遠山の地声

浜松戦振り返り&今季最終戦アウェイ沖縄戦に向けて

 先週末は3位浜松とのホーム最終戦となりました。初戦はオーバータイムの激戦の末に97-99で惜敗、二戦目は序盤で流れをつかんで79-69の快勝と1勝1敗でした。前回、遠山HCは「プレイオフを考えて、様々な観点から戦い方を考える必要がある」と話していましたが、この2試合の選手たちの戦いぶりはいかがでしたか?

――連勝できるチャンスはありましたが、それも含めチームはよく戦いましたし、プレーオフを考えても良い経験ができました。シーズン40勝間近の浜松レベルのチームに通用する部分、また通用しない部分、やらなければいけないこと、やってはいけないことなど、チームはよく理解できたと思います。また、様々な局面で過信ではなく注意深くも自信を持ってプレーしてくれたことも素晴らしかったです。

 初戦は延長にもつれる接戦でしたが、勝つチャンスは十分にありました。時間の使い方、あるいは試合運びという点で課題も見えたのではないでしょうか?

――ゲーム終盤はタイムマネジメントやプレーの選択など課題もありましたし、私にとっても反省することは沢山あり、今後に向け修正や対応をしなければなりません。しかし、プレーオフと順位が確定している現状では、私も選手達にとってもプレーオフに向け同じミスを繰り返さないことなど前向きに考えることができるゲームでした。

 今週に入ってからも、選手から「土曜のゲームは◯◯していれば良かった。」「◯◯すればもっとうまくいくと思う。」「土曜が悪かったから次のゲームやプレーオフでは◯◯しようと思う。」などポジティブなメッセージを多くもらい、非常に良い雰囲気にあると思います。

 土曜日に2点を追う4Q残り1.5秒から横江がフリースロー2本を落ち着いて決めて追いつくなど、選手たちもプレイオフを目前に控えていつも以上の集中力で試合に臨んだように見えました。

――横江は大学時代でも、また直近では先シーズンのプレーオフでも、ビッグショットを決めてきた選手ですが、土曜日の4Qのフリースローもよく決めてくれました。今シーズンも幾度となく横江のシュートに助けられてきましたので、今後もより積極的にシュートを狙っていくべきだと思います。

 また、土曜のゲームの前半は10点ビハインドで折り返し、これまでのレイクスであれば集中力が途切れそのまま悪いゲームになっていましたが、今回は集中し浜松レベルの強敵に追いついたことはシーズンを通じて大きく成長できたことだと思います。
浜松戦振り返り&今季最終戦アウェイ沖縄戦に向けて

 2戦目は、1Qに15点と爆発した岡田の働きが目を引きましたが、前日計36点のアシャオル、マーリーの両選手を計15点に抑えたディフェンスも勝因でした。ジェフも「僕たちは守りがしっかりできれば恐れる相手はいない」と守備の出来栄えに自信を深めた様子でした。

――ジェフの言う通りだと思います。今の我々には40分間集中し、細部に拘ってディフェンスをすることが重要です。私も日曜のゲーム中のタイムアウト時に「今の僕たちであれば点数はいつでも取れる。だからしっかり守ろう」と伝えました。

 岡田も1Qからスコアでチームを牽引してくれましたが、ゲーム前のロッカールームでのミーティングで(具体的な話は割愛させてもらいますが)ディフェンスについて「チャレンジして相手を止めよう」と岡田が全員の前で発言してくれました。チームの意図と反していなく、システムの上で選手が積極的に発言し、より高いレベルを求めることは素晴らしいことです。

 また、私にとっての1番のハイライトは、4Q 4:25に加納が浜松大口選手とのリバウンド争いでリバウンドをもぎ取ったシーンです。前回1月の浜松戦では小林のリバウンドがチームを救ったことを以前ブログでも書きましたが、今回は加納のそのリバウンドで『勝った』と思いました。とても感動しました。

 日曜のゲームは岡田を中心にディフェンスに意識が向いていたこと、リバウンドでハッスル負けしなかったことが勝利の要因だと思います。

 そして今週はレギュラーシーズン最終戦となる敵地での沖縄戦です。手ごわい相手とアウェイで戦うという、プレイオフの予行演習としてはこれ以上ない相手かと思いますが、翌週のプレイオフファーストラウンドもふまえ、どのように試合に臨みますか。

――前節と同様、プレーオフを考えてゲームに臨むべきだと思います。浜松・沖縄とコンディション面ではとてもタフな戦いが続きますが、プレーオフ直前に上位チームとプレーオフレベルのゲームができることは、我々にとってプラスに考えることもできます。良い面も悪い面も含め、プレーオフに向けて得るものがあるゲームをしてきたいと思います。
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 プレイオフでの対戦可能性もある浜松に対し、手ごたえのある試合運びを見せ、同時に次へとつながる課題を手にしたレイクス。シーズンの山場に向けて上り調子にあるといえよう。今週末の沖縄戦でレギュラーシーズンをいい形で締めて、来週のプレイオフファーストラウンドにいい形で臨めるか。今季最終戦、アウェイ沖縄戦は宜野湾市立体育館で25日(土)19:00、26日(日)18:00 TIP OFF!!

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浜松戦振り返り&今季最終戦アウェイ沖縄戦に向けて

Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2015年04月23日13:35
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