アウェイ福岡戦振り返り&アウェイ高松戦に向けて
福岡遠征、1勝1敗でした。今回は、以前から右手首を痛めているマブンガがプレーできるかどうかの判断が難しかったと思います。得点力、あるいはリバウンドの面で、今のレイクスの大きな軸ともいえるマブンガの不在、不調はどう影響したでしょうか。
――前節の沖縄戦も無理をしての出場で、ゲーム中に同じ箇所を再び痛めた経緯もあり、福岡戦は出場の可否が難しい判断でした。
1日目は痛みの強さから不出場、2日目は出場できたものの、実際は開幕戦後2週間チーム練習を全くしていない状態でしたからゲームにアジャストできず、またインサイド・アウトサイド関わらずシュートタッチが抜群に良い選手ですので、本来の感覚と変わってしまった利き腕の怪我は本人にとってタフだったと思います。
当然スコアやチームのボールの動きやリバウンド、相手のセンターもフォワードもマッチアップが難しいジュリアンのユーティリティさが無くなってしまえばチームには大きな影響がありました。
その中で、初戦は40分間フル出場となったジェフ、KJの二人がともに20点オーバーのダブルダブルと、本領を発揮したのは頼もしいですね。
――40分間フル出場という大変なことを強いてしまいましたが、両選手ともファイトしてくれたと思います。
ジェフが11リバウンド、KJが15リバウンドという数字も素晴らしいですが、彼らが多くのリバウンドを獲得できたのは波多野がゴール下で相手の外国籍選手とファイトし続け、相手のリバウンダーを抑えてくれたお陰でジェフとKJがリバウンドを獲得することができました。ジェフとKJの外国籍選手2人でもゲームが成立したのは波多野の存在のお陰であり、数字に出ない波多野のファイトがこの日の勝利の最も大きな勝因でした。
また、スコアよりもジェフの4ブロック、KJの1ターンオーバーの方が私は素晴らしいと思いましたし、ビッグネームがズラリ並ぶ福岡相手に61失点と引き締まったディフェンスをすることができました。そこには加納のディフェンスはもちろん、岡田がディフェンスを集中しチームディフェンスを助けたことが大きかったです。
一方で、二戦目は惜しい負け方となりました。出だしから福岡にペースを握られて0-16とリードを許し、また終盤も十分な残り時間の中で1点差を追いつくことができませんでした。一本をとる、一本を抑えるという点で、まだまだ精度を高めたいところでしょうか。

――ジュリアン不在でも初日に勝てたこと、ジェフとKJを筆頭に数人が初日にプレータイムが多くなり過ぎてしまい、KJはゲーム2日前に捻挫して万全ではなかったこと、また2日目はジュリアンがゲームに出場可能となったこと、などの要因で前日と同じメンタリティで集中してゲームに入ることが困難になった2日目でした。
当然チームは緩もうと思って緩んでいるわけではありませんが、福岡は前日よりも更にハードにプレーします。1日目に勝利したチームは、仮に前日とあらゆる面で同じだとしても、それでも足りないのです。
今回は2日目の"メンタル・ゲーム"に対する準備が困難ではありましたが、それでも私を含め選手ももっと良い準備と戦いをしなければなりませんでした。
このような事態を想定してのプランでゲームに望みましたが、結果的に失敗しました。
しかし、我々はこのゲームから学び成長しなければなりません。1つのプレーの重要性という意味でも、我々はもっと謙虚にならなければなりません。
開幕からここまでの3節では、外国人選手3人と岡田が好調に見えます。ここに、遠山HCがオフシーズンから強調してきた他の日本人選手の成長が加わると、チームも一段と波に乗っていくかと思いますが、HCの目からはどんな印象でしょうか。
――まず、外国籍選手は3人とも好調ではないと思っています。
強いて言えば、開幕戦のジュリアンのスコアだけは好調で、彼はそういう能力もある選手ですが、その後は怪我で思うようにプレーできていません。ジェフとKJはまだまだ、全然ダメだと思っています。
しかし、1つのポジションに固定されない特殊な能力を持った3人ですから、これからもっとフィットしていきますので外国籍選手3人に関してはポジティブな成長課題だと思っています。その為に彼ら3人の意見にはかなり耳を傾けています。
岡田は良いと思います。それはスコアよりも、リーダーシップと姿勢、ディフェンスの取り組み方が昨シーズンよりも良いです。加納に関しては全く心配していませんので、その他の日本人選手の活躍は絶対に必要となりますし、期待しています。
さて、今週はアウェイで高松戦です。北陸高校を長年率いた名将・津田洋道氏を監督に迎え、前琉球のアンソニー・ケントや新外国人のニノ・ジョンソン、前信州の楯昌宗などが活躍。開幕戦で浜松に勝利するなど、ここまで4勝2敗と好調です。難しい戦いも予想されますね。
――非常に好調なチームで、アンソニー・ケント選手とニノ・ジョンソン選手のインサイドは強烈で、これまでのゲームの中で最も大きく、ガードの鈴木選手や山下選手も好調ですし、ペリメーターには菊池選手のような危険な選手もいます。さらに、基本合意している新外国籍選手もそろそろ出場するかもしれませんので、不確定要素の多いゲームなります。そういう意味でも難しいゲームになります。
我々は前節の敗戦からもう1度謙虚に、小さなことを大切に、チームとしてやるべきことにチャレンジするゲームになります。
私はそのチャレンジするチームを見ることを楽しみにしています。
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一勝一敗、痛み分けとなった福岡戦を今後の糧にできるか。ジュリアン、KJのコンディションも含め、今週の高松戦は今後の試金石ともなり得る重要な試合になりそうだ。名将・津田新監督のもと、勢いのある高松に負けない、熱いプレーを、そして熱いブーストを!GO!LAKES!
☆アウェイ 高松ファイブアローズ戦
10/24(土)19:00 TIPOFF、25(日)13:00 TIPOFF
高松市総合体育館
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――前節の沖縄戦も無理をしての出場で、ゲーム中に同じ箇所を再び痛めた経緯もあり、福岡戦は出場の可否が難しい判断でした。
1日目は痛みの強さから不出場、2日目は出場できたものの、実際は開幕戦後2週間チーム練習を全くしていない状態でしたからゲームにアジャストできず、またインサイド・アウトサイド関わらずシュートタッチが抜群に良い選手ですので、本来の感覚と変わってしまった利き腕の怪我は本人にとってタフだったと思います。
当然スコアやチームのボールの動きやリバウンド、相手のセンターもフォワードもマッチアップが難しいジュリアンのユーティリティさが無くなってしまえばチームには大きな影響がありました。
その中で、初戦は40分間フル出場となったジェフ、KJの二人がともに20点オーバーのダブルダブルと、本領を発揮したのは頼もしいですね。
――40分間フル出場という大変なことを強いてしまいましたが、両選手ともファイトしてくれたと思います。
ジェフが11リバウンド、KJが15リバウンドという数字も素晴らしいですが、彼らが多くのリバウンドを獲得できたのは波多野がゴール下で相手の外国籍選手とファイトし続け、相手のリバウンダーを抑えてくれたお陰でジェフとKJがリバウンドを獲得することができました。ジェフとKJの外国籍選手2人でもゲームが成立したのは波多野の存在のお陰であり、数字に出ない波多野のファイトがこの日の勝利の最も大きな勝因でした。
また、スコアよりもジェフの4ブロック、KJの1ターンオーバーの方が私は素晴らしいと思いましたし、ビッグネームがズラリ並ぶ福岡相手に61失点と引き締まったディフェンスをすることができました。そこには加納のディフェンスはもちろん、岡田がディフェンスを集中しチームディフェンスを助けたことが大きかったです。
一方で、二戦目は惜しい負け方となりました。出だしから福岡にペースを握られて0-16とリードを許し、また終盤も十分な残り時間の中で1点差を追いつくことができませんでした。一本をとる、一本を抑えるという点で、まだまだ精度を高めたいところでしょうか。
――ジュリアン不在でも初日に勝てたこと、ジェフとKJを筆頭に数人が初日にプレータイムが多くなり過ぎてしまい、KJはゲーム2日前に捻挫して万全ではなかったこと、また2日目はジュリアンがゲームに出場可能となったこと、などの要因で前日と同じメンタリティで集中してゲームに入ることが困難になった2日目でした。
当然チームは緩もうと思って緩んでいるわけではありませんが、福岡は前日よりも更にハードにプレーします。1日目に勝利したチームは、仮に前日とあらゆる面で同じだとしても、それでも足りないのです。
今回は2日目の"メンタル・ゲーム"に対する準備が困難ではありましたが、それでも私を含め選手ももっと良い準備と戦いをしなければなりませんでした。
このような事態を想定してのプランでゲームに望みましたが、結果的に失敗しました。
しかし、我々はこのゲームから学び成長しなければなりません。1つのプレーの重要性という意味でも、我々はもっと謙虚にならなければなりません。
開幕からここまでの3節では、外国人選手3人と岡田が好調に見えます。ここに、遠山HCがオフシーズンから強調してきた他の日本人選手の成長が加わると、チームも一段と波に乗っていくかと思いますが、HCの目からはどんな印象でしょうか。
――まず、外国籍選手は3人とも好調ではないと思っています。
強いて言えば、開幕戦のジュリアンのスコアだけは好調で、彼はそういう能力もある選手ですが、その後は怪我で思うようにプレーできていません。ジェフとKJはまだまだ、全然ダメだと思っています。
しかし、1つのポジションに固定されない特殊な能力を持った3人ですから、これからもっとフィットしていきますので外国籍選手3人に関してはポジティブな成長課題だと思っています。その為に彼ら3人の意見にはかなり耳を傾けています。
岡田は良いと思います。それはスコアよりも、リーダーシップと姿勢、ディフェンスの取り組み方が昨シーズンよりも良いです。加納に関しては全く心配していませんので、その他の日本人選手の活躍は絶対に必要となりますし、期待しています。
さて、今週はアウェイで高松戦です。北陸高校を長年率いた名将・津田洋道氏を監督に迎え、前琉球のアンソニー・ケントや新外国人のニノ・ジョンソン、前信州の楯昌宗などが活躍。開幕戦で浜松に勝利するなど、ここまで4勝2敗と好調です。難しい戦いも予想されますね。
――非常に好調なチームで、アンソニー・ケント選手とニノ・ジョンソン選手のインサイドは強烈で、これまでのゲームの中で最も大きく、ガードの鈴木選手や山下選手も好調ですし、ペリメーターには菊池選手のような危険な選手もいます。さらに、基本合意している新外国籍選手もそろそろ出場するかもしれませんので、不確定要素の多いゲームなります。そういう意味でも難しいゲームになります。
我々は前節の敗戦からもう1度謙虚に、小さなことを大切に、チームとしてやるべきことにチャレンジするゲームになります。
私はそのチャレンジするチームを見ることを楽しみにしています。
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一勝一敗、痛み分けとなった福岡戦を今後の糧にできるか。ジュリアン、KJのコンディションも含め、今週の高松戦は今後の試金石ともなり得る重要な試合になりそうだ。名将・津田新監督のもと、勢いのある高松に負けない、熱いプレーを、そして熱いブーストを!GO!LAKES!
☆アウェイ 高松ファイブアローズ戦
10/24(土)19:00 TIPOFF、25(日)13:00 TIPOFF
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Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2015年10月22日22:25