遠山の地声

アウェイ沖縄戦レビュー&ホーム京都戦プレビュー

 先週末から上位との連戦が始まりました。まずはアウェイ沖縄戦に臨みましたが、残念ながら連敗となりました。二戦とも、沖縄に30点以上のビッ グクォーターをつくられてしまいましたが、相手の勢いを止められなかった原因はどこにあったのでしょうか。

――連敗してしまいましたので、今回の質問のいくつかは敗因を探す厳しいものになっていますが、まず、我々は両日とも素晴らしくファイトし多くの時間で良いプレーをすることができました。

 この週末は両日ともハイスコアゲームでしたが、これは我々がディフェンスが悪かったわけではなく、当然沖縄のディフェンスが悪かったわけでもなく、両チーム引き締まった良いディフェンスの中でハイレベルにスコアを取り合い、最近は毎週色々なゲームで揉めたり後味の悪いゲームが目立ちますが、今回の沖縄とのゲームはアップテンポで激しくエキサイティングで、何よりも爽やかなゲームでした。

 当然、考えられる敗因はいくつも考えましたし、結果論で言えば「たら・れば」はあります。

 しかし、我々は良いプレーをし、土曜日はバーンス選手、日曜日は岸本選手が更に素晴らしいプレーをしました。

 もし、プレーオフの一発勝負で何も知らないでこのモードの岸本選手と当たってしまえば、多分どのチームも沖縄には勝てないでしょう。我々はプレーオフ前にこのモードの岸本選手と接することができたのは幸運と捉えるべきであり、次回は必ず止めると強い闘志を持っています。
アウェイ沖縄戦レビュー&ホーム京都戦プレビュー

 初戦は8点リードして迎えた2Q、バーンズにこのクォーターだけで16点を許してしまい、2Qは16-33と大きくリードをされてしまいました。沖縄の攻撃を止められずに連続して得点を許す一方、ミスからボールを失う場面も見られました。

――バーンス選手に対しての対策は用意していたつもりでしたが、土曜日はプランがフィットしませんでした。

 バーンス選手はチャンピオンリングを2つ持っている極めて勝負強い特別な選手で、土曜日の2Qはこれまでバーンズ選手にマッチアップしたことのない選手達がマッチアップしていましたので、彼らは決してダラしなくディフェンスしていたわけではありませんが、大変だったと思います。

 ミスも普段のゲームではあまり見られない少し可哀想な結果的なミスが多く、バーンズ選手の活躍と合わせリズムを掴むのが難しいクォーターになってしまいました。

 その中で1Qが良かっただけに、早く改善したい気持ちが強く、パスが1つ2つ少ない難しいシュートが多くなってしまいました。

 続く二戦目は3Qも 終わって69-62とリードしていましたが、ここで岸本に4Qだけで14点、この試合全体でも41点を上げられ、逆転を許しました。4Qのリードが縮まってきた時間帯でオフェンスが単発に終わり、突き放せなかったのも響きました。

――沖縄相手に簡単にはいかなく、クロスゲームになることは覚悟していましたが、終盤は沖縄の方がアグレッシブだったと思います。

 我々は問題解決に労力を使っていたのに対し、沖縄は攻める姿勢に労力を使っていました。強気でプレーすることよりも、問題解決に対しストレスが生じ、プレーにフォーカスしきれていない状況が少しありました。

 ゲーム中に問題解決をすることも重要ですが、沖縄の攻める姿勢の方がベストの選択であり、やはり4Qはどのようなゲームでももっと強気にならなければなりません。

 このゲームでは我々の方が30分間は良いバスケットをしたと思います。

 しかし、その他の10分間で沖縄は岸本選手を中心によりハイレベルにプレーをしました。

 岸本選手には数人マッチアップしましたが、皆よくファイトし、彼らに落ち度はなかったと思います。NBAではステファン・カリーと対戦するチームはこういう気持ちになるのかと思いました。

 次回は違う方法とチーム力で岸本選手を止めることができるでしょう。

 ただ、二戦を通じて ハイスコアのゲームとなり、86点、84点を挙げ、スコアは十分に挙げました。横江も2戦計26点と奮闘しましたね。

――バスケットのペースが数字上でウエスタン・カンファレンスで最も速いチームとその次に速いチームとの対戦でしたので、両チームともポゼッションが多く、ハイスコアなゲームとなりました。

 両チームともディフェンスも悪くありませんでしたの、面白い試合だったと思います。

 その中でも横江・小林の積極性が良く、特に横江のリングへ向かう姿勢は素晴らしく、チームを助けてくれました。横江・小林が積極的な時のほとんどは我々は良いゲームができ、横江が今回のようにスコアを狙うゲームではいつもハイスコアが期待できます。

 今後のゲームとプレーオフでも横江の積極性が大きな鍵となるでしょう。

 今週はホーム野洲で 京都戦です。前回2月のアウェイでの対戦では連敗でした。その時はジャメル・ホーンが加入初戦ということもあり、まだまだ連携に課題を残した 印象ですが、あれから1か月、沖縄戦で両日とも二桁得点を挙げたジャメルの働きが一つのポイントではないでしょうか。

――ジャメルはゲームを追うごとにチームにフィットし良くなってきていると思います。

 スコアだけではなく、リバウンドやショットブロックやディフェンス、ダイナミックなプレーからチームにエナジーを与え違いを作り出せる選手です。前回の対戦よりも良いパフォーマンスが期待でき、それは我々にとって追い風になるはずです。

 京都とは2009-2010シーズン以来、滋京ダービーとして激しい戦いを繰り広げてきました。これまでの対戦成績は23勝22敗(プレイオフ 含む)と拮抗していますが、bjラストシーズンの今季、勝ち越して締めくくりたいですね。

――ここ最近は負け越していることが多いだけではなく、この数年の勝率でも京都は偉大なチームです。そういうチームに勝利したり勝ち越すことができればチームだけではなくブースターの皆さんの自信にも繋がるでしょう。ゲームをするにあたり、皆さんのモチベーションにも繋がる場合もあると思います。そういう意味でも白熱したゲームが期待できると思います。

 それと同時にチームはプレーオフに向けた重要な1つの試合としてベストを尽くさなければなりません。ブースターの皆さんと一緒にネガティブな思考を排除し、フラストレーションに支配されず、熱く爽やかなゲームを作っていきたいと思っていますし、是非チームにプラスのエネルギーを送って欲しいと思います。

 前節の沖縄と同様に京都もプレーオフで対戦する可能性がありますので、プレーオフに繋がるゲームをし、勝利を目指したいと思っています。
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 連敗という結果を受け止めつつ、今後へのステップも感じ取った指揮官。シーズン終盤戦、並み居る強豪とのタフな連戦を勝ち抜くには、この前向きな姿勢が何よりも大事かもしれない。
 今週末はダービー戦となる京都戦。会場全体で熱く戦おう!

☆ホーム京都ハンナリーズ戦
4/2(土)18:00 TIPOFF、3(日)14:00 TIPOFF
野洲市総合体育館
http://www.lakestars.net/news/detail/id/2290

☆来場者全員にオリジナルミニフラッグをプレゼント!野洲、近江八幡市民デーで地元の方はオトク!
http://www.lakestars.net/news/detail/id/2306

☆伊藤佑ガソリンスタンドでの給油&洗車で、京都戦当日券がオトク!
http://www.lakestars.net/news/detail/id/2291

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☆いよいよスタート!プレイオフブログ2016!
http://playoffs2016.shiga-saku.net/

☆ファーストラウンドホーム開催の際は5/1(日)14時、2(月)18時@県立!プレイオフ開催概要はこちら
http://playoffs2016.shiga-saku.net/e1249535.html

☆TKbjリーグ、クライマックス!今季最終戦4/23(土)、24(日)高松戦@県立!
①1階席オンライン前売券はメモリアルクリアファイル付き!
http://www.lakestars.net/news/detail/id/2281
②4/23(土)試合前はレイクスダンスバトル開催!
http://www.lakestars.net/news/detail/id/2282

☆限定メールマガジンで、試合後の選手や遠山HCのコメントが読める!クラブレイクスの詳細はこちら!
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Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2016年04月01日03:18
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