B1残留を決めたレギュラーシーズン60試合を終えて
王者三河を破っての残留決定、今季初の6連勝でシーズンフィニッシュと、最高の形でシーズンを締めくくることができました。60試合の長いシーズン、おつかれさまでした。
――ありがとうございます。
チームはシーズンを通じて素晴らしい成長を遂げてくれました。
年明けは僅か6勝、3月下旬の交流戦が終わった時点でもリーグ最下位で、圧倒的に残留プレーオフや降格の最有力候補だったチームの奇跡のような躍進はとても美しい光景でした。
終盤は『FINISH STRONG』、力強くシーズンを終えようと、この言葉が魂の宿った言霊のように我々の意識を支配し、チームは力強く戦い抜き、我々はついにFINISH STRONGしました。
昨シーズンからの選手が横江・小林・ジュリアンの3人のみで、7月に集まったばかりの、それもbj・NBL・NBDL・ルーキーなどそれぞれが違うリーグから集まり、さらに並里が11月、クレイグが1月とプレーメーカーの2人が途中加入ということもあり、チーム作りに時間がかかってしまいました。
しかし、選手達は自分達を信じ、最初から最後までファイトし、まさに彼らが自分達自身の手で勝ち取ったB1残留です。
半年以上前、10月のこのブログで私は沖縄戦後に「彼らならより力強い勝者になれる」、京都戦後に「今年のチームは良い」と書いてありますが、やはり今も同じことを思っています。
5/3の大阪戦での終盤の逆転劇、また残留を決めた5/6は3Qに三河を12点に抑えて大きくリードを奪うなど、シーズン終盤のチームの勢いはめざましいものでした。
――我々は自力で残留プレーオフ圏内を抜け出せると信じていました。
例えば、4月9日の琉球戦を終え残り9試合となったところで田中が復帰できる状態になり、そこで田中は練習のハドルの時に「自力でのB1残留を諦めていない」とチームに話してくれました。
また、2位争いが加熱していた西地区で、終盤はどのチームにとってもレイクスとのゲームはポイントとなっており、4月は多くのゲームで「滋賀に負けたらプレーオフが無くなる」「滋賀に勝てばプレーオフが決まる」というシチュエーションが多く、プレッシャーがかかるヒリヒリとしたゲームが続きました。
その中でクレイグは「他のチームは関係ない。ただ1戦1戦、目の試合にファイトするだけ。その積み重ねだけだし自分達ならできる。プレッシャーなんて全く無いよ」と何度もチームに話してくれました。
他のチームの結果も先のことも気にせず、選手達はただ1戦1戦、ベストを尽くし勝利を目指しました。
振り返ると、前半戦でわずか6勝に留まったところから、チームは力強く巻き返してきました。特に終盤戦はゲーム中に崩れることが減り、逆転劇も数多く見られました。この粘り強さが、4月以降10勝3敗の快進撃の原動力になったと感じます。
――彼らの粘り強さは、シーズンを通じてどんな時も丁寧に取り組んできたことの賜物で、何度も経験してきたオフェンス・ディフェンス共に「この1本を」ということに彼らがギブアップせず戦い続けた結果です。
「粘り強さ」など、こういうことにショートカットは無いのです。
12月川崎戦や1月横浜戦、2月アルバルク戦や3月名古屋戦などは、終盤に驚異的な追い上げを見せ始めた試合で、その中には敗北も勝利もありましたが、選手達はゲーム終盤の追い上げや強さに自信を持ち始め、4Q開始時に少しのビハインドなら「これはオレ達のゲームだ」と思えるようになり、自分達の勝ち方を知り確立できるようになっていきました。
誰かがスターになることはなく、チームとして勝つ方法を見出すこと、並里・ジュリアン・クレイグの3人がバランスよくアタックできるスポットを探し、特に私としてはゲーム終盤にオープンの狩野や長谷川にボールが届いた時は「勝った」と思いました。
彼らは実際にかなり決めきってくれましたが、オープンの狩野と長谷川にボールが届くということは、チームがアンセルフィッシュにプレーしている、ボールが動いている、オフェンスが成功している、という証拠ですので「もしショットを外しても構わない、継続していれば勝てる」と思っていました。
ブースターの皆さんも、4Q終盤にオープンの狩野や長谷川にボールが届いた瞬間の興奮はたまらなかったでしょう。
シーズン序盤から中盤にかけては、長谷川の負傷、田中の離脱、メンバーの入れ替えなど、幾多の波がありました。そこから終盤にかけて盛り返してきた、このチーム力の向上をもたらした要因はどこにあったと感じますか。
――要因はいくつもあり、様々な要素が絡み合った結果だと思います。
当然、並里とクレイグの加入と彼らがチームにフィットし能力を発揮したことは大きな要因でしたし、田中の離脱後は役割と自身をよりマッチさせステップアップしてくれた菅原の働き、シーズンを通じて成長しアドバンテージを活かし相手の脅威をなってくれたサンバ、怪我からの復帰後はコンスタントにスコアし田中と共にディフェンスの要としても働いてくれた長谷川、難しい状況の中いつもどうにかしようと注意深く練習やゲーム、チームを見て常に準備をしていた横江のメンタリティがチームを救ったことなど、個人だけを挙げても沢山あります。
また、悪い時にその人間の本性が出ると言いますが、彼らはどんな辛い時でも我慢強く前を向いて丁寧に取り組み続けてくれました。
そういった努力が実を結んだことも間違いありません。
シーズン最後のブログですのでたまには私自身のことを書かせて頂ければ、今シーズンの私のチームへのアプローチとしては、今のラインナップはファイトする選手達が揃った為、私のエゴや威厳よりもいくつかの側面で選手達に主導権を持たせるよう心掛けました。
彼らの年齢やキャリアを考えた時に、選手に主導権を持たせることは危険と思われるかもしれませんが、今ここに到達する為には彼らが集団責任を理解することと成長することが必要不可欠でした。
タフな状況が訪れることが予想されるシーズンで、想像以上の厳しい場面に遭遇したときに崩れずに耐え抜く為に、ゲーム中に自分達の手でアジャストや修正しなければならない状況が多くなった場合に備え、ネガティブな感情に支配されずに常に解決に向けてフォーカスできるよう選手同士のコミュニケーションを重視しました。
また、若い彼らに責任を持ってプレーしてもらう為、これまでは私が何でも決めることが多かったですが、今シーズンは練習内容、ゲームプランや対戦相手へのディフェンスの方法もできる限り選手と相談して決めようとしました。
到達地点を考え、そこへの方法がいくつかある場合、同じ到達地点であれば私のエゴや威厳よりも選手達が成長できるプロセスを選択しようとしました。
また、タフなシーズンになることを考え、彼らの持つ特別な明るさは大切にするよう伝えていて、実際に彼らの明るさには私も救われました。
例年に比べるとチームを「コントロールする」というより正しい方向へ「ガイドする」と考え方で指揮をとり、過去2年私と一緒にやっていた横江と小林からしたら信じられない光景も沢山あったと思います。
終盤、4月に入る頃からはチームの骨格はできつつあったので、より一層ゲームにフォーカスできるように練習内容や練習時間などを大きく変え、削れるストレスはできる限り削ろうとしました。
結果的には選手達はできる範囲内で心身共に良いコンディションでゲームに臨むことができたと思っていますが、
これらはトレーナーなどスタッフ陣、伊藤・三木・上田達がいなければ成り立たず、スタッフ陣が選手のコンディションを上げる為に尽力しくれたお陰です。
最後に、最終節のアウェー刈谷において実況アナウンサーが驚くほど大きなレイクスへの声援が響くなど、今季はブースターの後押しがこれまで以上に感じられました。実際に、ホームゲームの来場者数は昨季比44%増の64127人、1試合平均も同30%増の2,138名と、いずれも過去最多に上りました。シーズンを共に戦い、共にB1残留を掴み取ったブースターの皆さんにメッセージをお願いします。
――我々はいくつもの幸運に助けられシーズンを力強く終えることができましたが、そのうちの大きな1つはレイクスブースターの皆さんがレイクスのブースターであったことです。
シーズンを通じてどんなに苦しい時でも皆さんは大きなご声援を届けてくれました。
また、終盤の躍進も我々にとって幸運だったことは、4月に入ってからホームゲームが多かったこと、又は京都や大阪などレイクスブースターの皆さんが来やすい比較的近い場所でゲームができたことです。
スポナビなどの音声が割れてしまう程の大歓声が無ければ我々はもっと大変なシーズンでしたし、特に4Qのチームとブースターの一体感はレイクスのホームゲームでしか味わえないスペシャルなものでした。
そこにはレイクス・チアの皆さんの力があり、彼女達のお陰で会場のボルテージが上がり、一体感が生まれたのだと思います。
チームは序盤から沢山のゲームに負けてしまいましたが、レイクスブースターはB1でもスペシャルだと証明されたシーズンでもありました。
リーグにはチームカラーが青のチームはいくつもありますが、『スペシャル・ブルー』のレイクスブースターの皆さんとレイクス・チアを心から誇りに思っています。
ご協力・ご支援頂きましたスポンサー・パートナーの皆様、関係者各位、ブースターの皆様、ボランティアスタッフの皆様、レイクスを観て頂いた全ての皆様に心から御礼申し上げます。
今シーズンありがとうございました。
――ありがとうございます。
チームはシーズンを通じて素晴らしい成長を遂げてくれました。
年明けは僅か6勝、3月下旬の交流戦が終わった時点でもリーグ最下位で、圧倒的に残留プレーオフや降格の最有力候補だったチームの奇跡のような躍進はとても美しい光景でした。
終盤は『FINISH STRONG』、力強くシーズンを終えようと、この言葉が魂の宿った言霊のように我々の意識を支配し、チームは力強く戦い抜き、我々はついにFINISH STRONGしました。
昨シーズンからの選手が横江・小林・ジュリアンの3人のみで、7月に集まったばかりの、それもbj・NBL・NBDL・ルーキーなどそれぞれが違うリーグから集まり、さらに並里が11月、クレイグが1月とプレーメーカーの2人が途中加入ということもあり、チーム作りに時間がかかってしまいました。
しかし、選手達は自分達を信じ、最初から最後までファイトし、まさに彼らが自分達自身の手で勝ち取ったB1残留です。
半年以上前、10月のこのブログで私は沖縄戦後に「彼らならより力強い勝者になれる」、京都戦後に「今年のチームは良い」と書いてありますが、やはり今も同じことを思っています。
5/3の大阪戦での終盤の逆転劇、また残留を決めた5/6は3Qに三河を12点に抑えて大きくリードを奪うなど、シーズン終盤のチームの勢いはめざましいものでした。
――我々は自力で残留プレーオフ圏内を抜け出せると信じていました。
例えば、4月9日の琉球戦を終え残り9試合となったところで田中が復帰できる状態になり、そこで田中は練習のハドルの時に「自力でのB1残留を諦めていない」とチームに話してくれました。
また、2位争いが加熱していた西地区で、終盤はどのチームにとってもレイクスとのゲームはポイントとなっており、4月は多くのゲームで「滋賀に負けたらプレーオフが無くなる」「滋賀に勝てばプレーオフが決まる」というシチュエーションが多く、プレッシャーがかかるヒリヒリとしたゲームが続きました。
その中でクレイグは「他のチームは関係ない。ただ1戦1戦、目の試合にファイトするだけ。その積み重ねだけだし自分達ならできる。プレッシャーなんて全く無いよ」と何度もチームに話してくれました。
他のチームの結果も先のことも気にせず、選手達はただ1戦1戦、ベストを尽くし勝利を目指しました。
振り返ると、前半戦でわずか6勝に留まったところから、チームは力強く巻き返してきました。特に終盤戦はゲーム中に崩れることが減り、逆転劇も数多く見られました。この粘り強さが、4月以降10勝3敗の快進撃の原動力になったと感じます。
――彼らの粘り強さは、シーズンを通じてどんな時も丁寧に取り組んできたことの賜物で、何度も経験してきたオフェンス・ディフェンス共に「この1本を」ということに彼らがギブアップせず戦い続けた結果です。
「粘り強さ」など、こういうことにショートカットは無いのです。
12月川崎戦や1月横浜戦、2月アルバルク戦や3月名古屋戦などは、終盤に驚異的な追い上げを見せ始めた試合で、その中には敗北も勝利もありましたが、選手達はゲーム終盤の追い上げや強さに自信を持ち始め、4Q開始時に少しのビハインドなら「これはオレ達のゲームだ」と思えるようになり、自分達の勝ち方を知り確立できるようになっていきました。
誰かがスターになることはなく、チームとして勝つ方法を見出すこと、並里・ジュリアン・クレイグの3人がバランスよくアタックできるスポットを探し、特に私としてはゲーム終盤にオープンの狩野や長谷川にボールが届いた時は「勝った」と思いました。
彼らは実際にかなり決めきってくれましたが、オープンの狩野と長谷川にボールが届くということは、チームがアンセルフィッシュにプレーしている、ボールが動いている、オフェンスが成功している、という証拠ですので「もしショットを外しても構わない、継続していれば勝てる」と思っていました。
ブースターの皆さんも、4Q終盤にオープンの狩野や長谷川にボールが届いた瞬間の興奮はたまらなかったでしょう。
シーズン序盤から中盤にかけては、長谷川の負傷、田中の離脱、メンバーの入れ替えなど、幾多の波がありました。そこから終盤にかけて盛り返してきた、このチーム力の向上をもたらした要因はどこにあったと感じますか。
――要因はいくつもあり、様々な要素が絡み合った結果だと思います。
当然、並里とクレイグの加入と彼らがチームにフィットし能力を発揮したことは大きな要因でしたし、田中の離脱後は役割と自身をよりマッチさせステップアップしてくれた菅原の働き、シーズンを通じて成長しアドバンテージを活かし相手の脅威をなってくれたサンバ、怪我からの復帰後はコンスタントにスコアし田中と共にディフェンスの要としても働いてくれた長谷川、難しい状況の中いつもどうにかしようと注意深く練習やゲーム、チームを見て常に準備をしていた横江のメンタリティがチームを救ったことなど、個人だけを挙げても沢山あります。
また、悪い時にその人間の本性が出ると言いますが、彼らはどんな辛い時でも我慢強く前を向いて丁寧に取り組み続けてくれました。
そういった努力が実を結んだことも間違いありません。
シーズン最後のブログですのでたまには私自身のことを書かせて頂ければ、今シーズンの私のチームへのアプローチとしては、今のラインナップはファイトする選手達が揃った為、私のエゴや威厳よりもいくつかの側面で選手達に主導権を持たせるよう心掛けました。
彼らの年齢やキャリアを考えた時に、選手に主導権を持たせることは危険と思われるかもしれませんが、今ここに到達する為には彼らが集団責任を理解することと成長することが必要不可欠でした。
タフな状況が訪れることが予想されるシーズンで、想像以上の厳しい場面に遭遇したときに崩れずに耐え抜く為に、ゲーム中に自分達の手でアジャストや修正しなければならない状況が多くなった場合に備え、ネガティブな感情に支配されずに常に解決に向けてフォーカスできるよう選手同士のコミュニケーションを重視しました。
また、若い彼らに責任を持ってプレーしてもらう為、これまでは私が何でも決めることが多かったですが、今シーズンは練習内容、ゲームプランや対戦相手へのディフェンスの方法もできる限り選手と相談して決めようとしました。
到達地点を考え、そこへの方法がいくつかある場合、同じ到達地点であれば私のエゴや威厳よりも選手達が成長できるプロセスを選択しようとしました。
また、タフなシーズンになることを考え、彼らの持つ特別な明るさは大切にするよう伝えていて、実際に彼らの明るさには私も救われました。
例年に比べるとチームを「コントロールする」というより正しい方向へ「ガイドする」と考え方で指揮をとり、過去2年私と一緒にやっていた横江と小林からしたら信じられない光景も沢山あったと思います。
終盤、4月に入る頃からはチームの骨格はできつつあったので、より一層ゲームにフォーカスできるように練習内容や練習時間などを大きく変え、削れるストレスはできる限り削ろうとしました。
結果的には選手達はできる範囲内で心身共に良いコンディションでゲームに臨むことができたと思っていますが、
これらはトレーナーなどスタッフ陣、伊藤・三木・上田達がいなければ成り立たず、スタッフ陣が選手のコンディションを上げる為に尽力しくれたお陰です。
最後に、最終節のアウェー刈谷において実況アナウンサーが驚くほど大きなレイクスへの声援が響くなど、今季はブースターの後押しがこれまで以上に感じられました。実際に、ホームゲームの来場者数は昨季比44%増の64127人、1試合平均も同30%増の2,138名と、いずれも過去最多に上りました。シーズンを共に戦い、共にB1残留を掴み取ったブースターの皆さんにメッセージをお願いします。
――我々はいくつもの幸運に助けられシーズンを力強く終えることができましたが、そのうちの大きな1つはレイクスブースターの皆さんがレイクスのブースターであったことです。
シーズンを通じてどんなに苦しい時でも皆さんは大きなご声援を届けてくれました。
また、終盤の躍進も我々にとって幸運だったことは、4月に入ってからホームゲームが多かったこと、又は京都や大阪などレイクスブースターの皆さんが来やすい比較的近い場所でゲームができたことです。
スポナビなどの音声が割れてしまう程の大歓声が無ければ我々はもっと大変なシーズンでしたし、特に4Qのチームとブースターの一体感はレイクスのホームゲームでしか味わえないスペシャルなものでした。
そこにはレイクス・チアの皆さんの力があり、彼女達のお陰で会場のボルテージが上がり、一体感が生まれたのだと思います。
チームは序盤から沢山のゲームに負けてしまいましたが、レイクスブースターはB1でもスペシャルだと証明されたシーズンでもありました。
リーグにはチームカラーが青のチームはいくつもありますが、『スペシャル・ブルー』のレイクスブースターの皆さんとレイクス・チアを心から誇りに思っています。
ご協力・ご支援頂きましたスポンサー・パートナーの皆様、関係者各位、ブースターの皆様、ボランティアスタッフの皆様、レイクスを観て頂いた全ての皆様に心から御礼申し上げます。
今シーズンありがとうございました。
ホーム名古屋戦、アウェー大阪戦レビュー
アウェー大阪の大観衆に負けず、勝利をつかんで残留へのマジック1で最終節に臨むレイクス。今回の「遠山の地声」は、30日(日)のホーム名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦、3日(水・祝)のアウェー大阪エヴェッサ戦終了後の記者会見での遠山HCのコメントを中心に、お届けします。
【名古屋戦後】=============
二日連続の延長というハードなゲームで、名古屋のハードなディフェンスに苦しみましたが、選手たちがよく我慢して、声を掛け合って、互いを信じあってくれました。
2Qに横江がオフェンス面でいいゲームコントロールをしてくれました。ベンチからもいつもゲームの流れをよく見ている証だと思います。横江の好きなスポットまでボールが回るのは、チームがうまくいっている証拠かなと思います。
(Q.ブラッキンズ選手のシーズンハイ36点について)
張本選手がついている中、難しいシュートをよく決めたな、という場面が多かったですが、もともとのスキルからすると、あれだけのシュートを決めるスキルは持っている選手です。
4Q終了間際にビッグショットで追いつかれてのオーバータイムで、雰囲気が悪かったので、リバウンドで負けないように、そしてオフェンスで迷いが生じないように、コールを確認して臨みました。シーズン序盤は接戦で勝ちきれないケースもありましたが、ここにきて自分たちのいい形を自分たちでわかってきているのが大きいと思います。
【大阪戦後】=============
前半はうまくいかないことが多くて、苦しかったですが、ゲームの中で修正しようとコミュニケーションをとって、勝利を勝ち取ってくれました。
(Q.ハーフタイムでの指示は)
相手に多く取られていたリバウンドの修正と、トランジションディフェンスを戻らなかったりという、少しだらしないところがあったので、しっかりしようと確認しました。ただ、よく我慢できてプレーできていて、1Qでオンザコートがずれてリードされましたが、予定通り2Qで追い上げてペースできているので、そのままでいこうと伝えました。
(Q.4Qに入る前での指示は)
自分たちのボールムーブメントを実行するように伝えました。
(Q.今日はサンバのアドバンテージがなかなか生かせませんでした)
大阪が対策練ってきたこともあり、サンバまでボールが届いていなかったので、まずはそこまでボールを届けるように伝えました。
また、根来選手の3Pへのディフェンスにミスがあったので、アウェーの大歓声で指示の声も届かなかったので、樋口に代えて、ディフェンスから修正しました。
【名古屋戦後】=============
二日連続の延長というハードなゲームで、名古屋のハードなディフェンスに苦しみましたが、選手たちがよく我慢して、声を掛け合って、互いを信じあってくれました。
2Qに横江がオフェンス面でいいゲームコントロールをしてくれました。ベンチからもいつもゲームの流れをよく見ている証だと思います。横江の好きなスポットまでボールが回るのは、チームがうまくいっている証拠かなと思います。
(Q.ブラッキンズ選手のシーズンハイ36点について)
張本選手がついている中、難しいシュートをよく決めたな、という場面が多かったですが、もともとのスキルからすると、あれだけのシュートを決めるスキルは持っている選手です。
4Q終了間際にビッグショットで追いつかれてのオーバータイムで、雰囲気が悪かったので、リバウンドで負けないように、そしてオフェンスで迷いが生じないように、コールを確認して臨みました。シーズン序盤は接戦で勝ちきれないケースもありましたが、ここにきて自分たちのいい形を自分たちでわかってきているのが大きいと思います。
【大阪戦後】=============
前半はうまくいかないことが多くて、苦しかったですが、ゲームの中で修正しようとコミュニケーションをとって、勝利を勝ち取ってくれました。
(Q.ハーフタイムでの指示は)
相手に多く取られていたリバウンドの修正と、トランジションディフェンスを戻らなかったりという、少しだらしないところがあったので、しっかりしようと確認しました。ただ、よく我慢できてプレーできていて、1Qでオンザコートがずれてリードされましたが、予定通り2Qで追い上げてペースできているので、そのままでいこうと伝えました。
(Q.4Qに入る前での指示は)
自分たちのボールムーブメントを実行するように伝えました。
(Q.今日はサンバのアドバンテージがなかなか生かせませんでした)
大阪が対策練ってきたこともあり、サンバまでボールが届いていなかったので、まずはそこまでボールを届けるように伝えました。
また、根来選手の3Pへのディフェンスにミスがあったので、アウェーの大歓声で指示の声も届かなかったので、樋口に代えて、ディフェンスから修正しました。
ホーム三河戦レビュー&ホーム名古屋D戦プレビュー
先週は西地区首位、シーホース三河から1勝をもぎ取りました。勝率8割超のリーグを代表する強豪相手に、今季6度目の対戦での初白星は、ここにきてチーム状態が上がっている証ともいえるのではないでしょうか。
――三河は桜木選手が出場しませんでしたが、チームはファイトし、なんとか1勝を確保してくれました。
桜木選手不在の為、常に金丸選手と比江島選手に嵐のように攻められ、バッツ選手と長い時間ゴール下でファイトしなければならず、選手達は非常にタフなゲームでした。
特に、初戦の金丸選手に対しては選手達もベストを尽くしてマッチアップしていましたが、テレビゲームのように高確率でシュートを決め続けられ、精神的にもタフでした。
しかし、勝率8割の西地区首位のチームから勝ち星を掴み取り、選手達も我々が正しくプレーすればどんなチームにも勝つことができると自信を持っていると思います。
初戦は前半を互角で折り返しながら、後半で突き放され、79-87で敗れました。三河のバッツ、エドワーズ両選手が4Q終盤でファール4つとなりましたが、攻め切れなかった印象です。
――4Q中盤には同点で、残り4:12にはバッツ選手とエドワーズ選手を4ファールに追い込みましたが、良いオフェンスの形を作ることができませんでした。
相手も4ファールの両選手のスポットを警戒している中、うまくウィークポイントをアタックすることができず、しかし、そのポイントを意識はしていますので、最終的に難しいプレーを選択してしまい、視野が狭くなってしまいました。
ただ、全てのポゼッションでバッツ選手とエドワーズ選手の前でシュートする必要はありません。
重要なことは、得たアドバンテージを活かしながら我々のバスケットを展開することでした。
迎えた翌日、出だしの1Qで三河を9点、6ターンオーバーとしっかりと抑え、流れをつかみました。前日は金丸、比江島、バッツの3選手に計63点を許しましたが、この日は計28点に抑えこみ、70-65でものにしました。三河の65点は今季最小得点です。ディフェンスでものにした二戦目の修正力は見事でした。
――初戦を終え、特に金丸選手に対しては違った方法を選択しなければならないと思いました。
その方法を選択するにあたり、実際に対峙した選手が最もダイレクトにストレスを感じていますので、彼らが納得する方法を取るべきだと思い、選手と話し合って方法を決めました。
何かを選択すれば他の部分が手薄になることが多いですが、チーム全員がそのしわ寄せを理解してフォローし、特に前半は非常に上手くディフェンスをしてくれたと思います。
キツくなった4Qにはまた違う方法でジュリアンとクレイグが金丸・比江島両選手に難しいシュートを打たせてくれました。
また、ゲームを通じてガード陣がボールへのプレッシャーを強めてくれ、厳しくディナイを頑張ってくれたお陰で危険なスコアラーにボールが届く前に相手のオフェンスにストレスをかけてくれ、ターンオーバーを誘発させてくれました。
特に、横江は攻守共に素晴らしい働きを見せ、ゲームのペースを作ってくれました。
ゲーム全体を見れば横江の働きが無ければ勝利できなかったことだけは間違いありません。
終盤は三河の追い上げに遭いながら、勝負どころで狩野の3Pで突き放して逃げ切りました。振り返ると、2月以降は5点差以内のゲームを5勝5敗と、接戦でも簡単に落とさない粘り強さが出てきています。
――後半から、金丸選手を中心に強烈な追い上げを受け厳しい展開を強いられ、また、4Qからは三河がディフェンスのギアをもう1つ上げ、特に柏木選手と比江島選手のボールプレッシャーとディナイの前に、快適にボールを動かすことが困難になりました。
しかし前日とは違い、チームが献身的にプレーし終盤にも我々のバスケットを展開することができ、狩野が力強くゲームを決めてくれました。
今節では田中もホーム復帰を果たし、彼らしいリバウンドのハッスルも見られ、より粘り強いチームを目指すことができると思います。
今週末はいよいよホーム最終戦。名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎えます。得点源のバーレル選手が復帰し、西地区2位のチャンピオンシップ出場に向けて負けられない名古屋との対戦、前回アウェーでの対戦ではジュリアンの劇的なブザービーターがありました。今回も熱い戦いになりそうですね。
――レギュラーシーズン終盤の緊迫したエキサイティングなゲームになるはずです。
我々は我々のコントロールできることにベストを尽くし、チーム一丸となって40分間ファイトすることが大切です。
ホームの最高のブースターの前でゲームができる幸せも、あとわずかです。
皆さんに我々のゲームを楽しんで頂けるように、そして皆さんの期待にお応えできるよう頑張ります。
==============
☆今季ホーム最終戦!名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦☆
4/29(土)18:00 TIPOFF、30(日)14:00 TIPOFF
ウカルちゃんアリーナ
https://www.lakestars.net/news/game_20170429_20170430.html
・自転車でウカルへGO!チャリ割実施中!
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☆2016-17シーズンアリーナ感謝祭 申込受付開始!
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http://www.softbank.jp/mobile/special/sportsnavi-live/?rc=LAKEST0000000030
――三河は桜木選手が出場しませんでしたが、チームはファイトし、なんとか1勝を確保してくれました。
桜木選手不在の為、常に金丸選手と比江島選手に嵐のように攻められ、バッツ選手と長い時間ゴール下でファイトしなければならず、選手達は非常にタフなゲームでした。
特に、初戦の金丸選手に対しては選手達もベストを尽くしてマッチアップしていましたが、テレビゲームのように高確率でシュートを決め続けられ、精神的にもタフでした。
しかし、勝率8割の西地区首位のチームから勝ち星を掴み取り、選手達も我々が正しくプレーすればどんなチームにも勝つことができると自信を持っていると思います。
初戦は前半を互角で折り返しながら、後半で突き放され、79-87で敗れました。三河のバッツ、エドワーズ両選手が4Q終盤でファール4つとなりましたが、攻め切れなかった印象です。
――4Q中盤には同点で、残り4:12にはバッツ選手とエドワーズ選手を4ファールに追い込みましたが、良いオフェンスの形を作ることができませんでした。
相手も4ファールの両選手のスポットを警戒している中、うまくウィークポイントをアタックすることができず、しかし、そのポイントを意識はしていますので、最終的に難しいプレーを選択してしまい、視野が狭くなってしまいました。
ただ、全てのポゼッションでバッツ選手とエドワーズ選手の前でシュートする必要はありません。
重要なことは、得たアドバンテージを活かしながら我々のバスケットを展開することでした。
迎えた翌日、出だしの1Qで三河を9点、6ターンオーバーとしっかりと抑え、流れをつかみました。前日は金丸、比江島、バッツの3選手に計63点を許しましたが、この日は計28点に抑えこみ、70-65でものにしました。三河の65点は今季最小得点です。ディフェンスでものにした二戦目の修正力は見事でした。
――初戦を終え、特に金丸選手に対しては違った方法を選択しなければならないと思いました。
その方法を選択するにあたり、実際に対峙した選手が最もダイレクトにストレスを感じていますので、彼らが納得する方法を取るべきだと思い、選手と話し合って方法を決めました。
何かを選択すれば他の部分が手薄になることが多いですが、チーム全員がそのしわ寄せを理解してフォローし、特に前半は非常に上手くディフェンスをしてくれたと思います。
キツくなった4Qにはまた違う方法でジュリアンとクレイグが金丸・比江島両選手に難しいシュートを打たせてくれました。
また、ゲームを通じてガード陣がボールへのプレッシャーを強めてくれ、厳しくディナイを頑張ってくれたお陰で危険なスコアラーにボールが届く前に相手のオフェンスにストレスをかけてくれ、ターンオーバーを誘発させてくれました。
特に、横江は攻守共に素晴らしい働きを見せ、ゲームのペースを作ってくれました。
ゲーム全体を見れば横江の働きが無ければ勝利できなかったことだけは間違いありません。
終盤は三河の追い上げに遭いながら、勝負どころで狩野の3Pで突き放して逃げ切りました。振り返ると、2月以降は5点差以内のゲームを5勝5敗と、接戦でも簡単に落とさない粘り強さが出てきています。
――後半から、金丸選手を中心に強烈な追い上げを受け厳しい展開を強いられ、また、4Qからは三河がディフェンスのギアをもう1つ上げ、特に柏木選手と比江島選手のボールプレッシャーとディナイの前に、快適にボールを動かすことが困難になりました。
しかし前日とは違い、チームが献身的にプレーし終盤にも我々のバスケットを展開することができ、狩野が力強くゲームを決めてくれました。
今節では田中もホーム復帰を果たし、彼らしいリバウンドのハッスルも見られ、より粘り強いチームを目指すことができると思います。
今週末はいよいよホーム最終戦。名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎えます。得点源のバーレル選手が復帰し、西地区2位のチャンピオンシップ出場に向けて負けられない名古屋との対戦、前回アウェーでの対戦ではジュリアンの劇的なブザービーターがありました。今回も熱い戦いになりそうですね。
――レギュラーシーズン終盤の緊迫したエキサイティングなゲームになるはずです。
我々は我々のコントロールできることにベストを尽くし、チーム一丸となって40分間ファイトすることが大切です。
ホームの最高のブースターの前でゲームができる幸せも、あとわずかです。
皆さんに我々のゲームを楽しんで頂けるように、そして皆さんの期待にお応えできるよう頑張ります。
==============
☆今季ホーム最終戦!名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦☆
4/29(土)18:00 TIPOFF、30(日)14:00 TIPOFF
ウカルちゃんアリーナ
https://www.lakestars.net/news/game_20170429_20170430.html
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https://www.lakestars.net/news/23224.html
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https://www.lakestars.net/news/23015.html
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アウェー京都戦レビュー&ホーム三河戦プレビュー
先週のアウェー京都戦、今季初の同一カード連勝、そして今季初の3連勝を飾りました。京都戦の同一週末での連勝は4シーズンぶり、アウェーゲームに限ると、実に6シーズンぶりとなります。熱いブーストの敵地で、選手たちがタフな試合を我慢強くものにしましたね。
――今節は京都の外国籍選手のオンザコート登録が分からなく、1-2-1-2でいくか、2-1-1-2でいくかを考えました。
我々はシーズンを通じて粘り強いチームになりつつあり、最近はゲーム終盤に強さを発揮できるようになってきましたので、選手達は自分達の終盤の強さに自信を持ちつつあります。
その為、もしオンザコート登録がズレてもトラブルが起きるのであれば早い時間帯の方が良い、カムバックできる時間が20分よりも30分あった方がより良いと思い、我々は両日1-2-1-2を選択し、京都は両日2-1-1-2でゲームに望むことになりました。
両日ともポイントは『いかに1Qを乗り切るか』、1Qさえ乗り切ればその後全てのQで我々にアドバンテージがありますので、ゲームが進むに従って我々のゲームになることを信じており、「1Qを凌げば我々が勝つ」と話をしてゲームに入りました。
結果的に両日とも1Qはビハインドを背負いましたが、初戦は3点差、2戦目は2点差と最小限の傷で1Qを乗り切ることができ、我々は自信を持ってゲームを進め、両日ともサンバがアドバンテージをフルに発揮し、初戦は3Q、2戦目は2Qにランすることに成功しました。
京都に対しての連勝については、ホームで長い間連勝が無いのは良くありませんが、チームは誰1人気にしていませんでした。
我々はただ土曜日にファイトし、日曜日にファイトした結果が連勝となりました。
「京都に連勝した」という特別な思いもありません。
ただ、結果としてブースターの皆さんが喜んで頂ければそれが我々の幸せです。
初戦はマブンガが1Qに2ファール、前半でチーム計7ターンオーバーと、波に乗れない時間帯が続きました。相手のトラップでボールを失う場面もありましたが、我慢して後半のリードにつなげました。
――1Qを凌ぐ為に、ターンオーバーとリバウンドでポゼッションを失わないことを鍵としてゲームに入りましたが、多くのターンオーバーを許してしまいました。
しかし、選手達はリバウンドでファイトし、そのお陰でターンオーバーでボールを失った分も同等に戦うことができました。
京都のトラップでターンオーバーもありましたが、我々は事前に京都のポスト・トラップの方法を知っていましたので、ミスを最小限に留めることができ、どこにパスするべきかも選手はよく理解していましたので、特に3Qからはトラップを逆手に取りとても良いオープンショットをクリエイトすることに成功しました。
翌日は相手がゾーンディフェンスを敷いてきた2Qに、外から6本の3Pを決めて大きくリードを奪いました。「チームでうまくボールを回すことができました。誰が出ていても、これができればどんな相手にも勝てると思います」という試合後の菅原の言葉が、チームの目指す形を象徴しているようでした。
――今節の2Qはレイクスが外国籍選手2名、京都が1名で、我々にとってアドバンテージが取れる可能性の高いQで2戦目は京都はゾーンディフェンスを敷いてきました。
しかし、ジュリアンとクレイグはインサイドでプレーでき、3Pも上手で、パスも上手い選手で、ゾーンディフェンスに対してギャップを作ることに長けた選手達ですので、彼らが基点となって賢くボールを動かしてくれました。
その中で、特に菅原が2Qだけで3本の3Pを沈め、ゲームに大きなインパクトを与えビッグQを作ってくれました。
両日ともに目立ったのはインサイド陣の奮闘です。これまでに苦労してきた京都コッツァー選手を2試合で計16点、15リバウンドにとどめるなど、2試合ともリバウンド数で上回りました。
――我々はプランとして京都のインサイドに対して準備しゲームに望みましたが、もっとシンプルにクレイグ、サンバ、ジュリアン、樋口とインサイド陣が奮闘しファイトしてくれた2日間でした。
また、初戦に10リバウンドを記録した菅原のファイトが何よりも素晴らしいゲームでした。
菅原は初戦の10リバウンドに対し「チームメイトがボックスアウトしてくれたお陰」と言い、2戦目の4本の3Pに対しては「チームでうまくボールを回し、誰が出てきてもこれができれば」と、とても素晴らしい記録に対し自分のことよりもチームのことを話す信じられないほどのナイスガイなチームプレーヤーです。
これまでに高いレベルでのキャリアがあるクレイグも「洋介は絶対にファイトする選手だから彼を信頼している」と言います。
このチームは最年長菅原によって支えられているチームです。
今週からは2週連続のホームゲーム、今季最後のホームゲームになります。まずは今週末、今季0勝4敗と後れを取っているシーホース三河に対して、今の勢いで初白星を掴み取りたいですね。
――引き続き我々が厳しい局面に立っている事に変わりはありませんが、シーズンを通じての成長などチーム力は変わってきています。
選手達はどのような局面でも1戦1戦ファイトしベストを尽くすことを理解しています。
今週もチームとしてファイトしなければなりません。
最高のブースターと熱狂的な大歓声が渦巻く我々のホームゲームで、皆さんと一丸となって戦います。
==============
☆ホームシーホース三河戦☆
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――今節は京都の外国籍選手のオンザコート登録が分からなく、1-2-1-2でいくか、2-1-1-2でいくかを考えました。
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その為、もしオンザコート登録がズレてもトラブルが起きるのであれば早い時間帯の方が良い、カムバックできる時間が20分よりも30分あった方がより良いと思い、我々は両日1-2-1-2を選択し、京都は両日2-1-1-2でゲームに望むことになりました。
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その中で、特に菅原が2Qだけで3本の3Pを沈め、ゲームに大きなインパクトを与えビッグQを作ってくれました。
両日ともに目立ったのはインサイド陣の奮闘です。これまでに苦労してきた京都コッツァー選手を2試合で計16点、15リバウンドにとどめるなど、2試合ともリバウンド数で上回りました。
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また、初戦に10リバウンドを記録した菅原のファイトが何よりも素晴らしいゲームでした。
菅原は初戦の10リバウンドに対し「チームメイトがボックスアウトしてくれたお陰」と言い、2戦目の4本の3Pに対しては「チームでうまくボールを回し、誰が出てきてもこれができれば」と、とても素晴らしい記録に対し自分のことよりもチームのことを話す信じられないほどのナイスガイなチームプレーヤーです。
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ホーム琉球戦レビュー&アウェー京都戦プレビュー
二週連続守山でのホームゲームとなった先週は、琉球と一勝一敗で星を分け合いました。共に接戦、二つともとれなかったのは惜しかったですが、西地区2位争いを引っ張る好調琉球相手に、一歩も引かない戦いぶりでしたね。
――現在好調の琉球に対し、2日間ともにタフで激しいゲームとなりました。
両日ともラストポゼッションまで分からないゲームとなり、両日ともラストポゼッションを獲得することができましたが、初戦は負け、2戦目は勝利となりました。
初戦は、前節大阪戦と同様に後一歩の僅差で非常に悔しい敗戦となってしまいましたが、チームは特に4Qから最後のプレーまで意図通りにプレーしようとしてくれ、選手はとても良いプレーをしてくれましたし、4Qの狩野の爆発を考えると、勝ちきった沖縄が素晴らしかったゲームでした。
2戦目は、早い時間帯にジュリアンがファールトラブルとなり難しいゲームとなりましたが、チームは全員が全員を補い素晴らしい勝利を手にすることができました。
初戦は終了間際にバックコートバイオレーションをもぎ取るなど、終盤の追い上げが目を引きました。ただ、それまでの時間帯で琉球に連続得点を許す時間帯が生じてしまったのが、響いてしまいました。
――チームは4Qに素晴らしい追い上げを見せました。
今の選手達は自分達ならどのようなゲームでも必ず追いつくことができると信じてプレーしています。
最後まで勝利への執念を全面に出してくれました。
特に、4Qの狩野は素晴らしいショットを決め続けてくれました。
チームが狩野までボールを届けることに一丸となり、狩野も力強く決め続け、お互いが信頼し合った良い時間帯でした。
しかし、琉球は40分間常にハイペースでプッシュし続けることに長けているチームで、特に相手のミスに対しては嵐のように激しく相手の息の根を止めにくるチームです。
前半は、その沖縄のプッシュに持ちこたえることができないシチュエーションがいくつかあり、チグハグになってしまった時間帯がありました。
琉球が40分間プッシュし続けるチームであるのと同じ様に、我々も40分間どのような時も、4Qのような自分達の力を信じて戦わなければなりません。
二戦目はマブンガが前半で3ファールと苦しい展開でした。前半は無得点、テクニカルファールもあってパフォーマンスが心配されましたが、後半だけで16点と盛り返し、マブンガがベンチに下がった時間帯にはサンバとクレイグが補って余りある活躍を見せました。
――2戦目は2Qにジュリアンが3ファールとなり厳しい戦いが強いられ、それに伴い2Q中盤からスコアを離されかけましたが、冷静にゲームを視ていると、琉球は何人かの選手がただ難しいシュートを決めていただけで、我々のディフェンスの多くは正しく遂行されていました。
また、オフェンスもコンセプトやロジカルに沿ったプレーやフリースローラインに立つことなど、ディフェンスと同じく多くが悪くないと思いました。
ジュリアンが3つ目のファールをしてしまったことで沖縄にモメンタムを掴まれてしまい、ディフェンスでは難しいショットを決められ、オフェンスでは良いプレーでショットミスがあっただけでしたので、琉球の流れは続かないと思っていました。
ハーフタイムには我々はそこまで悪くないこと、オフェンス・ディフェンス共に正しいプレーは継続することをチームに伝え、クレイグには個人的にこのゲームではスコアでもチームを牽引して欲しいと伝えました。
3Qの開始から、並里が1つギアを上げて一瞬でゲームを正常に戻してくれ、サンバがアドバンテージを活かし責任を持って多いに躍動してくれました。
また、ジュリアンとクレイグには、4Qに全力でプレーする為にジュリアンを3Qの中盤に一度ゲームに戻すので準備していて欲しい旨を伝え、3Q中盤過ぎにジュリアンをゲームに戻しました。
当初の考えでは2分ほどプレーさせたらすぐにベンチに下げる予定でしたが、ジュリアン投入後に流れが抜群に良くなったことで、ベンチでクレイグと相談しながら注意深く状況を判断し、ジュリアンの続投を決め、それに伴いその時にコートにいた小林・狩野・菅原に彼らの個人ファールとチームファールに余裕があったので、ジュリアンが狙われたらすぐに3人がファールで相手を止めて欲しいと頼みました。
ジュリアンのファールトラブルに対し、チーム全員がよく対応し補い、助けてくれたゲームでした。
これで残留プレーオフ圏外の14位秋田まで、2ゲーム差となりました。レギュラーシーズンでのB1残留も見えてきたところ、何としてもB1の椅子は死守したいですね。
――2節前の名古屋、前節大阪、そして琉球と、今シーズンの初顔合わせでは全て連敗した相手ですが、現在では全く互角のゲームができており、最近では結果として勝敗でもそれが表現されてきました。
私が見る日々の練習やゲームのディテール以外でも、勝敗や数字上でチームの成長がはっきりと分かります。
上記チームは、現在カンファレンス2位の琉球を筆頭に、プレーオフ進出を1〜2ゲーム差の僅差で争っているチームで、現状ではそれらのチームと同等のレベルにある我々が降格するのは、あまりにももったいないです。
我々はなんとしてもB1を死守しなければなりませんし、その価値のあるチームです。
今週はアウェーでの滋京ダービー、京都ハンナリーズ戦です。前回11月の対戦からはおよそ5ヶ月が経ち、新加入のモー・チャーロ選手がここ5試合すべてで二桁得点と好調。西地区2位、そしてワイルドカードでのチャンピオンシップ出場に向けて意気込む強敵です。レイクスはbj時代からの対戦成績で24勝29敗、今季も1勝3敗と遅れを取っているだけに、負けられないダービーマッチですね。
――今後はこれまで以上に1戦1戦が大事なゲームが続きます。
bjリーグ時代からの対戦成績等も気にしている状況ではないでしょう。
お互いが1勝がとても重要な局面となっていますので、激しい戦いが予想されます。
我々は京都よりもハードにプレーしなければなりません。
チーム一丸となって力強く戦いたいと思います。
――現在好調の琉球に対し、2日間ともにタフで激しいゲームとなりました。
両日ともラストポゼッションまで分からないゲームとなり、両日ともラストポゼッションを獲得することができましたが、初戦は負け、2戦目は勝利となりました。
初戦は、前節大阪戦と同様に後一歩の僅差で非常に悔しい敗戦となってしまいましたが、チームは特に4Qから最後のプレーまで意図通りにプレーしようとしてくれ、選手はとても良いプレーをしてくれましたし、4Qの狩野の爆発を考えると、勝ちきった沖縄が素晴らしかったゲームでした。
2戦目は、早い時間帯にジュリアンがファールトラブルとなり難しいゲームとなりましたが、チームは全員が全員を補い素晴らしい勝利を手にすることができました。
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――チームは4Qに素晴らしい追い上げを見せました。
今の選手達は自分達ならどのようなゲームでも必ず追いつくことができると信じてプレーしています。
最後まで勝利への執念を全面に出してくれました。
特に、4Qの狩野は素晴らしいショットを決め続けてくれました。
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しかし、琉球は40分間常にハイペースでプッシュし続けることに長けているチームで、特に相手のミスに対しては嵐のように激しく相手の息の根を止めにくるチームです。
前半は、その沖縄のプッシュに持ちこたえることができないシチュエーションがいくつかあり、チグハグになってしまった時間帯がありました。
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二戦目はマブンガが前半で3ファールと苦しい展開でした。前半は無得点、テクニカルファールもあってパフォーマンスが心配されましたが、後半だけで16点と盛り返し、マブンガがベンチに下がった時間帯にはサンバとクレイグが補って余りある活躍を見せました。
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また、オフェンスもコンセプトやロジカルに沿ったプレーやフリースローラインに立つことなど、ディフェンスと同じく多くが悪くないと思いました。
ジュリアンが3つ目のファールをしてしまったことで沖縄にモメンタムを掴まれてしまい、ディフェンスでは難しいショットを決められ、オフェンスでは良いプレーでショットミスがあっただけでしたので、琉球の流れは続かないと思っていました。
ハーフタイムには我々はそこまで悪くないこと、オフェンス・ディフェンス共に正しいプレーは継続することをチームに伝え、クレイグには個人的にこのゲームではスコアでもチームを牽引して欲しいと伝えました。
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当初の考えでは2分ほどプレーさせたらすぐにベンチに下げる予定でしたが、ジュリアン投入後に流れが抜群に良くなったことで、ベンチでクレイグと相談しながら注意深く状況を判断し、ジュリアンの続投を決め、それに伴いその時にコートにいた小林・狩野・菅原に彼らの個人ファールとチームファールに余裕があったので、ジュリアンが狙われたらすぐに3人がファールで相手を止めて欲しいと頼みました。
ジュリアンのファールトラブルに対し、チーム全員がよく対応し補い、助けてくれたゲームでした。
これで残留プレーオフ圏外の14位秋田まで、2ゲーム差となりました。レギュラーシーズンでのB1残留も見えてきたところ、何としてもB1の椅子は死守したいですね。
――2節前の名古屋、前節大阪、そして琉球と、今シーズンの初顔合わせでは全て連敗した相手ですが、現在では全く互角のゲームができており、最近では結果として勝敗でもそれが表現されてきました。
私が見る日々の練習やゲームのディテール以外でも、勝敗や数字上でチームの成長がはっきりと分かります。
上記チームは、現在カンファレンス2位の琉球を筆頭に、プレーオフ進出を1〜2ゲーム差の僅差で争っているチームで、現状ではそれらのチームと同等のレベルにある我々が降格するのは、あまりにももったいないです。
我々はなんとしてもB1を死守しなければなりませんし、その価値のあるチームです。
今週はアウェーでの滋京ダービー、京都ハンナリーズ戦です。前回11月の対戦からはおよそ5ヶ月が経ち、新加入のモー・チャーロ選手がここ5試合すべてで二桁得点と好調。西地区2位、そしてワイルドカードでのチャンピオンシップ出場に向けて意気込む強敵です。レイクスはbj時代からの対戦成績で24勝29敗、今季も1勝3敗と遅れを取っているだけに、負けられないダービーマッチですね。
――今後はこれまで以上に1戦1戦が大事なゲームが続きます。
bjリーグ時代からの対戦成績等も気にしている状況ではないでしょう。
お互いが1勝がとても重要な局面となっていますので、激しい戦いが予想されます。
我々は京都よりもハードにプレーしなければなりません。
チーム一丸となって力強く戦いたいと思います。
ホーム大阪戦レビュー&ホーム琉球戦プレビュー
先週は守山での大阪戦、1勝1敗でした。初戦を落とし、二戦目も前半をビハインドで折り返す苦しい展開の中で、接戦をものにしました。二戦目は序盤からルーズボールへのダイブもあり、選手たちの気迫が目を引きました。
――2戦目は、我々と大阪のファールの数が多く違い、フリースローを我々よりも21本も多く打たれ、我々の3P%が10.5%という難しいゲームで勝利できたことは、非常に価値があります。
このようなタフなゲームではレイクスでなくても集中力を持続させることは難しく、選手達はよく我慢して戦い抜きました。
集中力を持続できた要因は、多くのハッスルプレーがあったこと、大阪がファールを貰いフリースローを打つことにフォーカスしていても、我々は自分達の良いチームショットを打つことを心掛けていたこと、選手同士がコミュニケーションを密に取りチームメイトのフラストレーションを放っておかなかったこと、だと思います。
それら3つを献身的に取り組めたことで、自分達が正しくプレーができていると認識でき、ディフェンスのアグレッシブさと集中力を持続して多くのターンオーバーを誘発することができました。
初戦では1Qの12-23の出遅れが響きました。4Qで33-24と巻き返しただけに、出だしでペイントエリアを守りきれず、大阪に2Pを7割超の確率で決められたのが痛かったですね。
――我々は大阪に対しいくつかの準備とプランを持ってゲームに望みました。
しかし、1Qは大阪の高いインテンシティー(激しさ)で、準備したことを出す以前のところでハードにアタックされ、イージーなスコアを多く許してしまいました。
1Qの大阪のプランやプッシュは素晴らしく、我々は方法ばかりに気を取られ少し頭でっかちになっていたかもしれません。
それでも、チームは4Qの狩野の3本の3Pシュートの様に、優れたチームショットを打つことを目指し、最後までチームをしてプレーし続けたことが、終盤の追い上げに繋がりました。
どんな状況でもアンセルフィッシュネス(自己中心的ではないこと)の精神を持ってチームとして戦い、諦めずに良いバスケットを表現しようとした選手達は、自分達自身を誇りに思うべきです。
しかし同時に、バスケットボールは時としてシンプルに高いエナジーでファイトしたチームが勝ったり、ポゼッション・ゲームとしてオフェンスリバウンドにハッスルしたチームが勝つという側面を、改めて痛感したゲームでもありました。
二戦目は、開始早々から長谷川がルーズボールに果敢にダイブしたり、サンバのファールがかさむ中で樋口がリバウンド争いで存在感を見せるなど、チーム全体にエナジーを感じました。
――3Qの5分頃にサンバが3つ目のファールをし、樋口と交代しました。
前日から、サンバは高さのアドバンテージを活かし、スコアとリバウンドでチームに大きく貢献してくれていましたので、2〜3分経過したらコートに戻そうと考えていました。
しかし、3Q残り3分でクレイグが3つ目のファールをしてベンチに下げなければならなくなり、もしクレイグが4Qの早い時間に4つ目のファールをしてしまえば、サンバが4Qも長い時間プレーしなければならなくなりますので、すでに3ファールのサンバを3Qにコートに戻すことが難しくなりました。
そのような状況の中で、樋口が良い仕事をし、チームのエナジーレベルが高いままゲームの流れを維持してくれていたのは、我々にとって大きな助けとなりました。
7点ビハインドで迎えた3Qには、果敢にインサイドを突いて8連続得点で一気に逆転し、接戦に持ち込みました。この時間帯は大阪に一本もリバウンドを許さず、流れを渡しませんでしたが、前日の初戦で相手に18本のオフェンスリバウンドを許したことが敗因の一つだったように、リバウンドでの主導権争いは今後もカギになりそうですね。
――長谷川はこの試合、5回もルーズボールダイブをして客席に突っ込みました。
私は、1人の選手が1試合で5回も客席に突っ込んだのを見たのは、他に思い出せません。
皆さんも、他のゲームで1人の選手が1試合で5回も客席に突っ込んだことを思い出すのは、困難ではないでしょうか。
このゲームの中でいくつもの優れたプレーがあったり、難しいゲームで集中力を保てたのは、全て長谷川のハッスルの上に成り立っています。
本当に素晴らしいハッスルでした。
今後も今回の長谷川のようなファイトがあれば、我々にとって良いゲームが多くなるでしょう。
今週も守山でのホームゲーム、琉球ゴールデンキングスとの対戦です。前回対戦の昨年10月のホームゲームでは1勝1敗でした。それから半年が経ち、両チームともメンバーの入れ替わりもあり、また別のチームとしての顔合わせになりそうです。レイクスは2月に左ひざを手術した田中も調整が進んできて、終盤戦に向けてラインナップがそろってきそうですね。
――前回の対戦からお互いのチームに様々な変更や変化がありますので、しっかりと準備し、また高いエナジーレベルでゲームに入りたいと思っています。
1部残留に向け、今から気運を高めていき、田中の復帰も含め、全てが最後に最高の状態で望めるよう、ブースターの皆さんと1戦1戦勢いをつけていきたいです。
今週もブースターの皆さんも含めた”レイクス”一丸となって戦います。
==============
☆ホーム琉球ゴールデンキングス戦☆
4/8(土)18:00 TIPOFF、9(日)14:00 TIPOFF
守山市民体育館
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――2戦目は、我々と大阪のファールの数が多く違い、フリースローを我々よりも21本も多く打たれ、我々の3P%が10.5%という難しいゲームで勝利できたことは、非常に価値があります。
このようなタフなゲームではレイクスでなくても集中力を持続させることは難しく、選手達はよく我慢して戦い抜きました。
集中力を持続できた要因は、多くのハッスルプレーがあったこと、大阪がファールを貰いフリースローを打つことにフォーカスしていても、我々は自分達の良いチームショットを打つことを心掛けていたこと、選手同士がコミュニケーションを密に取りチームメイトのフラストレーションを放っておかなかったこと、だと思います。
それら3つを献身的に取り組めたことで、自分達が正しくプレーができていると認識でき、ディフェンスのアグレッシブさと集中力を持続して多くのターンオーバーを誘発することができました。
初戦では1Qの12-23の出遅れが響きました。4Qで33-24と巻き返しただけに、出だしでペイントエリアを守りきれず、大阪に2Pを7割超の確率で決められたのが痛かったですね。
――我々は大阪に対しいくつかの準備とプランを持ってゲームに望みました。
しかし、1Qは大阪の高いインテンシティー(激しさ)で、準備したことを出す以前のところでハードにアタックされ、イージーなスコアを多く許してしまいました。
1Qの大阪のプランやプッシュは素晴らしく、我々は方法ばかりに気を取られ少し頭でっかちになっていたかもしれません。
それでも、チームは4Qの狩野の3本の3Pシュートの様に、優れたチームショットを打つことを目指し、最後までチームをしてプレーし続けたことが、終盤の追い上げに繋がりました。
どんな状況でもアンセルフィッシュネス(自己中心的ではないこと)の精神を持ってチームとして戦い、諦めずに良いバスケットを表現しようとした選手達は、自分達自身を誇りに思うべきです。
しかし同時に、バスケットボールは時としてシンプルに高いエナジーでファイトしたチームが勝ったり、ポゼッション・ゲームとしてオフェンスリバウンドにハッスルしたチームが勝つという側面を、改めて痛感したゲームでもありました。
二戦目は、開始早々から長谷川がルーズボールに果敢にダイブしたり、サンバのファールがかさむ中で樋口がリバウンド争いで存在感を見せるなど、チーム全体にエナジーを感じました。
――3Qの5分頃にサンバが3つ目のファールをし、樋口と交代しました。
前日から、サンバは高さのアドバンテージを活かし、スコアとリバウンドでチームに大きく貢献してくれていましたので、2〜3分経過したらコートに戻そうと考えていました。
しかし、3Q残り3分でクレイグが3つ目のファールをしてベンチに下げなければならなくなり、もしクレイグが4Qの早い時間に4つ目のファールをしてしまえば、サンバが4Qも長い時間プレーしなければならなくなりますので、すでに3ファールのサンバを3Qにコートに戻すことが難しくなりました。
そのような状況の中で、樋口が良い仕事をし、チームのエナジーレベルが高いままゲームの流れを維持してくれていたのは、我々にとって大きな助けとなりました。
7点ビハインドで迎えた3Qには、果敢にインサイドを突いて8連続得点で一気に逆転し、接戦に持ち込みました。この時間帯は大阪に一本もリバウンドを許さず、流れを渡しませんでしたが、前日の初戦で相手に18本のオフェンスリバウンドを許したことが敗因の一つだったように、リバウンドでの主導権争いは今後もカギになりそうですね。
――長谷川はこの試合、5回もルーズボールダイブをして客席に突っ込みました。
私は、1人の選手が1試合で5回も客席に突っ込んだのを見たのは、他に思い出せません。
皆さんも、他のゲームで1人の選手が1試合で5回も客席に突っ込んだことを思い出すのは、困難ではないでしょうか。
このゲームの中でいくつもの優れたプレーがあったり、難しいゲームで集中力を保てたのは、全て長谷川のハッスルの上に成り立っています。
本当に素晴らしいハッスルでした。
今後も今回の長谷川のようなファイトがあれば、我々にとって良いゲームが多くなるでしょう。
今週も守山でのホームゲーム、琉球ゴールデンキングスとの対戦です。前回対戦の昨年10月のホームゲームでは1勝1敗でした。それから半年が経ち、両チームともメンバーの入れ替わりもあり、また別のチームとしての顔合わせになりそうです。レイクスは2月に左ひざを手術した田中も調整が進んできて、終盤戦に向けてラインナップがそろってきそうですね。
――前回の対戦からお互いのチームに様々な変更や変化がありますので、しっかりと準備し、また高いエナジーレベルでゲームに入りたいと思っています。
1部残留に向け、今から気運を高めていき、田中の復帰も含め、全てが最後に最高の状態で望めるよう、ブースターの皆さんと1戦1戦勢いをつけていきたいです。
今週もブースターの皆さんも含めた”レイクス”一丸となって戦います。
==============
☆ホーム琉球ゴールデンキングス戦☆
4/8(土)18:00 TIPOFF、9(日)14:00 TIPOFF
守山市民体育館
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アウェー名古屋D戦レビュー&ホーム大阪戦プレビュー
交流戦明け、西地区との対戦となったアウェー名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦ですが、初戦は劇的な勝利となりました。4Q冒頭の10点差をあきらめず、選手たちが粘り強く戦いました。
――先週はサンバが腰痛で練習にも参加できず、クレイグが風邪と怪我で練習に参加できない状態でしたので、チームのコンディションとしてはとても厳しい状況でゲームに臨まなければならないことになりました。
その中で、初戦は選手達が素晴らしい粘り強さを見せてくれました。
不安だったゲームは選手達が良い集中力でゲームに入りましたが、とても波のあるゲーム展開となりました。
しかし、4Q冒頭で10点差があったものの、悪い時間帯やビハインドを背負っている時は、名古屋に何かされていたというよりも、自分達自身でミスを重ねていたことを選手達自身がよく理解しており、彼らは自分達自身でこのゲーム中に解決できることを知っていました。
その為、4Q開始もゲーム終盤も選手達は自信を持っており、とても良い表情をしていました。
また、このゲームの功労者は、初のスタメン出場で名古屋に執拗に狙われ続けても耐えぬきファイトし続けた樋口でしょう。
サンバの抜けた穴をただ埋めただけではなく、チームの健康状態が危機の中、樋口のインテンシティがチームを救いました。
終了間際はラスト23秒、4点差という崖っぷちからクレイグが粘って3Pを決め、そして残り9秒から相手ボールのスローインを粘り強い守備でボールの出しどころを封じ、5秒バイオレーションをもぎ取りました。相手にボールをキープされては敗色濃厚のこの場面、この粘りはすばらしいものでした。
――ラスト23秒に至る以前に、ディフェンスでミスがありウィーバー選手にレイアップを決められ、34秒からのオフェンスではできる限り早めにシュートを決め、ラストポゼッションを確保したかったのですが、なんとかシュートを決めてくれた時は残り25秒になってしまいました。
25秒直前のディフェンスとオフェンスがあまりうまくいかなかったので、実際は流れはあまり良くありませんでした。
25秒の名古屋のスローインをスティールできなかった時点でファールゲームにシフトし、23秒で4点差。
怪我と風邪の体調不良で、前半終了時点で「もうエネルギーが無い」と言っていたクレイグも大きな3Pを決め、選手達は諦めずに名古屋のスローインを防ぎ、ジュリアンが力強くゲームを決めてくれました。
内容の良し悪しは当然ありますが、ラスト1分を切ってからは少し流れが悪くなった状況で、選手達はそれでも最後まで良い顔でプレーし続け、彼らが自分達の手で力強く勝利をもぎ取った素晴らしいゲームでした。
一方、翌日はHCが「出だしで相手のインテンシティに押されてしまいました」と悔やんだように、序盤から名古屋にペースを握られてしまいました。レイクスに所属したウィーバーに21点10リバウンドを許し、全体でも32-46と遅れを取ったリバウンド争いが痛かったですね。
――我々もソフトにゲームに入るつもりはありませんでしたが、名古屋のインテンシティが我々を上回ってしまいました。
前日は良いプレーや内容が多かったので、4Qも落ち着いて自信を持ってプレーできましたが、2戦目の前半は悪いセレクションの単調なシュートが多くなってしまい、オフェンスのフラストレーションをディフェンスに引きずったゲームとなってしまいました。
後半はいくつかの部分で解決されましたが、コンディション面も含めタフなゲームでした。
いよいよ今週末から4月に入り、シーズンもあと1ヶ月となります。残り13試合、現状では残留争いの厳しい状況です。ここから勝ち抜くためには一戦必勝で臨む必要があります。
――全チームとゲームをし、我々は自分達の良い部分と悪い部分を認識できており、我々がコンセプトに従って自分達のバスケットをすることができれば、どんな相手とでも対等に戦えることを理解しています。
名古屋の初戦のような粘り強さを持ち、チーム全員が献身性を意識し、個人ではなくチームとして力強く戦い、お互いがお互いを思いやれることができれば、結果がついてくるレベルのバスケットを、我々は何度も表現してきました。
その為にも、日々プロセスを大切にして、1戦1戦、常に我々の力を発揮できる準備が重要だと思います。
今週末はホームで大阪エヴェッサとの関西ダービーです。2週連続となる守山でのホームゲーム、普段足を運びにくい方も多く来られると思います。熱い試合で皆さんの声援に応えたいですね。
――我々の仕事は、応援して頂く方々がいなければ成り立たない仕事です。
いつも会場に足を運んで頂いている方々がいなければ、この仕事を継続することはできません。
また、今週のゲームがシーズンで唯一、レイクスを見に来れる人もいるかもしれません。
我々の仕事はその価値を皆さんに提供すること、つまり『人』の為に戦う仕事です。
そう考えれば、ゲーム中のちょっとしたフラストレーションなど、小さなことのように思うことができます。
今週も皆さんに喜んで頂けるよう、皆さんの為に戦いたいと思います。
==============
☆ホーム大阪エヴェッサ戦☆
4/1(土)18:00 TIPOFF、2(日)14:00 TIPOFF
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――先週はサンバが腰痛で練習にも参加できず、クレイグが風邪と怪我で練習に参加できない状態でしたので、チームのコンディションとしてはとても厳しい状況でゲームに臨まなければならないことになりました。
その中で、初戦は選手達が素晴らしい粘り強さを見せてくれました。
不安だったゲームは選手達が良い集中力でゲームに入りましたが、とても波のあるゲーム展開となりました。
しかし、4Q冒頭で10点差があったものの、悪い時間帯やビハインドを背負っている時は、名古屋に何かされていたというよりも、自分達自身でミスを重ねていたことを選手達自身がよく理解しており、彼らは自分達自身でこのゲーム中に解決できることを知っていました。
その為、4Q開始もゲーム終盤も選手達は自信を持っており、とても良い表情をしていました。
また、このゲームの功労者は、初のスタメン出場で名古屋に執拗に狙われ続けても耐えぬきファイトし続けた樋口でしょう。
サンバの抜けた穴をただ埋めただけではなく、チームの健康状態が危機の中、樋口のインテンシティがチームを救いました。
終了間際はラスト23秒、4点差という崖っぷちからクレイグが粘って3Pを決め、そして残り9秒から相手ボールのスローインを粘り強い守備でボールの出しどころを封じ、5秒バイオレーションをもぎ取りました。相手にボールをキープされては敗色濃厚のこの場面、この粘りはすばらしいものでした。
――ラスト23秒に至る以前に、ディフェンスでミスがありウィーバー選手にレイアップを決められ、34秒からのオフェンスではできる限り早めにシュートを決め、ラストポゼッションを確保したかったのですが、なんとかシュートを決めてくれた時は残り25秒になってしまいました。
25秒直前のディフェンスとオフェンスがあまりうまくいかなかったので、実際は流れはあまり良くありませんでした。
25秒の名古屋のスローインをスティールできなかった時点でファールゲームにシフトし、23秒で4点差。
怪我と風邪の体調不良で、前半終了時点で「もうエネルギーが無い」と言っていたクレイグも大きな3Pを決め、選手達は諦めずに名古屋のスローインを防ぎ、ジュリアンが力強くゲームを決めてくれました。
内容の良し悪しは当然ありますが、ラスト1分を切ってからは少し流れが悪くなった状況で、選手達はそれでも最後まで良い顔でプレーし続け、彼らが自分達の手で力強く勝利をもぎ取った素晴らしいゲームでした。
一方、翌日はHCが「出だしで相手のインテンシティに押されてしまいました」と悔やんだように、序盤から名古屋にペースを握られてしまいました。レイクスに所属したウィーバーに21点10リバウンドを許し、全体でも32-46と遅れを取ったリバウンド争いが痛かったですね。
――我々もソフトにゲームに入るつもりはありませんでしたが、名古屋のインテンシティが我々を上回ってしまいました。
前日は良いプレーや内容が多かったので、4Qも落ち着いて自信を持ってプレーできましたが、2戦目の前半は悪いセレクションの単調なシュートが多くなってしまい、オフェンスのフラストレーションをディフェンスに引きずったゲームとなってしまいました。
後半はいくつかの部分で解決されましたが、コンディション面も含めタフなゲームでした。
いよいよ今週末から4月に入り、シーズンもあと1ヶ月となります。残り13試合、現状では残留争いの厳しい状況です。ここから勝ち抜くためには一戦必勝で臨む必要があります。
――全チームとゲームをし、我々は自分達の良い部分と悪い部分を認識できており、我々がコンセプトに従って自分達のバスケットをすることができれば、どんな相手とでも対等に戦えることを理解しています。
名古屋の初戦のような粘り強さを持ち、チーム全員が献身性を意識し、個人ではなくチームとして力強く戦い、お互いがお互いを思いやれることができれば、結果がついてくるレベルのバスケットを、我々は何度も表現してきました。
その為にも、日々プロセスを大切にして、1戦1戦、常に我々の力を発揮できる準備が重要だと思います。
今週末はホームで大阪エヴェッサとの関西ダービーです。2週連続となる守山でのホームゲーム、普段足を運びにくい方も多く来られると思います。熱い試合で皆さんの声援に応えたいですね。
――我々の仕事は、応援して頂く方々がいなければ成り立たない仕事です。
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また、今週のゲームがシーズンで唯一、レイクスを見に来れる人もいるかもしれません。
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そう考えれば、ゲーム中のちょっとしたフラストレーションなど、小さなことのように思うことができます。
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ホーム栃木戦レビュー&アウェー名古屋D戦プレビュー
ホームでの栃木戦、両日ともにレイクス史上最多の来場者数となりました。「シュートが決まった後の歓声がすごくて気持ちよかったです。これだけのお客さんに来ていただいたので、なおさら勝ちたかったです」と試合後に狩野が感謝したように、強豪栃木に挑んだ選手たちの背中を力強く押してくれましたね。
――いつものホームアリーナ、ホームゲームの筈が、今回のホームは私たち自身も良い意味で圧倒された週末でした。
超満員のホームでゲームできたことは心から幸せでしたし、それと同時に狩野と同じくとても悔しい連敗となってしまいました。
負けはしましたが、特に2日目はエンターテイメント感、会場の雰囲気や一体感など、超満員のアリーナスポーツの醍醐味が詰まったゲームだったと思います。
また、4000名を超えるご来場者とあの盛り上がりは、滋賀という土地のポテンシャルを大きく感じた週末だったとも思います。
この週末を継続していくことには大きな可能性が満ちており、その先には滋賀や日本の全く新しいバスケットボールの文化と発展が待っており、それを皆さんと創り上げていく大きなチャンスが存在しています。
チームはもっと価値のあるゲームを提供できるよう尽力し、チームと皆さんが1つになりこれからも今回の超満員のホームゲームを継続していかなければなりません。
ご来場頂いた皆様、そしてご協力頂いた皆様と、奔走してくれたレイクス・フロントスタッフには心から感謝申し上げます。
初戦は出だしから栃木のペースになってしまいました。「栃木相手に、わずかなチャンスを逃さないようにと気を張って、余裕がなかったかなと思います」と並里が振り返ったように、22本のターンオーバーで流れをつかめませんでした。
――リーグで最もフィジカルなチームの1つである栃木に対し、単純に我々はソフトだったと思います。
多くのターンオーバーをしてしまいましたが、我々は何故ターンオーバーが出てしまったのか、また、どうしたらターンオーバーを減らし快適にオフェンスが行えるかも理解しています(もちろん、それで全てのターンオーバーが無くなるわけではありませんが、最低でも我々自身の考え方とは異なるミスは防げる可能性が高くなります)。
また、栃木のフィジカルがずば抜けて強いこと、どういったシチュエーションで彼らのフィジカルが際立つのかも理解して、ゲームに臨みました。
しかし、改めて『分かっている』ことと『実行できる』ことは別なのだと思い知らされたゲームでした。
それが栃木ほどハイレベルのチームだと尚更です。
タフな前半から、3Qは攻守共に良いプレーが多くなり、選手達は精神的にキツいゲームの中でよくファイトしてくれました。
私としては、選手達が行動に移し、実行する手助けができず、とても反省すべきゲームでした。
一方、二日目は前日の大敗を払拭する戦いぶりでした。序盤に先行し、追いつかれて迎えた3Qも一時は21点差まで突き放す力強さを見せました。50点差近い完敗から選手たちがよく立ち直ってくれました。
――これは本当に凄いことです。
前日に圧倒的な差を見せられながら、2戦目の選手達のカムバックとファイトに対し、私は彼らを誇りに思わずにはいられません。
2戦目は、ゲームの入りから我々もフィジカルにプレーしハッスルすることができましたし、栃木のディフェンスを理解して行動に移し、非常に良いチームショットを打つことができました。
選手達は自分達自身の手で、栃木相手でも我々のディフェンスを機能させられること、自分達のコンセプト通りにディフェンスを動かしチームショットを打てること、自分達のバスケットで対等に戦えることを示してくれました。
ただ、その大量リードを守りきれずに、80-82で非常に悔しい連敗となりました。フルコートプレスなど、栃木の圧力に押され、4Qに一気に34点を挙げられました。今季を振り返ると、5点差以内の接戦で1勝10敗と、競り負ける展開が続いています。シーズン終盤で一戦一戦の重要性が増す中で、競り合いをものにするメンタルタフネスが必要になりますね。
――3Qは狩野を中心に我々は良かったですが、良過ぎたことと、栃木が悪かったです。
前日に50点差で大敗した相手に、10数分残して大きなリードを保っていられるなど甘い考えだと思っていました。
その為、栃木の実力を考えると追い上げられることを頭に入れ、混乱が生じないよう準備が必要でした。
4Qの最初の5分間は、安易なプレーを控えてボールを動かしてショットを打とうとしたことや、ラスト5分は栃木のシュートの確率の悪い場所でフリースローやシュートを打たせたことなど、チームは必要なプレーを目指してくれたと思います。
しかし、栃木の圧力に耐えきることは非常に困難でした。
過去の接戦は、それぞれ状況は異なりますので、答えは1つではありませんし、『こうしたら接戦は絶対に勝つ』というものがあれば誰もがゲームに勝つことができます。
システム面やテクニカルな部分、優先順位などの考え方の改善も必要になりますが、メンタル面で言えば、我々は終盤はいっぱいいっぱいで、余裕が無い状況が多いかもしれません。
いかに終盤に最も大きな集中力を発揮するか、気持ちよくプレーできるか、自信に満ち溢れた状態でクラッチタイムに入れるかなどが必要になってきます。
交流戦も終わり、今週からは西地区との対戦、アウェーでの名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦です。チーム得点王のジャスティン・バーレル選手を欠く中、名古屋は2、3月はわずか計2勝と、チャンピオンシップ出場権のある西地区2位確保に向けて、必死です。今季当初、共に戦ったデイビッド・ウィーバー選手もおり、負けられない戦いです。
――我々は3月に入ってからは連敗してしまっていますので、何が何でも勝って帰って来なければならないアウェイゲームです。
前回1月のゲームは敗戦となってしまいましたが、2月からステップアップしてきた我々の良いバスケットを継続して表現することが大切です。
デイビッドは以前は苦楽を共にした仲間でしたが、現在は倒すべき対戦相手です。
我々はデイビッドを最大限にリスペクトすべきであり、その上で彼に対し全力でチャレンジし戦います。
==============
☆アウェー名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦☆
3/25(土)14:00 TIPOFF、16(日)14:00 TIPOFF
愛知県体育館
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☆4/1,2大阪戦&4/8,9琉球戦は2週連続守山ゲーム!
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負けはしましたが、特に2日目はエンターテイメント感、会場の雰囲気や一体感など、超満員のアリーナスポーツの醍醐味が詰まったゲームだったと思います。
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多くのターンオーバーをしてしまいましたが、我々は何故ターンオーバーが出てしまったのか、また、どうしたらターンオーバーを減らし快適にオフェンスが行えるかも理解しています(もちろん、それで全てのターンオーバーが無くなるわけではありませんが、最低でも我々自身の考え方とは異なるミスは防げる可能性が高くなります)。
また、栃木のフィジカルがずば抜けて強いこと、どういったシチュエーションで彼らのフィジカルが際立つのかも理解して、ゲームに臨みました。
しかし、改めて『分かっている』ことと『実行できる』ことは別なのだと思い知らされたゲームでした。
それが栃木ほどハイレベルのチームだと尚更です。
タフな前半から、3Qは攻守共に良いプレーが多くなり、選手達は精神的にキツいゲームの中でよくファイトしてくれました。
私としては、選手達が行動に移し、実行する手助けができず、とても反省すべきゲームでした。
一方、二日目は前日の大敗を払拭する戦いぶりでした。序盤に先行し、追いつかれて迎えた3Qも一時は21点差まで突き放す力強さを見せました。50点差近い完敗から選手たちがよく立ち直ってくれました。
――これは本当に凄いことです。
前日に圧倒的な差を見せられながら、2戦目の選手達のカムバックとファイトに対し、私は彼らを誇りに思わずにはいられません。
2戦目は、ゲームの入りから我々もフィジカルにプレーしハッスルすることができましたし、栃木のディフェンスを理解して行動に移し、非常に良いチームショットを打つことができました。
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――3Qは狩野を中心に我々は良かったですが、良過ぎたことと、栃木が悪かったです。
前日に50点差で大敗した相手に、10数分残して大きなリードを保っていられるなど甘い考えだと思っていました。
その為、栃木の実力を考えると追い上げられることを頭に入れ、混乱が生じないよう準備が必要でした。
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しかし、栃木の圧力に耐えきることは非常に困難でした。
過去の接戦は、それぞれ状況は異なりますので、答えは1つではありませんし、『こうしたら接戦は絶対に勝つ』というものがあれば誰もがゲームに勝つことができます。
システム面やテクニカルな部分、優先順位などの考え方の改善も必要になりますが、メンタル面で言えば、我々は終盤はいっぱいいっぱいで、余裕が無い状況が多いかもしれません。
いかに終盤に最も大きな集中力を発揮するか、気持ちよくプレーできるか、自信に満ち溢れた状態でクラッチタイムに入れるかなどが必要になってきます。
交流戦も終わり、今週からは西地区との対戦、アウェーでの名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦です。チーム得点王のジャスティン・バーレル選手を欠く中、名古屋は2、3月はわずか計2勝と、チャンピオンシップ出場権のある西地区2位確保に向けて、必死です。今季当初、共に戦ったデイビッド・ウィーバー選手もおり、負けられない戦いです。
――我々は3月に入ってからは連敗してしまっていますので、何が何でも勝って帰って来なければならないアウェイゲームです。
前回1月のゲームは敗戦となってしまいましたが、2月からステップアップしてきた我々の良いバスケットを継続して表現することが大切です。
デイビッドは以前は苦楽を共にした仲間でしたが、現在は倒すべき対戦相手です。
我々はデイビッドを最大限にリスペクトすべきであり、その上で彼に対し全力でチャレンジし戦います。
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アウェー千葉戦レビュー&ホーム栃木戦プレビュー
アウェーでの千葉ジェッツ戦、惜しくも連敗となってしまいました。5,000人を超える大観衆の中でのアウェーゲームでしたが、レイクスらしさも随所に見せた二日間となりました。
――レイクスらしさと言えば、初戦は先月の勝利ゲームのような我々らしい良さが多くの時間で見ることができましたし、2戦目は我々らしい悪さが多く出てしまったゲームでした。
千葉が強豪とはいえ、結果が連敗となったことで、チームは改めて危機感を持ったと思います。
何人かの選手はゲーム後に「ちょっと何試合か勝っただけで自分達が勘違いしていたことが証明された」と言っていましたし、良いゲームと悪いゲームでの違い、オフェンス・ディフェンス、又はメンタル面での具体的な要素の違いを改めて認識できたと思います。
我々は恥ずかしいゲームをして恥をかき、ブースターの皆さんに辛い思いをさせてしまいました。
それを強く受け止め、こういうゲームの後こそチームの輪を大切にし、丁寧に、全員の力でステップアップしなければなりません。
初戦は序盤からボールがよく回り、オープンショットの場面を何度も作りました。惜しくもフィニッシュの精度を欠きましたが、オールジャパン制覇の千葉相手に一歩も引かない試合運びができたと思います。
――バスケットボールは、世界中のどんな選手でも全てのシュートを決めることはできませんし、どれほど優れたシューターでも(NBAで最も優れていると思われるシューター達でさえ)、フリースローですらシーズンを通じて100%にすることはできません。
我々にとって重要なことは、シュートまでのプロセスです。
チームのコンセプト通りにオープンを作れているか、行き当たりばったりではなくロジカル的にオープンができているか、アドバンテージを活用できているか、など、プロセスにはいくつかの道筋があります。
シュートまでのその道筋は、自分達自身にとっての共通認識であり、確認事項でもあります。
道筋が正しければ、我々は共通認識の元でプレーできていると確認でき、そういうオフェンスはたとえシュートが外れたとしてもチームにとって良いオフェンスだったと言うことができます。
プロセスが良ければ、自分達が上手くいっていると認識することができ、メンタル面でも自信を持ってゲームを優位に進めることができます。
これは、あくまでも40分後に勝敗を決する要素の中の1つですが、少なくとも初戦は多くの時間帯で良いオフェンスを見ることができました。
ただ、終盤は千葉ストーン選手、石井選手に立て続けに得点を許し、突き放されました。HCも試合後に「ラスト5分までは我慢強くいいゲームでした」と振り返ったように、最後の勝負どころで千葉の勢いを止め切れなかった印象です。
――4Q残り約4分にはリードしていましたので、そこまでは我々も悪くなかったと思います。
しかし、そこからストーン選手を中心とした千葉の勢いに押されてしまい、我々も終盤までクレイグを中心にスコアし点の取り合いとなりましたが、押し切られてしまいました。
両チーム同様にスコアしていましたが、千葉の方が勢いがあり、我々の方が苦しかった印象です。
戦術面でのテクニカルなことも関係していますが、我々はストーン選手のアタックに対し後手になってしまい、終盤のディフェンスをアグレッシブにしきれなかったことも大きい要因だったと思います。
我々は、クレイグのインサイドや狩野のジャンプシュート、ジュリアンのフリースロー等で2点や1点ずつ加算していきましたが、ディフェンスで後手に回ってしまった我々に対し、千葉は連続3Pやファールをもらっての3点プレーなど、ポゼッションごとに我々よりも1点ずつ多く加算していってしまいました。
我々の終盤のオフェンスの方法が、大きく間違っていたとは思いません。
一般的と思われるセオリー通り、インサイドでしっかりと加点していきましたので、選手達は非常にうまくプレーしていたと思います。
しかし、終盤はディフェンスで力強く、アグレッシブに、千葉を抑えにいくべきゲームだったと思います。
二戦目は苦しい展開の中、一時は一ケタ台に迫るなど粘りましたが、後半は千葉のペースを崩せませんでした。特に、3Q序盤でターンオーバーなどで流れがつかめず、「勝ち試合では3Qをしっかりと粘り強く戦えている」と選手たちがよく口にするとおり、後半の入りが課題となりました。
――ゲームを通じて、我々の悪さが出てしまいました。
多くは共通認識・コンセプトに沿ってプレーできなかったことでチームにストレスが充満してしまい、ディフェンスの集中力を欠き崩壊を招いてしまいました。
ストレスが次のフラストレーションを呼ぶ悪循環でした。
ゲームの入りは悪くありませんでしたが、1Q中盤から崩れ、2Qは開始5分間千葉にスコアを許さず、ゲームを戻しかけましたが、2Q終盤にまた崩れてしまいました。
かなりアップダウンのある前半でしたので、選手達の言う通り3Qの入りは鍵となるゲームで、実際は大きなアップダウンの波をうまくつかみ、ゲームを変えることのできるチャンスは存在していたゲームでした。
私自身もフラストレーションを溜め込んでるチームに対し、快適にプレーできるようガイドできず、チームを引っ張り上げてやれなかったことをとても悔しく恥ずかしく思っています。
交流戦最後の試合となる今週末は、ホームで栃木ブレックスと対戦します。日本人初のNBAプレーヤーとして日本バスケ界を牽引してきた田臥勇太選手を迎えるとあって、チケットは完売席種も多く、レイクス史上最大の来場が見込まれています。多くのブースターの皆さんの後押しで、東地区首位の強豪相手にレイクスらしいバスケを見せたいですね。
――アルバルク東京や千葉と同じく、現在最も強いと見られているチームの1つです。
ウィスマンHC、田臥選手、渡邉選手、古川選手、遠藤選手、ブレントン選手、ロシター選手などコーチと主力選手が長い間同じチームに所属している栃木は、三河や川崎と同じくチームの成熟度があり、更に竹内選手、ギブス選手といった選手を補強し、今後の伸びしろも恐ろしいチームです。
この強敵に対し、我々は最高のブースターと共に、会場一丸となってチャレンジしたいと思います。
☆元NBAプレーヤー田臥選手を迎え撃つ!3/18(土)、19(日)ホーム栃木ブレックス戦!指定席と1階自由席は両日完売!2階自由席の購入はお早めに!
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――レイクスらしさと言えば、初戦は先月の勝利ゲームのような我々らしい良さが多くの時間で見ることができましたし、2戦目は我々らしい悪さが多く出てしまったゲームでした。
千葉が強豪とはいえ、結果が連敗となったことで、チームは改めて危機感を持ったと思います。
何人かの選手はゲーム後に「ちょっと何試合か勝っただけで自分達が勘違いしていたことが証明された」と言っていましたし、良いゲームと悪いゲームでの違い、オフェンス・ディフェンス、又はメンタル面での具体的な要素の違いを改めて認識できたと思います。
我々は恥ずかしいゲームをして恥をかき、ブースターの皆さんに辛い思いをさせてしまいました。
それを強く受け止め、こういうゲームの後こそチームの輪を大切にし、丁寧に、全員の力でステップアップしなければなりません。
初戦は序盤からボールがよく回り、オープンショットの場面を何度も作りました。惜しくもフィニッシュの精度を欠きましたが、オールジャパン制覇の千葉相手に一歩も引かない試合運びができたと思います。
――バスケットボールは、世界中のどんな選手でも全てのシュートを決めることはできませんし、どれほど優れたシューターでも(NBAで最も優れていると思われるシューター達でさえ)、フリースローですらシーズンを通じて100%にすることはできません。
我々にとって重要なことは、シュートまでのプロセスです。
チームのコンセプト通りにオープンを作れているか、行き当たりばったりではなくロジカル的にオープンができているか、アドバンテージを活用できているか、など、プロセスにはいくつかの道筋があります。
シュートまでのその道筋は、自分達自身にとっての共通認識であり、確認事項でもあります。
道筋が正しければ、我々は共通認識の元でプレーできていると確認でき、そういうオフェンスはたとえシュートが外れたとしてもチームにとって良いオフェンスだったと言うことができます。
プロセスが良ければ、自分達が上手くいっていると認識することができ、メンタル面でも自信を持ってゲームを優位に進めることができます。
これは、あくまでも40分後に勝敗を決する要素の中の1つですが、少なくとも初戦は多くの時間帯で良いオフェンスを見ることができました。
ただ、終盤は千葉ストーン選手、石井選手に立て続けに得点を許し、突き放されました。HCも試合後に「ラスト5分までは我慢強くいいゲームでした」と振り返ったように、最後の勝負どころで千葉の勢いを止め切れなかった印象です。
――4Q残り約4分にはリードしていましたので、そこまでは我々も悪くなかったと思います。
しかし、そこからストーン選手を中心とした千葉の勢いに押されてしまい、我々も終盤までクレイグを中心にスコアし点の取り合いとなりましたが、押し切られてしまいました。
両チーム同様にスコアしていましたが、千葉の方が勢いがあり、我々の方が苦しかった印象です。
戦術面でのテクニカルなことも関係していますが、我々はストーン選手のアタックに対し後手になってしまい、終盤のディフェンスをアグレッシブにしきれなかったことも大きい要因だったと思います。
我々は、クレイグのインサイドや狩野のジャンプシュート、ジュリアンのフリースロー等で2点や1点ずつ加算していきましたが、ディフェンスで後手に回ってしまった我々に対し、千葉は連続3Pやファールをもらっての3点プレーなど、ポゼッションごとに我々よりも1点ずつ多く加算していってしまいました。
我々の終盤のオフェンスの方法が、大きく間違っていたとは思いません。
一般的と思われるセオリー通り、インサイドでしっかりと加点していきましたので、選手達は非常にうまくプレーしていたと思います。
しかし、終盤はディフェンスで力強く、アグレッシブに、千葉を抑えにいくべきゲームだったと思います。
二戦目は苦しい展開の中、一時は一ケタ台に迫るなど粘りましたが、後半は千葉のペースを崩せませんでした。特に、3Q序盤でターンオーバーなどで流れがつかめず、「勝ち試合では3Qをしっかりと粘り強く戦えている」と選手たちがよく口にするとおり、後半の入りが課題となりました。
――ゲームを通じて、我々の悪さが出てしまいました。
多くは共通認識・コンセプトに沿ってプレーできなかったことでチームにストレスが充満してしまい、ディフェンスの集中力を欠き崩壊を招いてしまいました。
ストレスが次のフラストレーションを呼ぶ悪循環でした。
ゲームの入りは悪くありませんでしたが、1Q中盤から崩れ、2Qは開始5分間千葉にスコアを許さず、ゲームを戻しかけましたが、2Q終盤にまた崩れてしまいました。
かなりアップダウンのある前半でしたので、選手達の言う通り3Qの入りは鍵となるゲームで、実際は大きなアップダウンの波をうまくつかみ、ゲームを変えることのできるチャンスは存在していたゲームでした。
私自身もフラストレーションを溜め込んでるチームに対し、快適にプレーできるようガイドできず、チームを引っ張り上げてやれなかったことをとても悔しく恥ずかしく思っています。
交流戦最後の試合となる今週末は、ホームで栃木ブレックスと対戦します。日本人初のNBAプレーヤーとして日本バスケ界を牽引してきた田臥勇太選手を迎えるとあって、チケットは完売席種も多く、レイクス史上最大の来場が見込まれています。多くのブースターの皆さんの後押しで、東地区首位の強豪相手にレイクスらしいバスケを見せたいですね。
――アルバルク東京や千葉と同じく、現在最も強いと見られているチームの1つです。
ウィスマンHC、田臥選手、渡邉選手、古川選手、遠藤選手、ブレントン選手、ロシター選手などコーチと主力選手が長い間同じチームに所属している栃木は、三河や川崎と同じくチームの成熟度があり、更に竹内選手、ギブス選手といった選手を補強し、今後の伸びしろも恐ろしいチームです。
この強敵に対し、我々は最高のブースターと共に、会場一丸となってチャレンジしたいと思います。
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バイウィーク明け&アウェー千葉戦に向けて
今季最後のバイウィークを終え、B1残留をかけた終盤戦に入っていきます。全60試合のシーズンも残り19試合と、最後の1/3を迎えることとなりましたが、チームの状況はいかがでしょうか。
――12月中旬から11連敗していましたので、最近はまた少し勝利できるようになってきましたし、連敗当時に比べるとゲームの内容は良くなってきています。
しかし、前回のバイウィークのブログでも書きましたが、毎日の練習を最高の練習にすることは様々な要因から難しいです。
大切なことは『日々、今できる限りのベストを尽くすこと』であり、誰もが100%ヘルシーで『全員が最高だった』は困難ですが、『全員がベストを尽くした』は可能です。
そのプロセスの積み重ねがチーム力の底上げをしてくれます。
少し勝てるようになり、特に直近で優勝争いをするチームに勝利したことは、我々は勘違いしてしまう恐れがあります。
今はもっともっと謙虚になるべきです。
2月の結果ではチームの状況は良く感じますが、それは今後いくつかの試合で良くも悪くもすぐに変わってしまいます。
私はもっと謙虚に自分達の良さを追いかけたいです。
2月は4勝3敗と初めて月間勝ち越しを果たしましたが、思い返すと、長い連敗を脱出した2/4(土)の秋田戦について、HCは「チームのコンセプトに従ってプレーしてくれていましたが、私の想像よりもずっと急にカチンとはまってプレーしてくれた感じがありましたので少し驚いています」と振り返っていました。そこから、チームが崩れにくく、粘り強い試合運びができるようになったように見られましたが、HCの目にはどのように映っていますでしょうか。
――チームの共通認識、プレーの理解力が深まってきたと思います。
我々のバスケットはどういうバスケットか、自分達がどう動けばどういうプレーができ、どのような効果が生まれるのか、どこにオープンができるのか、そしてその先にはどのような結果があるのか、それらをロジカル的に理解していきています。
そこには『自分達が正しくプレーできているかどうか』という判断基準を持つことができますのでメンタル面でゲームのモメンタムにも関わりがありますし、理屈的にミスやリバウンドとも関わってきます。
ディフェンスを含め『こうすればフラストレーションを緩和できる。では何故フラストレーションを緩和できるのか』も理解できてきていますので、ゲーム中にストレスに負ける状況も減ってきているのだと思います。
頭では理解してきています。後はそれらを常に継続できるかどうか、またどんな相手でも表現できる最低限のスキルを持ち合わすことができるかどうかが必要になってきます。
主軸である田中が左ひざの負傷で離脱しましたが、チーム全員で踏ん張っています。特に、長谷川が田中離脱後の9試合で、毎試合25分前後のプレータイム、うち6試合で二桁得点と、終盤のカギを握りそうですね。
――田中が負傷してから長谷川は相手のスコアラーやキープレーヤー、横浜で言えば川村選手、秋田で言えば田口選手、アルバルクで言えば田中選手にマッチアップし、スコアよりもディフェンスで素晴らしい仕事をしています。
スコアは長谷川であればボールが回ればこれぐらい取れますので期待していますし、本人も自信もプライドも持っています。
長谷川には継続的に信頼し期待していますが、”カギ”と言われれば私は長谷川1人ではなくチーム全員だと思っています。
また上記質問の『主軸である田中が左ひざの負傷で離脱しましたが、チーム全員で踏ん張っています。』の”チーム全員”には田中も含まれています。
怪我でコートに立てなくても田中も踏ん張り、田中も戦っており、田中もカギを握っています。
今週はアウェーで千葉ジェッツとの対戦です。今年1月に天皇杯を初制覇し、5人が1試合平均得点が二桁と、勢いのあるチームです。富樫勇樹選手とレイクス並里のスピード自慢のガード対決など、激しい戦いとなりそうです。
――富樫選手と並里のマッチアップはとてもワクワクするマッチアップであり、皆さんに楽しんでいただけると思います。
しかし、千葉はオールジャパンを制した最も勢いがあり優れたチームの1つです。
我々は上手くいっている時の自分達に少しずつ自信を持ち始めていますが、彼らは我々よりもずっと自分達に自信を持っているでしょう。
直近で日本一になったチームです。
激しい戦いにできるよう、前節と同じくチーム一丸となってチャレンジしてきたいと思います。
========================================
長丁場の交流戦もいよいよラスト、千葉&栃木の強豪2連戦です。赤く染まる船橋アリーナで、レイクスブルーの躍動を見せつけましょう!
☆アウェー千葉ジェッツ戦☆
3/11(土)16:00 TIPOFF、12(日)15:00 TIPOFF
船橋アリーナ
☆滋賀県PRブースも出展!
https://www.lakestars.net/news/game_20170311_20170312.html
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☆来週は元NBAプレーヤー田臥選手を迎え撃つ!3/18(土)、19(日)は栃木ブレックス戦!指定席は両日完売、自由席チケット購入はお早めに!
https://www.lakestars.net/news/game_20170318_20170319.html
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https://www.lakestars.net/news/19912.html
――12月中旬から11連敗していましたので、最近はまた少し勝利できるようになってきましたし、連敗当時に比べるとゲームの内容は良くなってきています。
しかし、前回のバイウィークのブログでも書きましたが、毎日の練習を最高の練習にすることは様々な要因から難しいです。
大切なことは『日々、今できる限りのベストを尽くすこと』であり、誰もが100%ヘルシーで『全員が最高だった』は困難ですが、『全員がベストを尽くした』は可能です。
そのプロセスの積み重ねがチーム力の底上げをしてくれます。
少し勝てるようになり、特に直近で優勝争いをするチームに勝利したことは、我々は勘違いしてしまう恐れがあります。
今はもっともっと謙虚になるべきです。
2月の結果ではチームの状況は良く感じますが、それは今後いくつかの試合で良くも悪くもすぐに変わってしまいます。
私はもっと謙虚に自分達の良さを追いかけたいです。
2月は4勝3敗と初めて月間勝ち越しを果たしましたが、思い返すと、長い連敗を脱出した2/4(土)の秋田戦について、HCは「チームのコンセプトに従ってプレーしてくれていましたが、私の想像よりもずっと急にカチンとはまってプレーしてくれた感じがありましたので少し驚いています」と振り返っていました。そこから、チームが崩れにくく、粘り強い試合運びができるようになったように見られましたが、HCの目にはどのように映っていますでしょうか。
――チームの共通認識、プレーの理解力が深まってきたと思います。
我々のバスケットはどういうバスケットか、自分達がどう動けばどういうプレーができ、どのような効果が生まれるのか、どこにオープンができるのか、そしてその先にはどのような結果があるのか、それらをロジカル的に理解していきています。
そこには『自分達が正しくプレーできているかどうか』という判断基準を持つことができますのでメンタル面でゲームのモメンタムにも関わりがありますし、理屈的にミスやリバウンドとも関わってきます。
ディフェンスを含め『こうすればフラストレーションを緩和できる。では何故フラストレーションを緩和できるのか』も理解できてきていますので、ゲーム中にストレスに負ける状況も減ってきているのだと思います。
頭では理解してきています。後はそれらを常に継続できるかどうか、またどんな相手でも表現できる最低限のスキルを持ち合わすことができるかどうかが必要になってきます。
主軸である田中が左ひざの負傷で離脱しましたが、チーム全員で踏ん張っています。特に、長谷川が田中離脱後の9試合で、毎試合25分前後のプレータイム、うち6試合で二桁得点と、終盤のカギを握りそうですね。
――田中が負傷してから長谷川は相手のスコアラーやキープレーヤー、横浜で言えば川村選手、秋田で言えば田口選手、アルバルクで言えば田中選手にマッチアップし、スコアよりもディフェンスで素晴らしい仕事をしています。
スコアは長谷川であればボールが回ればこれぐらい取れますので期待していますし、本人も自信もプライドも持っています。
長谷川には継続的に信頼し期待していますが、”カギ”と言われれば私は長谷川1人ではなくチーム全員だと思っています。
また上記質問の『主軸である田中が左ひざの負傷で離脱しましたが、チーム全員で踏ん張っています。』の”チーム全員”には田中も含まれています。
怪我でコートに立てなくても田中も踏ん張り、田中も戦っており、田中もカギを握っています。
今週はアウェーで千葉ジェッツとの対戦です。今年1月に天皇杯を初制覇し、5人が1試合平均得点が二桁と、勢いのあるチームです。富樫勇樹選手とレイクス並里のスピード自慢のガード対決など、激しい戦いとなりそうです。
――富樫選手と並里のマッチアップはとてもワクワクするマッチアップであり、皆さんに楽しんでいただけると思います。
しかし、千葉はオールジャパンを制した最も勢いがあり優れたチームの1つです。
我々は上手くいっている時の自分達に少しずつ自信を持ち始めていますが、彼らは我々よりもずっと自分達に自信を持っているでしょう。
直近で日本一になったチームです。
激しい戦いにできるよう、前節と同じくチーム一丸となってチャレンジしてきたいと思います。
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長丁場の交流戦もいよいよラスト、千葉&栃木の強豪2連戦です。赤く染まる船橋アリーナで、レイクスブルーの躍動を見せつけましょう!
☆アウェー千葉ジェッツ戦☆
3/11(土)16:00 TIPOFF、12(日)15:00 TIPOFF
船橋アリーナ
☆滋賀県PRブースも出展!
https://www.lakestars.net/news/game_20170311_20170312.html
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