2ゲーム差で迎えた先週の大阪戦、苦しい展開の2試合をものにして、上位争いに踏みとどまりました。沖縄、京都戦での連敗のトンネルを抜け出 し、上位争いに向けて復調してきましたね。
――4連敗という危機的状況で、沖縄・京都という強豪相手で心身共に疲労していましたが、チームは本当によく頑張ってくれました。
また、両日とも非常にエキサイトしたゲーム展開で、実際はもっと荒れてもおかしくはなかったゲームだったと思います。しかし、大阪・桶谷HCとレフリー3人のお陰で必要以上に荒れるのを食い止めて頂き、ゲームは拮抗し白熱した良いゲームになりました。
今回のようなエキサイトしたゲームは、コーチとして私も難しいゲームでしたし、レフリーの立場や気持ちを考えると、レフリーはもっと大変だったでしょう。
改めて、対戦相手とレフリーにリスペクトの気持ちを持ってゲームを行うべきだと再認識できたゲームでした。
初戦、2戦目ともに60点前後と得点が伸び悩みながらも競り勝ちました。リバウンド争いや、相馬選手をはじめとする相手のシューター対策など、 大阪の強みをうまく抑えたことで勝利に繋がりましたね。
――両日とも多くの時間でディフェンスの実行力が高いゲームをすることができました。
大阪はディフェンスがとても良いチームですので、我々のオフェンスが大変になることは予想できましたが、ディフェンスで我慢し大崩れすることなくゲームを行えました。
ディフェンスのプレッシャーが厳しい大阪に対しターンオーバーも少なかったですし、リバウンドに関しても前節京都戦とは別のチームのようにファイトすることができ、準備したことの多くをコート上に落とし込めました。
また、ロースコアの展開の中でもボールを動かしバランス良くスコアできたことも、勝因の1つだと思います。
相馬選手に対してはこれまでは基本的には加納がマッチアップしていましたが、今回のゲームでは横江・小林にマッチアップさせてみました。大阪の日本人選手の得点源である相馬選手に対して、横江・小林は非常に良く守ったと思います。
レイクスでは日曜日のロッカールームで前日の試合のビデオ・セッションを行いますが、今回選手に見せた映像はいつもよりも実行力の高かった良いプレーのシーンが多かったです。
2戦目の試合後、HCは勝因を「勝利を勝ち取ろうという気持ちがあった。勝ち取ることはできなかったけど、転がり込んできた」と表現しました。 選手に勝利への強い気持ちが出てきた半面、それを着実につかみとる戦術的な成熟はまだまだ図れるというところでしょうか。
――日曜日のゲームはどちらが勝ってもおかしくはない展開だったと思います。あと1分ゲームが長かったらもしかしたら負けていたのは我々だったかもしれません。
特に、4Q終盤は勝利を自らの手で掴み取るチャンスはいくつかありましたが、うまくいきませんでした。それは大阪にも言えることで、両チーム思い通りにいかない中で、我々に勝利が転がってきた感じでした。
それに対し、次節で対戦する島根と1月にホームで戦った時は、土曜日のゲーム終盤にビッグショットを決め「勝ったかな」と勝利を掴み取りにいけたと思いましたが、そのゲームは負けました。
どちらもバスケットボールで、その瞬間を切り抜いて考えることも重要ですし、40分のゲームをトータルコーディネートすることも重要です。
私はゲーム終盤に選手が選択した戦術的な方法は悪かったとは思っていません(もちろん「たら・れば」を考え、もっと良い方法を考えるのは私の仕事ですが)。うまくいかなかった時でも勝ちきれたことに価値があると思います。
日曜日のゲームは、トータルで見れば溝口・鈴木が前半にチームを助けてくれたこと、瞬間を切り抜けば4Q6:53秒からのオフェンスで横江がジャンプショットを決めたオフェンスが勝利の要因だったと思います。
いよいよレギュラーシーズンも残り4試合。今週はアウェイでの島根戦です。リーグリバウンド王のジョシュ・デービス選手を擁して大阪同様にリバ ウンドに強みを持つ島根ですが、浜松、大阪と計3チームによる4位争いを制してプレイオフホーム開催を勝ち取るには、落とせません。
――島根はbjリーグで最もリバウンドの強いデービス選手と、ランダル選手、マーシャル選手、山本選手、澤岻選手、横尾選手、阿部選手やルーキーの岡本選手などタレントが揃っており、とてもバランスの良いチームです。
タフなゲームが予想されますが、沖縄・京都に連敗したのにも関わらず、大阪戦での選手のファイトのお陰で、今なおサバイバルに生き残っているこのチャンスを掴み取りにいきたいと思っています。
そして、来週は今季最終戦。bjリーグとしてのレギュラーシーズン最終戦で、ホーム県立体育館に高松を迎え撃ちます。振り返ると、2008年に レイクス参入初年度のファーストゲームも、県立体育館でのゲームでした。レイクスは今季32勝を上げており、昨季記録した34勝というシーズン最多勝利数も迫っています。レイクスの歴史に新たな一ページを刻んで、プレイオフに突入したいですね。
――レイクスの歴史の中での最多勝利数は大きなことだと思いますし、今シーズンの異常にレベルの高いウエスタン・カンファレンスでは尚更でしょう。
しかし、チームはその記録で満足することはありませんし、その記録は我々の目標でもありません。
優勝という目標を達成する為に、まずレギュラーシーズン残り4試合を、一戦一戦丁寧に戦いファイトしたいと思っています。
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大阪との関西ダービーを連勝し、4位を狙える位置に踏みとどまったレイクス。2日間にわたる激戦を制し、レギュラーシーズンも残すところ4試合となった。タレントぞろいの3位島根とは、1月のホームでの対戦では、勝てるゲームを落としての一勝一敗。今度は連勝で、プレイオフホーム開催へ大きく前進したいところ。青と青のプライドが、アウェイ島根でぶつかり合う!
☆アウェイ島根スサノオマジック戦
4/16(土)19:00 TIPOFF、17(日)13:00 TIPOFF
島根県立体育館
http://www.susanoo-m.com/7218/
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☆TKbjリーグ、クライマックス!来週は今季最終戦4/23(土)、24(日)新型BOON誕生の滋賀ダイハツpresents 高松ファイブアローズ戦@県立!
①1階席オンライン前売券はメモリアルクリアファイル付き!4/15(金)まで!
http://www.lakestars.net/news/detail/id/2281
②好評第2弾!バスケ観戦お見合いパーティー、今回は4/23(土)、24(日)の両日開催!
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☆申込受付中!4/28(木)ミシガン感謝祭&5/5(木・祝)アリーナ感謝祭!
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