沖縄戦振り返り&福島戦へ向けて
沖縄戦、連敗が懸念される中、2日目勝利して1勝1敗でした。
ー我々は前節で連敗していましたので、連敗をストップさせる必要がありました。
対戦相手が昨シーズンのチャンピオンチームだからというより、
前節秋田戦での連敗から沖縄戦で勝利というチームにとっての成長の証が欲しかったです。
まず初日、前半つけられた8点差リードを後半埋めることができず、最終、
13点差の完敗でした。(滋賀67vs沖縄80)。しかしながら、怪我で遠征に帯同できなかった
クリス・ホルム選手不在の影響を心配しましたが、完敗だったものの、試合内容は
それほど悪くなく翌日に期待を抱かせるものだったと感じましたが如何でしょうか?
ーチームにおいて怪我等で選手が抜けた場合、ディフェンスさえ安定していればその選手の
分の得点の分配は意外とどうにかなる場合があるのですが、リバウンドの分配はとても困難です。
特に前節秋田戦日曜日に19リバウンド(内13オフェンスリバウンド)を記録したクリスの
穴を埋めるのは容易ではありませんでしたが、ジェフがハッスルし16リバウンドを獲得してくれました。
クリスはチームで唯一のセンターとして安定感をもたらしてくれますし、常に優れたリーダーシップを
発揮してくれています。さらに土曜日はファールトラブルにも苦しみましたので、クリス不在の
影響は少なからずあったかと思います。
また、土曜日の試合は「普通のことが普通にできない」試合でした。
沖縄のようなディフェンスが良く強いチームと対戦する時、我々が意図してプレーすることよりも、
慌ててプレーしてしまうことが多くなり、いつも当たり前にやっていることや約束事を忘れて
しまったり、いつもしていないことを急にやってしまうことがあります。
それが沖縄のようなチームの強さの要因の1つでもありますが、それでは我々は上手くゲーム
を進めることは困難です。
日曜のゲームにおいて我々は「普通のことを普通に」やることと、秋田戦の連敗からチーム
として取り組んでいることをしっかりとコート上で表現する必要がありました。
翌日2戦目、試合前に沖縄キブエ・トリム選手の故障者リスト入りが決定
して、両チーム共にセンター不在、の試合となることが判明します。
ー沖縄もクリスと同じポジションの選手が不出場ということで、我々はいよいよ言い訳のできない
状況となりました。「これはまたより一段と面白くなりそうだなぁ」とプレッシャーと戦う準備ができました。
第1Q、一時は9点差をつけられたものの、何とか持ちこたえて前半を4点差リードで
折り返します。(第2Q終了:滋賀38vs沖縄42)
ーゲームの入りをゾーンディフェンスにしましたが、決められたくない選手に3Pを2本決められて
しまい、1Q序盤に9点差を付けられてしまいました。
ゾーンをやめ、岡田がチームを牽引し大きな点差を付けられることなく、オフェンス・ディフェンス
共にチームとして機能し余力を持って前半を終えることができました。
オフェンスではウッドの不調、ディフェンスでは加納の不調と、オフェンスとディフェンスの要2人
の不調が大きかったにも関わらず、チームとして機能していたことが我々を助け、余力を
もたらしてくれた最も大きな要因だったと思います。
第3Q、沖縄を13点に押さえて逆転に成功します。(第3Q終了:滋賀59:沖縄55)
両チーム、前半よりデイフェンスが厳しくなる中で、滋賀が21点奪えた中で、小林が5点、溝口が3点と
貢献してくれました。
ー小林、溝口、井上、レイが素晴らしいプレーでチームを牽引してくれました。
両チームフラストレーションが溜まりデリケートな展開の中、彼らは雑念無く自分の仕事にフォーカスし、
それぞれ素晴らしいプレーとショットを決めてくれました。
そして最終4Q, 開始すぐにパーマー選手が負傷退場してしまい、外国人2名となってすぐ逆転され、
そのままずるずると引き離されるかと心配しましたが、すぐ同点として持ちこたえて
パーマー選手は3分後にすぐ復帰しました。
ークリス不在の中、土日とも全てがジェフを中心に回っていましたので、ジェフの負傷はヒヤリとしました。
***4Q開始早々、パーマー選手は岡田選手からのアリーウープパスを無理な体勢でシュート後、
コートに腰を強打。 その後、数分間起き上がれず退場後、3分余りの不在だけですぐ復帰、
腰をかばいながら最終盤に貢献。
トレーナー陣も驚くほどタフなジェフがあれだけ痛がっているということは正直もう戻って来れない
と思いましたが、「戻る」と言った時のジェフのカッコ良さを一生忘れないと思います。
また、それまで土曜日から70分間絶不調だったウッドが4Qに目覚め、4Q開始3分半で
5得点してくれたことで我々は持ちこたえることができました。
オフィシャル・タイムアウト時点では滋賀64:沖縄68と4点差リードされていましたが、
ここから集中したデイフェンスを見せて残り1分で逆転に成功、結局、沖縄を最後5分弱、
3点のみに抑えて、勝利をもぎ取りました。 チャンピオンチーム相手の後半のディフェンス中心
の接戦は見ごたえがありました。
ー沖縄のミスに助けられた部分も多かったと思います。
実際は我々もミスをしましたし、打たれてはいけないシュートも打たれています。
しかし、ディフェンスをエクスキューション(遂行)できていた部分も多くありましたし、試合を通じて
我々が最終的にモメンタム(流れ)を掴めるよう少しずつしたたかに環境を整え、試合全体の
トータル・コーディネートが出来ていたゲームだったと思います。
前節、秋田戦後の遠山HCインタビューでのコメントどうりチームが徐々にデイフェンス
能力を身につけてきているかと期待します。 連敗をストップしただけでなく、ホームで圧倒的に
強い沖縄に今期ホーム初黒星をつけて大きな勝利となりましたね。
ーまだまだ不安定ですので、毎日の練習から高い意識を持って取り組み、安定して良いディフェンス
ができるようになり、ディフェンスによって負けないチームになることが重要です。
連敗をストップできホッとしていますし、沖縄相手に彼らのホームゲームで勝てたことは
素晴らしいですが、それが出来たのであればいつも同じクオリティーのバスケットをしなければ
ならないとより一層危機感を持って日々取り組んでいかなければならないということでもあります。
出場9名全選手得点もよかったですが、激しいゲームの中で前半でウッドベリー、
横江が負傷、4Qにはパーマーまで負傷途中退場の中、全員すぐ復帰して勝利に貢献したのが
印象的でした。ホルム選手欠場や3連敗の中、チーム全体で勝利を掴もうという気迫を感じました。
ー怪我と言った意味でも本当にタフなゲームでした。
それぞれ痛い所が少なく健全にゲームに臨めることが如何に幸せなことか改めて認識できました。
またチームという輪の中でそれぞれが持ち味を発揮し、チームとしてプレーしたからこそ
お互いを助け合い我慢しながら勝利を目指せたのだと思います。
特に4Q,負傷から復帰後の、”ファイティング・モード” のパーマー選手は頼もしかったですね。
ー本当にジェフの闘争心は凄いです。単純に男としてカッコいいですね。
日曜日の4Qも重要なショットを決め、重要なオフェンス・チャージングを取ってきてくれました。
どんな時でもどんな相手でもファイトしチームを引っ張ってくれますし、ジェフはジェフがいることで
他の選手のプレーを良くすることができる希有な選手です。
岡田選手もこの日は3Pの試投自体がゼロ、、これはマッチアップした沖縄山内選手の
激しいデイフェンスの影響もあったようですが、2Pとフリースローのみで15点(3アシスト、5リバウンド)、
4Q残り1分35秒では山内選手をファールアウトに追い込み、フリースローで同点に
しました。 ここ何節か3Pタフショットが多く成功率を下げていた岡田選手でしたが、3P試投ゼロでも、
他できっちり貢献してくれましたね。
ー土曜日の試合で岡田以外の選手もタフな3Pシュートや打たされているシュートが多かった為、
チームに「タフショットを我慢しよう」という話をしましたが、もしかしたら最初から3Pを打つ気は
無かったのかな?という感じです(笑)
チームの勝利の為に己を犠牲にする献身的で勇気ある姿勢と落ち着いて必要なプレーを
選択する賢さが素晴らしかったです。
ただ日曜の様な状況下でも、勝負所で(まるで最初から決まっていたかの様に)オープンになり
1本ズドンと決めてくる選手になってもらいたいと思っています。
岡田選手はこの日、日本人では福岡青木選手、富山城宝選手につぐ5000得点を達成しました。
9年目での5000得点、初年度から所属チーム全てで中心スコアラー、大きな怪我もなかった証明
で立派ですね。
ー素晴らしい実績です。 毎年7ヶ月間のリーグ戦を戦い抜き、9年に渡ってプレーすること自体
が大変なことなのに、本当に立派なことだと思います。きっと彼にとってあらゆる支えがあって
今日に至るのだと思います。
沖縄戦の4Qでジェフが怪我をした時の「アリウープ・パスを出したのは僕なんです。
僕がパスを出したせいでジェフが怪我をしたんじゃないかと思って。ショックです。」 なんて
可愛いことを考える(笑) 人柄だからこそ沢山の支えがあり、岡田も大きく感謝していると思います。
さて、これから今週末の12月27,28日福島戦、来週1月3,4日福岡戦(共に草津市立総合体育館)、
1月10,11日奈良戦(彦根市民体育センター)とホーム6連戦です。 大きく勝ち越すことが望まれます。
ー我々はまだまだ不安定なチームで、常に安定した力で勝利できるチームに成長していかなければなりません。
これは簡単なことではありませんし、リーグ内でも特定の数チームしか持ち得ていない力ですが、
ホーム6戦にチャレンジしていきたいと思います。
その為には日々の練習から丁寧にディテールにこだわり、チームがお互いを思いやり、
尚かつ競争心と危機感を持ち、毎日最良の準備をし、強い意志でハードワークに取り組み成長しなければなりません。
今週末は新規チーム:福島ファイアーボンズと初対戦。 現在、7勝17敗、東地区
12チーム中8位のチームです。年々、競争が激しくなるTKbjリーグで初年度チームが健闘しています。
藤田弘輝HCは遠山HCの元チームメイトですね。
ー藤田HCは私が浜松のAC時代と宮崎での4年間一緒のチームにおり、特に宮崎時代はACとして
私を支えてくれ、私と私の家族の恩人でもあります。
個人的には彼が健闘し頑張っているのは嬉しいですが、今週に限っては私の個人的な感情は関係なく、
レイクスとして東の勢いのある強敵にファイトします。
来週からまた藤田HCを応援します。
外国人は大分で活躍したバーデル・ジョーンズ3世選手、元長野のエドワード・モリス選手とリーグ
経験ある選手がいますが、遠山HCが7月アメリカにスカウト出張した際に注目した選手もいるとか?
ーバーデル・ジョーンズ3世選手と狩俣選手がチームを牽引し、沖縄や浜松といった西の上位チームにも
負けはしたものの後一歩で勝利という試合を繰り広げている非常に力のあるチームです。
また、7月のアメリカ出張で直接見てきたテレンス・シャノン選手は、そのワークアウトでTKbjリーグでは
有名なスニード選手を吹っ飛ばしていた怪物です。
今週末、クリス・ホルム選手はプレー可能でしょうか?また、小川伸也選手の復帰は期待できますか?
ークリスも小川も今週末に向け準備しています。
金曜日までの練習を見ての判断となると思いますが、クリスだけではなく、小川の出場の可能性も出てきている段階です。
今週末の福島戦、連勝を期待しています。
ーチーム一丸となってチャレンジしたいと思っています。
草津市総合体育館は備え付けの暖房設備がございませんので、会場に来て頂ける皆様は呉々も暖かい服装でお越し下さい。
暖房が不必要になる熱い試合になるよう頑張ります。是非大きなご声援をよろしくお願い致します。
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連敗が懸念される中、アウエイでチャンピオンチーム沖縄相手に大きな勝利を得てきた遠山レイクス。
”成長過程” の中で今回の勝利が大きなステップアップとなったかどうかが、今週末からのホーム6連戦
で証明されるだろう。
前半を締めくくる上位チームとの対戦:アウエイ浜松戦(1月17,18日)、ホーム沖縄戦
を(1月24,25日@野洲) の前のホーム6連戦で大きく勝ち越すことが期待される。 小川キャプテンの
復帰も期待できそうだ。
チームを後押しするのはホームの大声援、多くの来場者をお待ちしています。