内で即座に修正し、流れを引き戻し、力強くゲームを終わらせるタフさと、どちらも必要であり不足していました。
また、この日はリバウンドで25-51と大きく後れを取ってしまいました。リバウンド数リーグトップのデービス選手を擁する島根相手に、戦前から苦戦が予想される部分ではありましたが、一方、翌日は42-41で上回ることができました。初日の劣勢、そして二戦目にリードできた要因はどこ にあったのでしょうか。
――要因はいくつかあります。
初日の劣勢は、単純にデービス選手を中心とした島根のインサイド陣のリバウンドが、我々の想像以上に凄まじかったことや、リバウンドを獲得しづらいシュートを多く打たれてしまったことなど、または横江や小林や加納などが、インサイドへのボックスアウトのヘルプに丁寧に行き続けたので(これは素晴らしいことでしたが)、ロングリバウンドに対応できなかったことなどがありました。
2日目は、単純にボックスアウトの質が上がったことや、我々のディフェンスが成功し意図したシュートを打たせることでリバウンドに入りやすかったこと、またフリースローの試投数が示すように(初日8本、2日目26本)、2日目は終始アグレッシブでフリースローの機会が多く、島根がオフェンスリバウンドにチャレンジできる機会が少なかったことなどがありました。いずれにせよ、デービス選手については日本であんなにリバウンドが強い選手を見たことがありません。
その二戦目は、前半でファールトラブルに見舞われ、また3Q序盤でリードを広げられるなど、厳しい戦いでしたが、4Qで一気にリードを奪って試合を決めました。前日とは逆の展開で、終盤に試合を決めることができ、タフな戦いをものにできましたね。
――前半でファールトラブルになり2Qで逆転されましたが、私としましてはよく我慢したと思っていました。あれだけタフなシチュエーションであれば、10点以上点差を付けられてもおかしくはない状況で、1点差で前半を折り返せたので、非常に価値のある我慢のできた前半だったと思います。
その為、我々にはファールトラブルのストレスはありましたが、焦りはありませんでした。
3Qはディフェンスが悪くなり、リードを広げられそうになりましたが、小林・横江・加納がディフェンシブなゲームに正してくれ、引き続き我慢することができました。このゲームのポイントの1つとしては、3Qに良いディフェンスをして相手に快適にプレーできないことを力強く示し、その流れで4Qに入れたことだと思います。
4Qは積極性を全面に出す為ウェインを入れたスモール・ラインナップにしましたが、横江・小林が岡田・ウェイン・ジュリアンの能力をよく引き出し、岡田達はよくそれに応えてくれたと思います。
前半戦を振り返ると、外国籍選手2人体制が2か月近く続くなど、決して万全とはいえない体制でしたが、前半戦17勝9敗という成績は、シーズン 最多勝利を挙げた昨季(18勝10敗)を上回る勝率です。ここまでのチームの戦いぶりはどのように評価していますか。
――まだまだ並の激しい不安定なゲームが多いです。良い時はとても強く、場合によっては昨シーズンよりも強いと思えるゲームもありました。
しかし、悪いゲームが多く、我々はそれが現段階での自分達の実力だと謙虚に受け止めなければなりません。決して満足のいく前半戦ではありませんでしたが、逆に言うと、自分達の弱さを理解するには十分の、後半戦に向けて実のある前半戦だったのではないかと思います。
ここでオールスターのバイウィークを挟み、これ以降は有明ファイナルズまで空き週なしでシーズンを駆け抜けることになります。上位クラブとの戦 いが続く時期もありますが、今後、レイクスが上位陣を脅かすためのポイントはどこでしょうか。
――我々のチームの性格から考えれば、もう空き週は無い方が良いと思っています。後半戦に向けては、厳しさ、我慢、この2つが大きなポイントになります。
日々の練習からそれらを丁寧に継続し、自分達の持っているものを最大限にコート上に落とし込めるようになった時、それを考えると、とても興奮します。
========================================
前半戦ラスト、島根との連戦を痛み分けで終えたレイクス。しかし、タフな状況から勝ちをもぎ取った2戦目は、後半戦に期待を抱かせるに十分な内容だったといえる。今季最後のバイウィーク、そしてbjラストシーズンのクライマックスへ。共に戦おう!
☆後半戦ホーム初戦!2/6(土),7(日)山﨑砂利商店・ヤマゼンpresents vs大分@草津!
http://www.lakestars.net/news/detail/id/2201
☆後半戦初戦!1/30(土),31(日)アウェイ奈良戦@奈良市、チケット受付中!クラブレイクスポイントもget!
http://www.lakestars.net/news/detail/id/2178
☆小川コーチ&井上、小林、鈴木の3選手が講師!1/24(日)AM10時~バスケクリニック@近江八幡!(1/22〆切)
http://basketballschool.shiga-saku.net/e1230747.html
Follow @shigalakestars