アウェーでの千葉ジェッツ戦、惜しくも連敗となってしまいました。5,000人を超える大観衆の中でのアウェーゲームでしたが、レイクスらしさも随所に見せた二日間となりました。
――レイクスらしさと言えば、初戦は先月の勝利ゲームのような我々らしい良さが多くの時間で見ることができましたし、2戦目は我々らしい悪さが多く出てしまったゲームでした。
千葉が強豪とはいえ、結果が連敗となったことで、チームは改めて危機感を持ったと思います。
何人かの選手はゲーム後に「ちょっと何試合か勝っただけで自分達が勘違いしていたことが証明された」と言っていましたし、良いゲームと悪いゲームでの違い、オフェンス・ディフェンス、又はメンタル面での具体的な要素の違いを改めて認識できたと思います。
我々は恥ずかしいゲームをして恥をかき、ブースターの皆さんに辛い思いをさせてしまいました。
それを強く受け止め、こういうゲームの後こそチームの輪を大切にし、丁寧に、全員の力でステップアップしなければなりません。
初戦は序盤からボールがよく回り、オープンショットの場面を何度も作りました。惜しくもフィニッシュの精度を欠きましたが、オールジャパン制覇の千葉相手に一歩も引かない試合運びができたと思います。
――バスケットボールは、世界中のどんな選手でも全てのシュートを決めることはできませんし、どれほど優れたシューターでも(NBAで最も優れていると思われるシューター達でさえ)、フリースローですらシーズンを通じて100%にすることはできません。
我々にとって重要なことは、シュートまでのプロセスです。
チームのコンセプト通りにオープンを作れているか、行き当たりばったりではなくロジカル的にオープンができているか、アドバンテージを活用できているか、など、プロセスにはいくつかの道筋があります。
シュートまでのその道筋は、自分達自身にとっての共通認識であり、確認事項でもあります。
道筋が正しければ、我々は共通認識の元でプレーできていると確認でき、そういうオフェンスはたとえシュートが外れたとしてもチームにとって良いオフェンスだったと言うことができます。
プロセスが良ければ、自分達が上手くいっていると認識することができ、メンタル面でも自信を持ってゲームを優位に進めることができます。
これは、あくまでも40分後に勝敗を決する要素の中の1つですが、少なくとも初戦は多くの時間帯で良いオフェンスを見ることができました。
ただ、終盤は千葉ストーン選手、石井選手に立て続けに得点を許し、突き放されました。HCも試合後に「ラスト5分までは我慢強くいいゲームでした」と振り返ったように、最後の勝負どころで千葉の勢いを止め切れなかった印象です。
――4Q残り約4分にはリードしていましたので、そこまでは我々も悪くなかったと思います。
しかし、そこからストーン選手を中心とした千葉の勢いに押されてしまい、我々も終盤までクレイグを中心にスコアし点の取り合いとなりましたが、押し切られてしまいました。
両チーム同様にスコアしていましたが、千葉の方が勢いがあり、我々の方が苦しかった印象です。
戦術面でのテクニカルなことも関係していますが、我々はストーン選手のアタックに対し後手になってしまい、終盤のディフェンスをアグレッシブにしきれなかったことも大きい要因だったと思います。
我々は、クレイグのインサイドや狩野のジャンプシュート、ジュリアンのフリースロー等で2点や1点ずつ加算していきましたが、ディフェンスで後手に回ってしまった我々に対し、千葉は連続3Pやファールをもらっての3点プレーなど、ポゼッションごとに我々よりも1点ずつ多く加算していってしまいました。
我々の終盤のオフェンスの方法が、大きく間違っていたとは思いません。
一般的と思われるセオリー通り、インサイドでしっかりと加点していきましたので、選手達は非常にうまくプレーしていたと思います。
しかし、終盤はディフェンスで力強く、アグレッシブに、千葉を抑えにいくべきゲームだったと思います。
二戦目は苦しい展開の中、一時は一ケタ台に迫るなど粘りましたが、後半は千葉のペースを崩せませんでした。特に、3Q序盤でターンオーバーなどで流れがつかめず、「勝ち試合では3Qをしっかりと粘り強く戦えている」と選手たちがよく口にするとおり、後半の入りが課題となりました。
――ゲームを通じて、我々の悪さが出てしまいました。
多くは共通認識・コンセプトに沿ってプレーできなかったことでチームにストレスが充満してしまい、ディフェンスの集中力を欠き崩壊を招いてしまいました。
ストレスが次のフラストレーションを呼ぶ悪循環でした。
ゲームの入りは悪くありませんでしたが、1Q中盤から崩れ、2Qは開始5分間千葉にスコアを許さず、ゲームを戻しかけましたが、2Q終盤にまた崩れてしまいました。
かなりアップダウンのある前半でしたので、選手達の言う通り3Qの入りは鍵となるゲームで、実際は大きなアップダウンの波をうまくつかみ、ゲームを変えることのできるチャンスは存在していたゲームでした。
私自身もフラストレーションを溜め込んでるチームに対し、快適にプレーできるようガイドできず、チームを引っ張り上げてやれなかったことをとても悔しく恥ずかしく思っています。
交流戦最後の試合となる今週末は、ホームで栃木ブレックスと対戦します。日本人初のNBAプレーヤーとして日本バスケ界を牽引してきた田臥勇太選手を迎えるとあって、チケットは完売席種も多く、レイクス史上最大の来場が見込まれています。多くのブースターの皆さんの後押しで、東地区首位の強豪相手にレイクスらしいバスケを見せたいですね。
――アルバルク東京や千葉と同じく、現在最も強いと見られているチームの1つです。
ウィスマンHC、田臥選手、渡邉選手、古川選手、遠藤選手、ブレントン選手、ロシター選手などコーチと主力選手が長い間同じチームに所属している栃木は、三河や川崎と同じくチームの成熟度があり、更に竹内選手、ギブス選手といった選手を補強し、今後の伸びしろも恐ろしいチームです。
この強敵に対し、我々は最高のブースターと共に、会場一丸となってチャレンジしたいと思います。
☆元NBAプレーヤー田臥選手を迎え撃つ!3/18(土)、19(日)ホーム栃木ブレックス戦!指定席と1階自由席は両日完売!2階自由席の購入はお早めに!
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